パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫

tetorayade@hcn.zaq.ne.jp


常連さんの手紙に心を動かされたオーナー

2013-12-31 05:57:57 | 営業1号
都内に勤務する店長が常連さんから旅行を誘われた。店長は行きたかったが丁重に断った。

常連さんは女性ばかりの8人のグループで、平均年齢は70歳以上。女性といっても、おばあちゃんたちばかりだが、黒1点というのも気が引ける。

旅行に誘われたことはオーナーに報告した。

するとオーナーはここで、はたと思い浮かんだ。

「旅行といえば夜は宴会はつきもの。宴会の食事のグレードアップと飲み放題のプランをホテルに電話しろ!」

すぐに店長にホテルに手配するように指示した。費用はオーナーのポケットマネーだった。

行楽シーズンの秋口に、8人のおばあちゃんたちは、連れ立って熱海まで1泊の温泉旅行に出かけた。

おばあちゃんたちは、いつもホールで出会うだけで、それぞれの素性は詮索することはなかった。

今回が初めての旅行だった。

ホテルに着いて、温泉で体を休めた後、お楽しみの宴会が始まった。

ホテル側からホールの好意で、宴会の食事がアップグレードされたことと飲み放題になっていることを知らされる。

9800円の一泊旅行の料理が、豪華になったことに感激したことはいうまでもない。

旅行から帰るとおばあちゃんたちから感謝の手紙を店長が受け取った。

「年を取ると新しい店へ行く気力もない。新しいところへ行っても知らない人ばかり。やっぱり知っている人がいる店で遊ぶのが一番落ち着く。私たちにとってこの店は終の棲家。死ぬまでこの店でお世話になります」

この手紙を読んでオーナーは心を動かされた。自分の店を終の棲家だと思ってくれているお客さんがいるわけだ。

「必要以上の粗利を取ってはいけない。粗利は食べていけるだけの適正粗利でいい。盆や正月だからといって釘は閉めてはいけない」

今年の12月、ボーナスシーズンになっても、釘は必要以上に閉めることはしなかった。

21日からの3連休は前年対比で10%の稼働アップとなった。

「やはり、釘を開けて回すとお客さんは来てくれることを改めて思い知りました」と店長。

お客さんの顔が見える営業をしていたら、簡単に釘を閉めることはできない。

オーナーの覚悟はできた。

正月は黙っていてもお客さんが来るので、極めて渋い釘になるのが、業界の常套営業だが、平常営業で突っ走ることを。

今いる50代のお客さんが後、20年以上パチンコを続けてもらうためにも。


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パチンコ日報アワード2013

2013-12-30 05:20:40 | 営業1号
年末なので日報の2013年を振り返ってみた。

部門は「いいね」と「コメント」の2つに分け、それぞれ数が多かった順に並べ、ベスト10形式にした。

まずはいいね部門から。

10位 53いいね

出でよ!チューリップ台でお客を夢中にさせるメーカー

液晶一辺倒からの脱却をそろそろメーカーは図るときに来ている。面白い機械を作るのがメーカーの役目だ。

9位 57いいね

沖海3の甘デジ出荷停止の顛末

問題が大きくなる前に、勇気を持って出荷停止に踏み切ったメーカーに拍手。

8位 59いいね

営業停止理由を正直に書いたホール

営業停止理由を包み隠さず書いて張り出したホール。これは素直にいいねが押せる。

7位 64いいね
機械販社が開始したコンシェルジュサービスとは

フィールズが開始したホールのお役立ち情報提供サービス。組織票のにおいがしないでもない。

5位 71いいね
JRがホール事業新規参入決定


いまや4月1日の定番ネタ。これにまんまとひっかかる人は今年も続出。電話をあっちこっちにかけまくった人もいた。

5位 71いいね
従業員が禁止されている客からのプレゼントを受け取ってしまった場合、あなたが店長ならどうする?

業界の常識は他業界の非常識的なことも多い。このテーマもその一つだった。現場管理者に問題意識を投げかけた。

4位 75いいね
4パチで毎日安心して遊べる…ピーアークの新たな挑戦

まだ、記憶に新しいピーアークの挑戦。36個交換と中古機で4円パチンコ再生にかける意気込みが共感を得た。

3位 96いいね
女性の力がホールを変える!

アイキャンディ・福森加苗代表の講演録。女性社員ばかりの会社の女性社長が、パチンコ業界での女子力の強化で売り上げアップについて語る。

2位 223いいね
既得権益がこれまでカジノを潰してきたと猪瀬都知事が発言

東京オリンピック招致が決定後の9月21日、まだ都知事で、東京にカジノを誘致したい猪瀬氏がテレビ番組に出演して、カジノ合法化のメリットを訴えた。

1位 1040いいね

Z80が原因でメイン基板のプログラマーの高齢化が進む

文句なし、ぶっちぎりの1040個のいいねを獲得して1位に輝いてしまった。これは業界のプログラマーの悲哀を書いたものだったが、パチンコ業界以外のプログラマーの琴線に触れた。

この記事がヤフーニュースで取り上げられると、ガジェット通信財経新聞でも取り上げられたほか、掲示板でもスレッドが何本か立った。

パチンコの中身が未だにZ80でできていることに、驚きの目で見られた。

一方のコメント部門。こちらは時として炎上してコメントが増えることも少なくなり。

10位 74コメント

4円パチンコは無理じゃない

HS企画の出口氏の寄稿。理想でめしは食えないなどの反論に出口氏が答える。

9位 79コメント

コーヒーレディーからの反論

炎上マーケティングの見本。反論というだけでも盛り上がる。

8位 80コメント

地元の主婦らに会員カードを作らせるウチコ軍団


ウチコ対策に喧々諤々の議論が続いた。

7位 91コメント
4円甘デジを意識することが業界を救う

元店長の寄稿。4円再生のヒント。これで甘デジの中古機相場が急騰したなんてこともありや、なしや、と。

6位 100コメント

ぱちんこ愛はあるかい?

CRAナカムラ氏からの寄稿。これはナカムラ氏が丁寧にコメントを返した結果。カテゴリーまで作っているのに、第二弾が届かない。

5位 101コメント
業界の救世主とは何か? その8(最終回)

元店長の寄稿シリーズ最終回。各機種の固定客リストを作る事により、見えないホール状況が見えてきます、と締めくくった。

4位 104コメント
こんな店では打ってはいけない

HS企画の出口さんの寄稿。元業界コンサルが明かす打ってはいけない店の具体例。こういうネタはアンチが最も食いつきやすい。

3位 105コメント

この写真を見て考えをコメントしてください

元店長からの宿題。たくさんの人が回答を寄せてくれました。

2位 113コメント
新台価格をオープンにして、余った機械代を出玉還元

スロットメーカーの開発関係者からの寄稿。メーカーがホール営業に対する提案が斬新だった。

1位 129コメント
人格障害とパチンコ

タイトルからして炎上しそうだが、案の定。人格障害でことさらパチンコ業界をたたく人もいる。そんなことを書いたらたちまち炎上した。


以上がパチンコ日報アワード2013でした。


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正社員にヘルパーの資格を取らせるホール登場!?

2013-12-29 05:29:09 | 営業1号
ここ最近、デイケアサービスの受け皿としてのパチンコ店とか、託労所計画とか、高齢化社会に対応したパチンコ店のあり方について紹介してきたが、北海道のホールでは、正社員にヘルパー資格を取得させる計画が持ち上がっている。

冬が長い北海道。特に高齢者は一度来店するとほかの店には移動したがらない。低予算で1日ホールで暇がつぶせたらそれでいい、というお年寄りも少なくない。

1パチでも等価営業となると長時間遊べない。そういう不満が充満しているようだが、北海道こそ1パチ、5スロの専門店にして、パチンコは160個、スロットは32枚交換で営業すれば、家に閉じこもっているスリープユーザーにも来店してもらえる、というものだ。

お年寄りにもっと気軽に来店してもらうための、秘策として考えられたのが、正社員全員にヘルパーの資格を取得させることだった。

お年寄りも社員が全員ヘルパーの資格を持っていたら、安心して遊べるのではないか、との思惑もある。

社員にしてもヘルパーの資格を取ることは、ひとつの励みになる。また、資格を持つことで、ホールを退職しても潰しが利く。

さらに、ホール企業が今後介護ビジネスに参入する時にも、即戦力を抱えていることになる。

では、ヘルパーの資格とはどのようなものか?

一般的には「ホームヘルパー2級」といわれていたもので、それが、2013年4月1日から「介護職員初任者研修」に変わった。

介護職員初任者研修のカリキュラムは全部で130時間の内容。介護の職務についての理解を深めたり、 尊厳の保持や自立支援、介護の基本知識、老化や認知症への理解を深めたりする。

この130時間という時間はホームヘルパー2級の時と変わらないが、以前は必須だった施設実習がなくなり、 その代わり、筆記試験に変更された。

資格取得に最短で1カ月を謳うところもあるが、3カ月をメドにしている都道府県もある。費用は3万円〜10万円といったところ。

資格を持つと「身体介護」ができる。

具体的には以下の通り。

・食事の介護
・排出の介護
・入浴の介護
・通院等の介護
・身体の清潔の介護
・外出時の移動の介護
・排泄の介護

ちなみに、資格を持つと介護員の時給は、1800円以上、といわれている。

ホールは老人介護ビジネスと極めて親和性が高い。いうまでもなく、今来ているお客さんがそのまま顧客になる可能性が高いからだ。



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店内を禁煙(分煙)にしたい

2013-12-28 05:30:07 | スロキチ
最近、タバコをやめました。

うちの会社は社員4人ですが、誰もタバコを吸っていません。

4人のうち3人は最近までタバコを吸っていたのですが、一人がやめたら、順番にやめていき、残るは私だけになり、肩身の狭い状態になりました。

自宅は禁煙、車の中も禁煙、事務所の中は肩身の狭い状態と吸える場所が減り、タバコが吸えないことがストレスとなり、このストレスを無くすために、タバコをやめてみました。

前置きはこの辺にしまして、うちのお店を禁煙(分煙)にしたいと思っています。

店内の空調は永遠の課題です。

空気清浄機やサーキュレーターは至るところに置き、かなり改善はされましたが、完璧ではありません。

完璧にするには禁煙(分煙)しかありません。

1階2階の1カ所ずつの休憩コーナーのみに灰皿を置き、全ての遊技台での喫煙をやめてみたいと思っています。

今、禁煙(分煙)にしていないのは、パチンコホールぐらいしかありません。
どの娯楽施設でも、タバコを吸う所定の場所があり、禁煙(分煙)になっています。

新幹線、ゲームセンター、商業施設など、ほぼ何処も分煙になっています。

最近、ダイナム信頼の森やSuperD'station千葉みなと店など、全面禁煙(分煙)にしているお店も出てきています。

1000台規模のSuperD'station千葉みなと店が全席禁煙にして、支持を受けたのは驚きました。

おそらく、ダイナム信頼の森やSuperD'station千葉みなと店の綺麗な遊技環境に慣れたお客様は、他の禁煙(分煙)になっていないお店には行かないのではないかと思います。

数年後には、パチンコホールも禁煙(分煙)がスタンダードになるのではないかと思っています。

いつ、自店を禁煙(分煙)にするのか?

自店のお客様の禁煙率を調べ、過半数である50%を越えていたら、禁煙(分煙)にしたいと思っていますが、タバコを吸っているお客様を失うかもしれません。

勇気、決断力。

もう少しだけ考えてみます…



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衰退は当たり前

2013-12-27 06:01:24 | 物申す
ハンドルネーム「パチスロ歴10年」さんのコメント。今の新台はユーザーから見ても「版権の展示ムービー」と実に辛らつだ。

この一言からもわかるように、ユーザーは今の新台をそれほどありがたがっていない。

それでもホールは、メーカーの新機種戦略に踊らされる。

以下本文

今はネット情報などで多くのユーザが機械代がどれくらいで取引されているのか知っている。正直、自分がはじめた頃は機械代が値するのか?知らなかったし、機械が入れられるホールは資金繰りに余裕があり、還元にも回せるホールという風潮にあった。

でも今世間の考えはメーカがボロ儲け、ホール、エンドユーザが泣き寝入りという図式が浸透してしまっていて、新台に対する付加価値を感じない。

寧ろ、それだけ新台を入れられる金持っているなら、少しぐらいは還元に回せよ、と思ってしまう。

これは当初の自分が単純に無知であり、昔からこの図式は変わっていないという業界通の意見が出そうだが、昔は業界内の上下関係がどうなっているのか?などを伝える情報源が無かったのは事実だと思う。※これに関しても私が無知なだけかもしれない。

今の時代に合うイベントはどちらかと言うと、1円パチンコに新台を導入しました、や、中古機を導入しました、という文言の方がエンドユーザにダイレクトに伝わると思う。

中古機と言うのも、昔の廃れた機械ではなくて、例えば新台を2週遅れで購入し、あの新台を中古機として安く仕入れました。みたいな宣伝文句が効果的だと感じる。

パチンコ屋もデパートや電気屋みたいな感覚を持つべきだと思う。消費者はバーゲンなどで如何にその店が安く仕入れ、安く提供出来るか?でその店に出向いたりする。

新台最速導入?

地域一番の新台設置台数?

勘違いしている。

今のパチンコ台はiPhoneやiPadのような最先端技術でも、独自な物でもなんでもない。

単なる版権の展示ムービーに過ぎない。

ホールは最先端のiPadを10台も買える価格で、版権の展示ムービーを購入している。

これが通用する事自体が、そもそもおかしい。

淘汰されるべくして、されているに過ぎない。

パチンコ業界の衰退は当たり前の事であり、発展する事自体が社会の摂理に反している。

パチンコ本来の文化をしっかり考え直し、パチンコのおける独自の価値を見出して欲しいと思う。


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機械代のムダを見える化

2013-12-26 06:01:29 | 営業1号
高額な機械代がホール経営を逼迫しているのは間違いないことだが、それでも「新台がなければ営業が成り立たない」という呪縛から、ホールもそろそろ脱却する時期になっている。

新台をすべて否定するわけではない。不必要なものは買わないのが一番だが、売る側も機歴販売をさらに強化して「新台恐怖症」を植えつける。

そもそも、その機歴販売の「本命」が、ことごとく裏切られているわけだから、ホール側の学習能力も疑われる。

機械の購入費の効率を経営者視点で帳票にして、数字で見えるようにしたのがオフィスジャパンだ。難しくいえば「台当たり販管費と機械代を管理し、店舗の投資利回りを指標化する」。機械代の無駄の見える化だ。

最近の機械は導入から1カ月で半値、1/3になる機械も珍しくはない。それらの機械は稼働も利益も取れない機械だ。

財務会計の機械代の簿価と管理会計の中古市場価格に基づいた資産価値合計は当然違ってくる。

例えば、こんなケースがある。

4パチと20スロの等価営業。

4パチの年間平均稼働は3万5595で台粗5550円。20スロは1万3681で台粗は3807円。

この店の機械購入費を除く販管費(地代家賃、人件費、リース代、販促費)は年間で1日1台当たり2500円かかっている。

1年間でかかった機械購入費は2億952万8050円(機械代簿価)。台粗から販管費を差し引き、さらに機械購入費を引くとパチンコの純利益総額は8779万6395円、台当たりでは710円。一方のスロットは▲1億8445万6773円の純損失で、台当たり▲1201円。合計では台当たり▲246円の損失を生み続けた1年だった。

はたから見ると高稼働ホールながら、中身は赤字。収益悪化の大きな原因はスロットの収支構造だった。機械代の投資対効果(ROI)は、マイナスとなっており、機械代をかければかけるほど営業損失が膨らむことに。

遊技台の投資が稼働貢献しているかどうか、オフィスジャパンが提供するOJISの平均稼働情報に対して自店との現状を比較すると、このホールはパチンコ、スロットともほぼ全機種で平均稼働を上回っていたが、スロットの主軸機種などでは一部下回ったものもあった。

店舗の全体平均稼働では近年まれに見る高稼働ホールといえるが、その稼働を達成するための投資配分が妥当かどうか検証する必要がある。

オンラインOJISというネットワークを使って、中古機の市場価格情報(週平均価格、最低価格、最高価格)を提供することで、今、売却したら純利がいくらになり、利回りがいくらになるかも分かる。これは機種の増減台数を検討するうえでの大きな指標となる。

これが結果的には遊技機メーカー毎の機種別成績表にもなる。

「機械代の無駄を理性で表します。パチンコのいい悪いはマーケット(お客さん)が決めること。パチンコの魅力がなくなったから打たなくなっている。価値のない機械は買わないこと。機械代の投資効率を高めたらもっと収益性の高い業種になる。投資効率をよくするということは、減らした機械代をお客さんに還元すること。ホール営業で出玉は最高のサービス。出玉がないことはお客さんの楽しみを奪っている。面白かった、楽しかった、ストレス解消になった、とパチンコ本来の姿に戻らなければパチンコの未来はない」(新井代表)と断言する。



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換金の上限5万円(案)

2013-12-25 05:38:09 | 営業1号
徳洲会から5000万円を受け取った問題で猪瀬東京都知事が辞任した。根が真面目なのかウソが突き通せず、連日の総務委員会で鋭い質問に矛盾がボロボロ出た。

ここに来て、徳洲会が元国民新党代表の亀井静香議員にパーティー券の代金2000万円を渡していたことが明らかになった。

国民新党時代だから2008年と随分前の話だが、政治資金収支報告書に記載されていなかった。

徳洲会が政治家にカネをばら撒いているのはこんなもんではない。まだまだ氷山の一角、といっていいだろうが、亀井議員の名前がこのタイミングで出てきたことは、亀井議員の神通力も衰えてきた、ということか。

ちなみに、現在はみどりの風に所属しているが、亀井議員の所属政党を何人の人が正しく答えられるか、というぐらい過去の人になろうとしている。

みどりの風は先の参院選で4人が落選。現在は、亀井議員と阿部知子議員の2人だけになり、政党交付金を給付されるための所属国会議員が5名以上という要件に達していない。

パチンコ業界は亀井先生によって育てられたような一面もある。難局を助けられたメーカーも少なくないが、亀井先生も77歳という高齢で政界から引退してもおかしくない年齢に達している。

スロットの4号機時代、機種によっては100万円も勝てるような、合法賭博機が跋扈したこともあった。

この現状を取り締まる側の警察関係者も苦々しく思っていた。

「1日の換金の上限額を決めてしまう話も出ていた。例えば、1日5万円までに規制してしまうような」

この話を聞いて思わず質問した。

「1回3万円交換して、2回目は2万円で5万円ですが、3万円、3万円と交換したら6万円になりますが、こういうケースはどうやって管理するんですか?」

「管理の問題ではない。そういうケースは店を指導したらいいだけ。その分警察の力が強くなる」

これまでは、業界を厳しく取り締まろうにもOBの圧力でできなかったことが、重石が取れることでそれが可能になってくるかも、ということだ。

徳洲会の政治献金問題で、いきなり亀井議員の名前が出てきたことは、影響力が低下しているのか、と詮索してしまう。

釘調整も本格的に取り締まることになるのか?

「釘調整は利益コントロールのためにやっていることは誰もがわかっていること。それをメーカー出荷時のメンテだというのは、おためごかしだ。仮に業界が元気になったら取り締まりは確実に厳しくなる」(警察関係者)と持論を展開する。


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介護にパチンコも

2013-12-24 05:49:51 | 物申す
ハンドルネーム「ある介護者」からのコメントだ。ご自身が父親を介護している目線でパチンコとの関わりについて述べている。

以下本文

短期で親父が施設に入っています。 

先日、施設の近くにあるパチンコ屋に連れて行きました。

私もギャンブルは好きですが、パチンコは好きとは言えません。

でも、パチンコ屋での親父は人間が変わった様に楽しんでました。寝たきりに一歩手前で、自宅だとトイレに行くのも困難。 

そんな親父でもパチンコ屋内だと一人でトイレに行ける。

施設や寝てばかりの自宅とは環境が正反対。 

でも批判的な意見も良く分かる。 

タバコの煙だけでなく、騒音も凄い! それにギャンブルだから負ければ数万円も不思議では有りませんよね。

しかし、本人(要介護者)が望むなら、パチンコが悪いとは思えません。

望まない物を押し付けるのがリハビリになるとは思え無いんです。 

健康に悪いパチンコ屋の空気でも、生活に張りが生まれれば、それでも良いと思うんです。 

20や40才代でパチンコに行く人も楽しみを求めて行く訳ですし、80歳以上の人が同じ楽しみを持っても普通の事です。

ギャンブル性や中毒って言いますけど、それも本人の資金を使うなら問題は無いと思います。

年金だって、過去に自分自身で支払ったお金が返って来てる訳です。 

お金も無く、生活に経済的な悪影響を与えるなら、年齢に関係なく差し控えるべきです。これも年齢には関係が無いよね。 

子孫に財産を残す義務も無い訳ですし、生活できる分が残れば良いかなと思っています。 

残り短い人生を楽しんで欲しいのが息子の希望。

■分煙 

今の老人と言われる人らは、私達と違って大半の人が気にせずタバコを吸って来た時代の人々です。 

それを、高齢になったからと言って禁煙室に閉じ込めるのも公平とは思えません。(私はタバコを吸わないので、タバコの臭いは大嫌いなので極力避けた生活を送っています。)

■音

パチンコ屋には音が付き物です。 

今に始まった訳でもなく、要介護の人もそれを普通とおもっていますから、別に悪い事とは思えません。 

私個人では大嫌いですけど、本人が楽しみにしてるんですから良いと思います。駄目なら耳栓を使えば緩和できる。

■パチンコ屋に利益

これは場所の提供、パチンコ台の提供、光熱費、人件費を考えれば、本人が望むなら安い物と思います。 

介護人を頼めば、一時間に1500円から2500円とかお金を取られます。20歳の人でも何処かに行けば、施設利用料を払うのが当然。 

ビジネスとして、禁煙パチンコ屋が出来たり潰れたり。老人専用のパチンコ屋が出来たりフロアに介護士が居たりしても、それはパチンコ屋の自由だと思います。 

介護人や家族が安心出来る様なパチンコ屋を作り、世間に受け入れられる物を作れば良いと思います。好きじゃ無いパチンコ屋ですが、新しいビジネスを展開するのは投資者の自由ですからね。

■役所

税金で食べさせて貰ってる人が居る限り、資産に余裕が無い人が行く限り、役所公認は無理と思います。それに認知度の低い人も居る訳ですからね。

信用を失って来たのもパチンコ屋、新規ビジネスを開拓するのもパチンコ屋と思います。 

後は資金もあり、本人が心底から行きたければ、否定すべき事とは思いません。 

でも、介護やギャンブルの経験が無い人に理解を求めるのも厳しいと思いますから、後はパチンコ業界の考え方でしょう。

介護で感じたのは少子高齢化は、日本の大問題になるのは確実です。 

きれい事では何にも解決できない事態です。 

パチンコ屋の出入りより、少子高齢化の方が気になります。



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転職のための転ばぬ先の杖。何事も「準備」が大切

2013-12-23 05:15:47 | 営業1号

来年4月からの消費税アップを控え、各業界は戦々恐々としている。住宅や車、家電などの大型耐久消費財は消費税が3%アップしただけでも、大きな差が出る。

そこで3月までの駆け込み需要はあるものの、その後に訪れる反動は大きい。パチンコの場合、遊興費なので、パチンコ代がどこまで削られるかは予想が付かないが、来年は閉店を余儀なくされる店舗が出てくる、と予想されている。

チューン展開しているホール企業なら、転勤もあるが、勤務先が閉店するということは、そこで職を失うことになる。その時になって慌てて職探しするのではなく、その時に備えて事前に準備している人も少なくない。

さらに自らのキャリア・アップのために活用しているのが人材紹介サービスだ。店長や主任で止まるのではなく、その後のキャリアアップが目指せる企業を求めて人材紹介会社に登録する人も増えている。

その中にパチンコ業界の転職支援サイトとして、パック・エックスの「パチンコキャリア」がある。人材紹介をスタートして18年になる。



事前登録するのは無料で、登録すると在職中でも希望する条件の企業情報を随時提供してくれる。

希望先が見つかれば、面接のセッティングや条件交渉まで行ってくれる。転職先が決まった場合、転職先のホール企業から紹介手数料が紹介会社へ支払われるので、転職者には一切おカネがかかることはない。

ホール企業が求める人材の年齢層は25歳から37歳ぐらいまで。一般社員のほか、主任、店長クラスを求めている。40歳を超えると転職も多少難しくなるが、人事、経理、財務、店舗開発などの専門職なら年齢を問わないケースもある。

パチンコキャリアに登録しているホール企業数は約600社。新規出店に意欲のあるホール企業や体質改善を図りたいホール企業が多い。

最近は業界経験の浅い人よりも、即戦力を求める傾向にある。大手では店長のポストが埋まっており限界を感じていたが、中小に転職してキャリアアップに成功している人も少なくない。

転職すると一旦は職位が下がるケースもあるが、数カ月後には店長に。その後、エリア長や部長にキャリアアップする方や、執行役員、取締役への道を切り開く人も数多く出てきている。

また、大手チェーン店に勤務していると転勤はつきものだが、家庭を持って一つの場所で腰を据えたい、という人の登録も増えている。

ただ、在職中に戻りたい地域での転職活動をしていく事は現実的になかなか難しい。そういった人が人材紹介会社を利用するのは非常に効率的といえる。

「働く皆さんにお伝えしたいのは、転職にはデメリットやリスクがあるとお考えですが、変わらないリスクの方が大きい事もあるということです。転職活動を通じて、逆に今の会社の方がいいことを再発見する人も少なくありません。そういうケースではもやもやした気分が晴れることもあります。これは本人にとっても会社にとってもいいことです」と話すのはパチンコキャリアの松林孝征さん。

登録するのに不安になるのが、登録費用がかかるとか、登録した情報が勤務先に漏れるとか、面接に行った会社へは絶対に転職しなければいけない、という問題だが、そういうことは一切ない。

むしろ、登録することで、パック・エックスの担当者が出向き、本人の悩みや希望を聞いたえ上で、様々なアドバイスを受けることができる。面接対策や給料の交渉なども同社の方でやってもらえる。

「隣の芝生は青い、という諺があるように、異業種へ転職して失敗するケースをこれまでにたくさん見てきています。せっかく身に着けたパチンコ業界のキャリアは、パチンコ業界で活かして欲しいですね。こんなご時世でも伸びているホール、人材を求めているホールは沢山あります。絶対、活躍できる場はあります」(同)

会社の先行きの不安、社内でのキャリアアップに対する不安、労働環境の不満などは誰もが抱えている。新しい未来を切り開くためには、自らが行動しないことには始まらない。



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中小店舗ではバラエティー1台での新台も買えない

2013-12-22 06:01:42 | スロキチ
最近の新台は台数により、価格と納期があまりにも違い過ぎます。

7月にも価格と納期についての寄稿をしましたが、エスカレートしてきています。

サミーの化物は15台以上だと10万円の台数値引きがありました。

1台だと40万円強なので、価格差が25%にものぼります。

中小店舗では、機械の仕入れコストが25%も高ければ、競争力で大手には太刀打ち出来ません。

大手は新台を10万円値引きの30万円で導入して、2週間後に30万円で売却してしまえば、ほとんど機械代がかかりません。

サミーの輪廻のラグランジェが最大で9万円、タイヨーエレックの仮面ライダーが最大7万円の価格差があります。

また、オリンピアの主役は銭形2は最大で4万円の価格差と、バラエティーに1台の発注だと、最低でも1週遅れの納品になります。

おそらく、ミリオンゴッドハーデスもモンスターハンターを30台縛りにした、あのフィールズが販売代理をするということなので、とんでもない条件になるでしょう。

最近、フィールズが販売する機械は新台で購入することを完全に諦めました。
デビルメイクライ4を購入するためには、ウルトラマンウォーズを買わないと入らないなど、ほとんどの機械で機歴や台数縛りがあります。

ミリオンゴッドハーデスも新台での導入は諦め、中古での導入を考えています。

サミーの最大10万円の価格差やフィールズの売り方は、中小店舗を相手にしたくないという考え方なのでしょう。

中小店舗では、予算的に新台を10台はなかなか買えません。しかし、新台を打ちたがっているお客様もいます。

確かに、大型店に一気に納品した方が効率的なのかもしれませんが、もう少しだけ中小店舗のことを考えてもいいのではないでしょうか?

地域密着型で営業を続けている中小店舗がなくなっていったら、遊技人口が減っていき、パチンコ業界自体が衰えていきます。

このままだと、パチンコホールもゲームセンターのように大手しか残らない時代になるのでしょう。


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豊丸の決心

2013-12-21 05:35:52 | 営業1号
パチンコ日報では、何かとメーカー批判を展開してきたが、「機械の低価格化なら豊丸の新台を取り上げてください」というコメント寄せられた。

どういうことなのか? ここは一つ、豊丸へ飛び込み取材を敢行するしかない。

12月18日から各営業所で展示会が始まった甘デジの「魔神英雄伝ワタル」に対して付けられた「安心保証プラン」がそれだった。納品は2月2日からとなっている。

新台を導入して3カ月以内なら、盤面なら10万円、本体なら15万円で買い取る、という。随分と思い切ったことをする。

「最近のお客様は必死の形相でパチンコを打たれている方が多い。これを笑顔に変えなければいけない、というのが当社の考え方です。独創性で主役になる甘デジ、遊moreコレクションの第一弾が今回リリースした『ワタル』です」と話すのは大阪営業所の谷生所長。



甘デジ路線メーカーを標榜する豊丸が「遊びやすく」、「簡単で」、「面白い」を徹底追求した自信作が「ワタル」ということだ。

「遊技者への還元を高めに使って下さい。それをしてもらっても、機械が長期稼動が見込めないようなら、当社は買取します、という意味です。でも、その基準はお客様(ホール様)によってもまちまちなので、導入していただいたお客様が不満足であれば、3カ月以内であれば 買い取らせていただくというプランです。機械の低価格化ではなく、導入していただく機械の低リスク化ということです。当社にとっては大きなリスクのプランですが、ワタルで試験的にやってみることにしました」

3カ月以内なら買い取るということは、ある意味、機械に対する自信の表れでもあろう。自信がなければ、こんなプランを打ち出すこともできない。

ただし、無条件でこのプランが適応されるわけではない。

「安心保証プラン」の条件として、購入台数は3台以上が必須となっている。甘デジは1〜2台をバラエティコーナーへ導入するのが一般的だが、ホールが甘デジを3台以上購入するリスクをメーカーとして保証する、ということでもある。

「今後も面白いプランが新機種と共に出てきます。ホール様の負担をなくして、安く機械が入れ替えられるシステムを打ち出していきます」

機械代の負担が軽減されれば、ホールも必要以上に釘を閉めることもなくなる。釘が開けばお客さんも戻ってくるというもの。

次のステップとしては、液晶一辺倒ではなく、役モノの動きと玉の動きで本来のパチンコの楽しさを伝える機械が出てくることを期待したい。

役モノ機は油玉などの原始的なゴトで狙われることがあるが、封入式になるとこのあたりも解消される。



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4パチで毎日安心して遊べる…ピーアークの新たな挑戦

2013-12-20 05:20:28 | 営業1号
4パチから1パチに業界がシフトする中、業界で一番最初に1パチを仕掛けたピーアークが、今度は4円でパチンコの復権を図る挑戦を始めた。

12月27日、東京都足立区の東武スカイツリーライン竹ノ塚駅前にグランドオープンする「ピーアークピーくんプラザ」がそれ。



「つどう」、「たべる」、「たのしむ」、「くつろぐ」をテーマにした複合店舗で、スシロー、ドトールコーヒー、セガがテナントとして入店。その1階にホールがある。

総台数は112台。全台4円。

スペース的なことや一物一価のことを考慮した結果、パチンコのみとした。

MAX機のようなギャンブル性の高い機種は一切置かず、遊パチ主体の機種構成となっている。

かつては3000万人といわれたパチンコ人口も今は1100万人まで減少。1000万人を切るのも時間の問題といわれている。

減少要因の一つに機械代がある。

広告宣伝規制でイベントが禁止され、ホールが頼る集客方法は、結局のところが新台導入だった。メーカーからは新台が次々と発売され、機歴販売から不要な機械まで購入せざるを得ない状況にある。

必要以上の機械代が大きな負担となり、今は稼働が保証されている新台導入時から回収に走る営業では、すぐにお客さんを飛ばすことになる。回収と新台導入を繰り返した結果、機械代が赤字の雪だるまのように膨れ上がっただけだった。

パチンコ本来の楽しさを置き去りにし、お客さんの懐を痛めるだけの悪循環が続けば、パチンコ人口が激減するのは、当然の帰結だった。

では、どうやって4円パチンコを再生するのか?

「1パチを始めた会社の人間がいうのも可笑しいかも知れませんが、パチンコの本来の姿は4円です。本当はパチンコが好きなのに経済的理由でパチンコを止めた人たちにも、もう一回4円でパチンコ本来の出玉の楽しさを味わっていただくことが、今回のミッションです。そのメッセージを具現化したのがこのお店です」(土屋俊彦店長)

同店はピーアークが、1968年「辰巳」の屋号でパチンコ店を始めた創業の本店でもある。チャレンジをモットーとするピーアークが創業の地で、娯楽の原点に返るためのチャレンジだ。

「等価交換は業界を挙げてお客様にとって遊びにくい営業をしてきたようなものです。景品玉の少ない営業はパチンコとして面白くない」(土屋俊彦店長)

話の内容や店内から推測するに、交換率は36玉交換前後。恐らく1000円スタート・ベースを高め、TYロスも少ない。

初当たりまでの投資金額も少なくて済むだけでなく、大当たりの時もイライラすることもない。まさにストレスフリーでユーザーには夢のようなパチンコ営業になりそうだ。

では、なぜ、この夢のような営業ができるのか? 

それは投資額も少ないローコスト店舗で、新店ながらホール経営を圧迫する機械代を極力削っているからに他ならない。

グランドオープン時は沖海3の新台が導入されているが、基本は中古台で運営する。パチンコ日報のコメントにもあるが、ユーザーが求めるのは新台よりも回る台だ。中古台なら新台を購入する経費を出玉で還元できる。

では、具体的に店内を紹介しよう。店内には5つの遊び方がある。

まず、業界人がアッと驚くのが4台ある「立ちパチ1000」だ。ここは100円から遊べるパチンコの入門コーナーで、1000個終了となっている。



「1/50の確率で非常に当たりやすいコーナーなので、初当たりまでの時間が平均すると5分ぐらい。しかも1000個終了なら椅子もいらないのではないか、ということになりました」(土屋店長)。1000個用の景品も多数取り揃えられている。

次に「決めパチ4000」。このコーナーにはハネモノなどの機種があり、4000個終了の定量営業コーナーになっている。この辺りはパチンコ営業の原点といえよう。

「イマパチ」は今時の定番機種を取り揃えたコーナーで、今は海シリーズが占めるコーナとなっている。

「連れパチ」はまさに、二人連れを想定。一緒にパチンコするもよし、横に丸椅子を置いて打っているのを見ているだけでもOKというコーナー。全体的に島間、台間ともかなりゆったりしている。



「チャレパチ」は遊パチでは物足らない人向けの、1/199クラスのライトミドルコーナーとなっている。

チャレンジはまだ続く。

これも「業界初」 といえるのが指令室をガラス張りにしたことだ。



外も全面ガラス張りなので、道行く通行人からも指令室が見えるようにしている。



これは完全にオープンにすることで、パチンコ業界に厳然と残る“疑惑”を払拭するためのチャレンジである。

数々のチャレンジを見ていると業界を再生したい、というピーアークの本気度が伝わってくる。

自分の小遣いの範囲で、毎日、4円パチンコでも安心して遊べるパチンコ店づくりが、 「ピーアークピーくんプラザ」の挑戦といえよう。

店内は全席禁煙。完全分煙を実現

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吉宗の導入後評価

2013-12-19 06:00:07 | スロキチ
吉宗の販売台数が約6万台で北斗の拳転生の半分程度しかありません。

実際、ほとんどの店舗が少な目の導入になっています。

他のパチスロ機でも、まどか☆マギカの3万しかありません。

また、この時期のパチンコも大型版権はなく、パチスロとパチンコも含めても、大型版権は吉宗の6万台しかなく、明らかに供給が足りない状態です。

それでも、SISの2日目のデータがアウト23,665枚と期待していたほどではありませんでしたが、最近のパチスロの新台の中では抜群の数字になります。

ビッグコンテンツである吉宗でもこの初動は、パチスロの新台に対する出玉の期待感がなくなっていることと、新台を好んで打つ若者のパチスロ離れが原因だと思います。

吉宗でこの初動なので、これからのパチスロの新台で集客することは難しく、新台入れ替え自体の意味が薄れてきているのかもしれません。

パチスロ機はスペックによりヒットするかどうかが決まる傾向があります。
獣王をショールームで試打した時の感想は、バラエティーでの評価しか出来ませんでした。

逆に、エウレカセブン2は半列の評価でしたが、獣王がヒットして、エウレカセブン2が今一つの結果になりました。

この2機種の初動を比べると、圧倒的にエウレカセブン2のほうが良かったのですが、エウレカセブン2は落ち込みが激しく、獣王は落ち込みが少なかったのは、獣王のスペックのほうが良かったからです。

この出玉スペックはホールに設置されるまでわかりません。

吉宗のスペックは獣王や北斗の拳転生と同様にかなり尖っていて、一撃性能があるので、急激な落ち込みは少なく、長期稼働には繋がると思いますが、番長2のようなパチスロ業界全体を盛り上げるほどではなかった。

今回の吉宗やエウレカセブン2の結果から、パチスロもパチンコ同様に厳しくなっていくことを痛感させられました。

来年以降は、より新台入れ替えに頼らない営業スタイルにしようと思っています。



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実際にある託老所計画

2013-12-18 05:17:41 | 営業1号
先日、「デイケアサービスの受け皿としてのパチンコ店」というエントリーをアップした。

これは、実際、デイケアの老人介護施設からのニーズを基に書いたもので、荒唐無稽な記事でもない。

日報コメンテーターの常だが、ホールが新しいことにチャレンジしようとすると、必ず批判的な意見が大多数を占める。

このエントリーでも「年寄りの年金までむしりとる」「パチンコ屋へわざわざ行く必要もない。パチンコ台を施設に寄付すればいい」「ゲーセンで十分」「認知症の防止につながっても依存症になったらたまったものじゃない」といったところが反対理由。

それだけ、今のホールが嫌われている、という裏返しで、その原因を作ったホール側も猛省しなければない。

しかし、日本に押し寄せる高齢化社会で、今のホールにできることは、高齢者の受け皿になることだ。

今では、パチンコを支えるのはすっかり高齢者になっている。高齢者にとってパチンコは生活の一部にもなっている。

高齢者とパチンコの親和性は高い。それは若い時からパチンコに慣れ親しんできたからだ。仕事人間だった人が年金生活に入り、何もしなくなり、家に閉じこもっていると、ボケるのも早い、といわれる。

手軽に安く遊べる場所に、パチンコ店が戻ることができれば、高齢者の受け皿となり、街のコミュニティーとしての役割を十分に果たせる。

実際、託児所ならぬ「託老所」を計画しているホールもある。

「託老所」は姥捨て山のような言葉の響きがあるので、そのまま使える名称ではないが、デイケアサービスの受け皿として、ホールの一部を専用コーナーにする計画だ。

イメージとしては稼働が低迷している郊外の大型ホールだ。大型店ともなるとコーナーごと客がゼロの島がいくつかある。スペース的にはそういう島の活用だ。

ここからが営業方法だが、1人1時間500円で場所を貸すという形態が考えられている。これなら、依存症問題もクリアできる。これは風営法の問題から、時間貸しというのは難しいが、8号の営業に切り替えれば、問題はない。

ただ、勝ち負けのないゲームほどつまらないものはない。日報でパチンコ好きのおじいちゃんに息子さんが、家でもパチンコが打てるように、設備付きでパチンコ台をプレゼントした話を紹介したが、玉が出ても換金できないので、そのうち家ではパチンコを打たなくなった、ということがある。

出玉に対して何らかの特典は必要だと思う。

若いころからパチンコに慣れ親しみ、パチンコに嫌悪感が少ないシルバー世代は、重要なマーケットである。



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長州力のテレビCMでぱちタウンの知名度アップへ

2013-12-17 05:29:58 | 営業1号
DMM.comといえば、ローラのFXのテレビコマーシャルに代表されるように、広告を集中的に打つことでも有名だ。その甲斐あってか設立7年のDMM.com証券は、FXの取引高では世界で第2位にのし上がっている。

そして、DMM.comが14日から流しているのが「DMMぱちタウン」のテレビCMだ。



これは一般ユーザーにサイトの存在を認知してもらい、アプリのダウンロードを促すことが目的で、ユーザーが増えることで、結果的にはパチンコ業界の活性化を図る狙いがある。

テレビCMのイメージキャラクターには、人気プロレスラーの長州力を起用。CMの内容はまさにCM制作の現場を再現したもので、CMディレクター役の木村魚拓が長州力に演技指導して場面を表現している。

滑舌の悪さがウケけている長州力にサイト名の「ぱちタウン」をいわせようとするのだが、本人はちゃんといっているつもりでも、木村魚拓には「パティタウン」としか聞こえないために何度もダメ出しを食らう、というストーリー。

滑舌の悪さを逆手にとって、このやりとりをコミカルに描いている。自然と、「ぱちタウン」の名前が記憶されていく。

なお、DMM.comのサイト内では、このCM制作現場のドキュメンタリー映像を見ることができる。

8月にリリースされたスマホ向けのパチンコ・パチスロポータルアプリケーション「DMMぱちタウン」は、この4カ月間でユーザーダウンロード数が40万、参加店舗数が3800店舗に達している。

「DMMぱちタウン」はスマホ向けのアプリだが、さらに使いやすくするために、ホールから要望が多かったPC版も12日からリリースしている。

DMM.comは動画配信、オンラインゲーム、レンタルなどの人気コンテンツを背景に登録者数800万会員を誇る一大サイトだ。

会員の属性は、8割が男性で、年齢は30〜50代が主体。DMM.comのユーザーは、ギャンブル系のコンテンツと親和性が高いために、競輪の車券販売やFXも手がけるようになった背景がある。

これによってDMM.comのホームページから、ぱちタウンのサイトを閲覧することができるようになった。

もちろん、スマホならではの使い方もホールとしては大いに活用したい。GPSを使って、現在地から最寄のホールを探し出し、店舗までの行き方をナビゲーションする。

また、プッシュ通知もスマホならではの機能だ。メルマガはメールアドレスを登録してもらう必要があるので、ハードルが高い。

さらに開封しなかったり、拒否設定やMNPなどで電話会社を乗り換えるとドメインも変わるので届かないケースも出てきている。

プッシュ通知はスマホの画面に出てくるので、開封率はメルマガの10倍ともいわれている。

ぱちタウンのテレビCMによって、アプリをダウンロードするユーザーが増えることが予想される。

前述のFXのCMのように、FXをやらなかった層にも波及したほどだ。

その時に自店舗が登録されていないと、ビジネスチャンスを逃すことにもなるはずだ。



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