高校野球の第134回九州地区大会(九州地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は25日、熊本・藤崎台で決勝があり、沖縄尚学が5―4で創成館(長崎)を破って、2季連続4度目の優勝を果たした。4点先行された沖縄尚学は4回、二つの敵失につけ込んで追いつき、7回に赤嶺拓の適時二塁打で勝ち越した。エース山城は序盤で4失点と苦しんだが、尻上がりに調子を上げて完投した。沖縄勢の秋春連覇は、新垣渚(現ソフトバンク)を擁した1997~98年の沖縄水産以来。