公開日付:2014.06.30
6月30日17時現在で有価証券報告書で確認された役員報酬1億円以上を受け取った役員の個別開示を行ったのは189社、人数は359人だった。2014年3月期決算企業2,470社の有価証券報告書がほぼ出そろった。
359人のうち、2013年3月期と2014年3月期決算で連続して個別開示された役員は224人。新たに開示された役員は135人。報酬額のトップは(株)キョウデンの橋本浩最高顧問が12億9,200万円だった。
企業別の最多開示人数は三菱電機(株)の18人。2012年3月期のファナック(株)の開示人数14人を抜き、2010年3月期から開始された開示制度で最多人数となった。
2014年3月期は各企業の好業績を反映して、開示制度が始まった2010年3月期以降、個別開示人数・社数ともに最多となった。
- ※役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。
役員報酬1億円以上 (株)キョウデン 橋本浩最高顧問が12億9,200万円で最高
6月30日17時現在、有価証券報告書の提出が確認された企業は2,464社で、このうち役員報酬1億円以上の個別開示が確認されたのは企業数で189社、人数で359人だった。
役員報酬最高額は(株)キョウデンの橋本浩最高顧問が12億9,200万円(2013年3月期:開示なし)。次いで、カシオ計算機(株)の創業一族の樫尾和雄社長が12億3,300万円(同:開示なし)、樫尾幸雄特別顧問が10億8,300万円(同:開示なし)と続く。個別開示で連続して開示された224人のうち、160人が2013年3月期に比べ役員報酬額が増額。また2014年3月期に新たに開示に加わった人数は135人であった。また、5年連続で個別開示された役員は119人だった。
企業別開示人数 三菱電機が18人で過去最多人数を更新
6月30日17時現在、役員報酬1億円以上の個別開示を行った企業189社のうち、三菱電機が18人(2013年3月期1人)で最多。次いで、ファナックが10人(同13人)、三菱商事(同6人)と三井物産(同4人)が8人、野村ホールディングス(同5人)とトヨタ自動車(同3人)が各7人だった。また、複数人の開示を行った企業は74社だった。
連続して開示した148社のうち、2013年3月期に比べ開示人数が増加したのは26社。また、2013年3月期は個別開示がなく、2014年3月期に開示したのは41社だった。
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