事件【東日本大震災】宮城・南三陸町で75センチ地盤沈下 国土地理院「過去最大の沈下」2011.3.14 13:43

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【東日本大震災】
宮城・南三陸町で75センチ地盤沈下 国土地理院「過去最大の沈下」

2011.3.14 13:43 地震・津波・地球科学

 津波被害を受けた東北地方の太平洋沿岸で地盤沈下が相次いでいたことが、国土地理院の地殻変動分析で分かった。津波被害で壊滅状態となった宮城県南三陸町の志津川では水平方向に4・42メートル移動し、75・27センチ沈下していた。

 同院測地観測センターによると、GPS(衛星利用測位システム)を用いた分析の結果、志津川のほか同県石巻市の河北で67・43センチ、東松島市の矢本で58・84センチ沈下。内陸部まで津波の被害に見舞われた福島県相馬市の相馬でも37・25センチの沈下を観測した。

 同院の丸山一司地殻監視課長補佐は「過去これほど大きく沈下したことはなかった。それだけ地震の規模が大きかったと考えられる」と話している。

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