パチンコ日報

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業界関係者にお尋ねします。子供がパチンコをやりたいといったらあなたはどう答えますか?

2010-12-20 06:30:50 | 営業1号
業界人に「あなたの子供か知り合いが18歳になって『パチンコをやりたいんだけど』と相談を受けた時、どう答えますか?」

ハッとする質問だ。

恐らく業界人の大半は「止めておけと」と答えるだろう。

改めてアンケートを取ってみるのでご協力ください。

その時質問した人は「全員が止めとけという業界に将来があるはずもない。パチンコが社会的に存在するためには、今業界が変わらなければならない。そのラストチャンス」と断言する。

正月前には「MAXを入れて抜きましょう」。正月が明けると「やさしい機械を入れましょう」とメーカーはそんな営業を繰り返してきた。

今の機械のスペックで業界を続けることには無理がある。

客の金が続かない。

今年の夏まで365日、毎日パチンコを打ち続けていたパン屋の主人。1回の予算は2万円だったが、11月頃からホールへ足を運ぶ回数が激減した。

「18歳からのパチンコ依存症でね。最近の機械は出玉が少ないので面白くない。これではカネが続かない。同じ1万円の投資でも昔の機械の方が面白かった」

中学校の前でパン屋を始めて30年。手づくりパンが受けて創業から15年間は大繁盛した。ところが、中学生の食生活も変わり、パンを食べなくなってきた、という。

加えて、近くにコンビニが増えて、さらに売上げが下がっていった。中学生は親から貰った昼飯代でコンビニでおにぎりや菓子を買うようになったからだ。

夕方になってもパンがたくさん残っている。

店の売上げが落ちる中、パチンコ代を削らざるを得ない状況に陥っている。自営業でカネに余裕のあった人でさえカネが続かなくなれば止めざるを得ない。

折りしも、「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」という本まで出版されている。

日本と韓国ではパチンコの歴史そのものが違うので、歴史の浅い韓国では廃止できたが、そんな脆弱な地盤の韓国へ投資ツアーを組んだコンサル会社もあったように記憶している。

「お客さんの財布の中身を考えながら商売しなければならないのに、それを無視している。若い人の財布の中身を見れば、ギャンブル性の高いパチンコができるはずもない。ビギナーズラックで勝ってパチンコにはまる人もいるけど、その確率は極めて低い。もっともっとハードルを低くして入門者を増やさなければならない」

2〜3万円持っていかなければ遊べない、というレベルが異様で桁を一つ落とす覚悟がなければ、業界に将来はない。

連発機禁止以来の大波が年明けにも起ころうとしている。

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