「風評被害で売り上げ減」東電から400万詐取
東京電力から福島第一原発事故の風評被害の賠償金をだまし取ったとして、警視庁は2日、横浜市神奈川区三ツ沢上町、自称倉庫作業員、浅野博由容疑者(44)と、東京都台東区北上野、無職佐川寿美容疑者(46)の2人を詐欺容疑で逮捕した。
発表によると、2人は2012年7月、福島県内で営業する人材派遣業者であるように装い、「原発事故によってホテルへのコンパニオン派遣業の売り上げが減った」との理由で、東電から賠償金約400万円をだまし取った疑い。
同庁は、2人がほかに4社を使って、東電から同様に約2000万円の賠償金をだまし取ったとみている。
2014年06月02日 11時37分
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