畑中謙一郎
2014年6月3日01時54分
(1日、メモリアル・トーナメント 米男子ゴルフ)
米ツアーの中で松山英樹の優勝に驚く関係者はいないだろう。日本勢最多の3勝を挙げた丸山茂樹は「足りないものがあるとすれば経験ぐらい。技術的には優勝は時間の問題でしょう」と春先から予言していた。
松山の昨季の平均スコアは68・77。ツアーメンバーではなく、公式ランクには入っていないが、1位のスティーブ・ストリッカー(米)を上回る数字だった。今年4月のマスターズでは初の予選落ちを喫したものの、故障していた左手首の回復とともに復調。今大会では、自信を持っているアイアンの高い精度が際だち、世界ランク1位のアダム・スコット(豪)や4月のマスターズで2度目の優勝を果たしたバッバ・ワトソン(米)に競り勝ったことに、成長の跡がうかがえる。
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