パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫

tetorayade@hcn.zaq.ne.jp


トラブル対応、あなたのホールならどうする

2012-07-31 06:21:58 | 物申す
ホールでの理不尽な対応に関するエントリーで、もっと不愉快な応対をされた、というのはハンドルネームoilさんと大阪太郎。2人の話を聞いてみよう。

以下本文。

oilさんの場合

夜中9時ごろスロットをヤメ。9000円残ったプリペイドカードを抜き、コインを流した後精算機で精算しようとするも、何度入れてもカードが戻ってくる。

設備が古めの店だったので、こういう事もあるだろうと店員を呼んで事情を説明すると、確認するからちょっと待ってくれと言う。

20分ほど待たされた後、店側の説明によると「コインサンドのトラブルで、カードにクレジットが書き込まれず出てしまっている」とのこと(入金額と払い出し額の差もホールで確認済みだとか)。

まぁ、そういうこともあるか。ちゃんと整備しとけよ…と9000円を出されるのを待っていると、なぜかお辞儀して、そのまま回れ右をして帰っていく店員。

一瞬あっけにとられるも、急いで追いかけて「9000円はどうしたの」か聞いてみると、

「機械のトラブルは機械のメーカーと客とのトラブルであって、当店の関与するところではない。よって9000円はあなたが直接機器メーカーと交渉して取り返しなさい。なお防犯上の観点から入金データは渡せません。別に警察呼んでいただいても構いませんよ」とのこと。

正直衝撃を受けました。

泣き寝入りすれば楽だったんですが、額も結構大きいですし、店の管理下にある機械のトラブルを理由に、先払いの金を没収するのは詐欺に当たるのでは? と思ったためお言葉に甘えて警察を呼ばせて頂いたところ、

2時間ほどの論争の末に「絶対に他言無用のこと」を条件に9000円返ってきました。

しばらく2chの地域スロ板でネタにして盛り上がれましたけどねw 3年ほど前に山口県の某店で実際に体験した話です。

大阪太郎さんの場合

約3年前とあるホールにて確変中にスルー付近にブドウ発生。

呼出して店員に直してもらったときにあろうことか、店員がへそに球を3個ほど入れた。

そして、その球で単発命中(元は保留なし)で、店員チャンスの逆バージョンをくらいました。

よほど責任者を呼べといいそうになりましたが、アルバイトのお姉さんを責めるのも気の毒に思い、泣き寝入りしたことがあります。

自分で打っていたとしても単発をひくかもしれませんが、この場合は、「確変中に保留消化を確認後、トイレに行って戻ってきたら知らない誰かが自分の台で単発を引いていた」と本質的には同じ状況です。

サービスするならスルーを満タンにするように教育すべきでしょう。

あのとき抗議していたらどうなっていたのでしょう。

以上

ホールでは何かと、カネにまつわるトラブルが少なくない。oilさんや大阪太郎さんのケースで、ホールはどういう対応を取っている?


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広告・宣伝適正化推進機構を設立か?

2012-07-30 06:37:30 | 営業1号
警察庁丁保発第144号の中に興味深いものがあった。

それが、これ。

(3)広告、宣伝等の適正化に向けた仕組みの構築について

広告、宣伝等の適正化に向けた仕組みの構築について広告、設備等規制違反に関しては、上記のとおり、ぱちんこ業界に対して当庁及び都道府県警察から度重なる指導を実施してきたにもかかわらず、今なお同違反を行うぱちんこ営業者がみられることは誠に遺憾であり、これらの者の遵法意識には強い疑念を抱かざるを得ないところ、ぱちんこ業界における健全化の取組の一端として、広告、宣伝等について、行き過ぎたものがないかどうかをチェックする仕組みの構築を検討されたい。


これは、広告・宣伝規制については過去何回も同じ指導を重ねてきたが、パチンコ業界は規制逃れをすることばかりに腐心してどうしようもない。

それなら、違反したホールをチクる新たな組織が必要になってくるので、それを業界で作れ、ということだろう。

手本になるのは一般社団法人 遊技産業健全化推進機構であろう。

機構の設立目的はこうだ。

機構は、遊技産業(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項第7号に規定する営業(ぱちんこ屋及び同法施行令第7条に規定する営業に限る。)

及び当該営業に関係する事業をいう。以下同じ。)の健全化に関する諸施策を展開するとともに、遊技機及び周辺機器に関する不正等を根絶して安心安全な遊技環境の整備を図り、身近で手軽な大衆娯楽としての基盤を確立して、もって遊技産業の健全な発展に寄与することを目的とする。


こちらは遊技機や周辺機器の不正を根絶するために、立ち入り調査に同意しているホールに対して、機構が抜き打ちで検査する。

健全化推進機構は一見、警察の天下り先のようにも思えるが、代表理事の河上和雄氏を始め副代表、専務理事、理事はすべて民間人が登用されている。

ということは、さしずめ「広告・宣伝適正化推進機構」みたいなものが、設立される可能性が高い、ということだ。

広告宣伝規制に違反しているホールは、広告・宣伝適正化推進機構へ通報され、そこから各所轄へその情報が流れ、所轄が行政指導に当たる、というような流れになるのだろうか?

官僚が出世するには天下り先ポストを作ることだったが、今は世間の目が厳しいのでそんなこともできないだろうが、ホール5団体は警察庁から宿題を投げられた以上、形にしなければいけない。


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若年層対策にメーカーのテレビCM復活も必要

2012-07-29 06:16:05 | 営業1号
7月10日、大阪で開かれたホールエグゼクティブセミナーで「業界激論パネルディスカッション」が行われた。その中で興味あるテーマをいくつかピックアップした。

業界の将来にとって若年層を開拓することは、業界としても最重要課題ながら具体的な行動は取られていないのが現状である。

競艇や競輪は若手のタレントを使ってテレビコマーシャルをガンガン流しているが、パチンコ業界では批判の対象となることを恐れてかそういう発想がない。

若者を振り向かせるにはどういう方法を取ればいいのか、各パネリストが持論を展開した。

「批判はあるが、テレビCMの力は大きい。メーカーの新台のCM復活を望む。各店舗が主導で行うのではなく、組合による組織力で統一化した告知力が必要」

「生活必需品ではなく、経験商品なのでファーストコンタクトが何より重要になる。いかに経験させるか。スロットはゲームコンテンツとして使えるのでオンラインゲームでまずは触れてもらう」

「メディアを使ったCM。ゲームとして疑似体験してもらう」

「今の大学生はパチンコをやらない人が圧倒的に多い。メーカーのCMが消えてますます。パチンコのことから興味がなくなっていくので、メーカーのCMが必要だが、利益がそんなことに使われていると思われるとネガティブになる」

「店単位の努力では新規客は拡大しない。業界全体のイメージアップ戦略の一環として、パチンコホールを舞台にしたキムタク主演のドラマを作る」

「今の学生はパチンコやスロットを打つことをダサいと感じている。では彼らが何をやっているかといえば、モバゲーなど。そういうものとリンクさせてイメージを変換させていく」

「若年層が時間や心を奪われているものといえば、2ちゃんねるやニコ動。それ以上のものを付加しなければ振り向いてはもらえない」

「ノンユーザーに知ってもらうための仕組みづくりが必要」

「若年層顧客にマーケットリサーチすることが必要。マルハンの千葉北店は無料パチンココーナーがあり、その中にモンハンも入っている」

「無料パチンココーナーが全店に入るようにすることも必要」

今回出て意見ではメーカーのテレビCMを復活させる声がいくつか出た。パチンコをしない人にパチンコの存在を伝えるには有効な手段でもあろう。

京楽からいよいよAKBの台がリリースされる。今や総選挙といえばAKBの代名詞でその模様は生中継で放送され国民の関心も高い。

AKBのパチンコ台のテレビCMが流れれば、パチンコをやったことのない人でも、とりあえずどんな台なのか見にいってみようと足を運ぶ可能性はある。

ニコ動を使って若年層に訴求する最大のチャンスがAKBともいえる。

最近、無料パチンココーナーを常設する動きが出始めている。ホールにはたいてい死に島はあるものでそれをファーストコンタクトにするのもいい。

全日遊連も新しい体制に生まれ変わった。おカネにゆとりがある団塊の世代以上が消える前に、少子高齢化の中で若年層開拓に本腰を上げなければ、業界の縮小に歯止めがかからない。


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パチンコイベントは事実上アウト!

2012-07-28 06:16:34 | 営業1号
7月26日に開催されたパチ元会では、警察庁丁保発第102号の勉強会が開かれた。

警察庁のホームページでは通達資料を公開している。パチンコ業界を所管する生活安全局保安課が都道府県警察本部長並びに警視庁生活安全部長に宛てた通達文を読むことができる。

これは警察庁が警察の身内に通達する文章で、それを基に業界団体に通知する文章が流れてくる。

内容は似たようなものだが通達と通知では、タイトルからして違う。

たとえば、今話題の広告・宣伝規制問題。

7月13日付で警察庁が身内に出した警察庁丁保発第102号の通達文ではこうなっている。

「ぱちんこ営業における広告、宣伝等に係る風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反の取締り等の徹底について」

これが7月20日付でホール5団体への通知文ではこうなっている。

「ぱちんこ営業における広告、宣伝等の適正化の徹底について」

業界には警察庁が何度も何度も口を酸っぱくしていっている広告・宣伝規制を「守ることを徹底して欲しい」といっているのに対して、身内には「法律違反は徹底的に取り締まれ」となっている。

この通達文は当然、業界団体に渡すものではないのだが、警察庁丁保発第102号の本気度は、昨年6月22日付の旧通達は廃止する、と前文で締めくくっている点だ。

しかも、この第102号通達の保存期間を平成34年12月31日までの10年間としていること。

たった1年で旧通達が廃止された事実が意味するものとは?

今回の通達は平たく言えば、今までお目こぼしをもらっていたことは今後は通用しない、ということだ。

それを端的に表しているのが、「広告・設備等規則違反から推認される他の風営法違反の事件化」というところだ。

広告・設備等規則違反に関しては、当該違反に対する行政処分にとどまることなく、これらの違反から推認される遊技場の無承認変更や賞品買取り等の悪質な風営法違反が潜在している疑いが認められる営業所について必要な捜査を行うなど、根源的かつ悪質な違反の立証に努め、その事件化を図ること。

なお、広告・設備等規則違反に関しては、ぱちんこ業界に対して度重なる指導してきたことに照らし合わし、今なお同違反を行う営業者については、特に遵法意識に疑いがもたれるところであり、釘曲げ等の遊技機の無承認変更を始めとする各種の風営法違反を行っている蓋然性が高いことから、その他の違反行為についても見過ごすことなく厳正に対処すること。


ここで普段使うことがない蓋然性という言葉が出てきた。意味は「ある事柄が起こる確実性や、ある事柄が真実として認められる確実性の度合い」とある。

広告違反をやっているホールは、遊技機の出玉性能をいじってはいけない釘曲げによる無承認変更を行っている、と見なす。

釘曲げをやっていなくても、イベントで煽った時は、景品表示法違反の2段構えで取り締まるということだ。

パチンコイベントをやっているホールは、必要な捜査を行って、違反がある場合は立証に努めて、明らかに事件化しろ、という決意がみなぎっている。

さっそく、警察が動いた。

ある県ではライターイベントを3日間行っていたホールに対して、23日に所轄が立ち入り調査した。3日間が特定日と見なされ、24日に指示書分を食らった。

「組合には102号を基に議論していただきたい。何ができるかという議論は危険な水域に入る。20日付の通知で議論することが一番危険」(パチ元会・高橋代表)と警告する。


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警察の指導に対する反論

2012-07-27 05:59:54 | 物申す
ハンドルネーム業界10年さんからのコメントだ。警察行政に対する反論が連綿と書かれている。コメントで埋もれるのも惜しいのでエントリーとした。

以下本文。


業界にも問題はあるが、業界が襟を正さないと指摘している時点で、警察のやる気を感じられない。

本気ならば、警察出身者の業界関連(メーカー・組合)への再就職を取り締まれば良い。

甘い汁を吸おうという人間がいるから大丈夫と思う人間が生まれる。

身内を律することが出来ない組織が他者を取り締まるなどおかしな話しです。

また、設定やら調整を臭わせるというのであれば、調整も出来ない、設定も1段階の機械以外検定を通さなければ良い。

そうなれば謳うことは出来ないでしょうし。

ぱちんこの調整はしてはダメ!!と概念付けられているので甘釘などはダメでしょうが。

機能や内容量を表示してはいけない商品って世なの中に存在するのか?

スロットは6段階あって、段階を謳ってはいけないとは本当意味が分からない。

6といってはダメだけど1ですはOKなのか?

検定は3年で認定までは認める、というルール決め自体もおかしな話。

メーカーから部品が出なくなるまで使用させて欲しいものだ。これこそメーカーとの癒着じゃないのか?

検定の費用も稼がないといけないもは分かるが。

入替の検査機種は、何機種や何台まで、とか言う所轄担当者もいるが本当に働く気はあるのか?

それが所轄担当者の仕事でしょ。

不正や広告宣伝規制に引っかかりは無いか? という前に所轄の人間は何をしている?

処分をするのではなく、処分対象になるものは無いのかを見て回り指導するのが警察の仕事ではないか?

本当はそうすべきだろうし、そうできないのは警察内部での基準統制ができていないから。

見て回っても隣の所轄と見解の統一できない。

警察内部の縦割り組織図に問題があるのにそれを露呈させないために業界の行為を悪としているだけ。

例を挙げると、特定の日に? なんですかそれは? 

7月7日、8月8日これが射幸心を煽るというのであれば法治国家の根底が覆りますね。

7月7日はNGで8月4日はパチスロの日はOK。この判断基準はなんなのでしょう?

私のような一社員には到底理解できない何かが動いているのでしょうか?

パチスロの日と決めながらメールなどで謳ってはいけない? 各団体は何がしたいのか?

ホールが襟を正さない動向ではなく、警察がアピールして止まない、八百長プロレスみたいなショーはやめるべきでしょ。

営業許可を出しているのは、警察なんだから本気出せばできるでしょに。

あと、業界に対する締め付けと差別、と個人的に捉えるのが、業界で震災時の取り組みに対して謝罪すべき・・・。

他のアミューズメント業と称される所は何をしていたの? 放射能汚染の当事者である、国や東電は?

反社会的というイメージを作成し、本質に目を向けさせなくする手法自体が悪であると感じる。

節電しろ!!ぱちんこ店!!というのは分かるが、東京都はじめ各自治体が奈良県庁のように職員の勤務時間を変更しましたか?

自ら何もせず、他者を非難する人たちの策略としか思えない。

かなり個人的な妄想意見ですみません。


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パチンコのイメージががらりと変わるホールの提案

2012-07-26 06:11:48 | 営業1号
どうすればパチンコ業界のイメージがよくなるか、常々考え続けている若者がいる。メーカー勤務のフレッシュマンで、「自分が開発した機械で業界を変えて見せる」と目を輝かせていた。

入社2年目、ここに来て少し考え方が変わってきた。機械で業界を変えることの難しさが分かってきた。

そして、到達した答えが、やはり業界の悪いイメージを変えるにはホールからしかできない、という考え方だった。

「利益の半分をすべて寄付に回すホールができれば、絶対に業界のイメージは変わっていきます。ユーザーも自分の使ったおカネが社会貢献に役立っていることになれば、パチンコをすることに負い目がなくなります。利益の半分を寄付するなんてありえないことです。どんな業種を見渡してもそんなことをやっているところはありません。それをパチンコがやってのければ世間のパチンコを見る目も180度変わります」と熱く語る。

民間企業でやるにはかなりハードルが高い。

しかし、パチンコをすることが社会貢献につながる、という発想が斬新だ。

たしかに、パチンコ業界はホール単位や組合単位で多額のおカネを社会貢献活動のために寄付しているのだが、世間にはあまり伝わっていない。

「利益の半分を寄付する代わりに、釘は開けてぶん回します。お客さんも遊べるので賑わう店になるはずです。利益を度外視というより利益を還元するわけですから、パチンコをすることが社会のためになる。社会貢献したかったらパチンコをすることが当たり前になる。遊ぶことが社会貢献につながるとなればパチンコのイメージががらりと変わるはずです」

自治体が公営ギャンブルを運営しているイメージに近いが、自治体がホール運営なんて難しい。

ソフトバンクの孫正義社長は東日本大震災の時に個人で100億円を寄贈した。

それぐらいのおカネがあれば財団を作ってその基金でホールを運営すればいい。人件費や必要経費を差し引いて利益は寄付する。

全国に1軒ぐらいこんなホールがあってもバチは当たらない。

こんな店ができるとパチンコをしないことが非国民になる。

孫社長、一肌脱いで見ませんか?



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外国人投資家のために

2012-07-25 06:31:43 | 営業1号
まもなく、香港市場にパチンコ・ホール企業としては初の上場を果たすことになったダイナム。外国人投資家にパチンコがどんな産業であるのか理解してもらう必要がある。

全文英語で書かれたPDF資料はA4で204ページに及ぶ。

自己紹介編

2010年度の矢野経済研究所の調査によると、私たちは、日本で2番目に大きいパチンコホールオペレーターです。パチンコ産業での営業歴は45年。2013年3月31日現在、日本の47都道府県のうち46都道府県で355店舗を展開しています。

パチンコの市場規模は2010年度で19兆4000億円(ほぼHK$1兆8000億と等価)。パチンコは日本の娯楽市場のおよそ28.6%を占め、日本の娯楽の中でも最もポピュラーな遊びの一つです。

私たちのパチンコ・ホールは、顧客に「パチンコ」と「パチスロ」と2つのタイプのゲームを提供します。

パチンコは垂直のピンボールマシンに似ていて、金属でできた小さな玉を連続して発射します。そして、ポケットに入るとパチンコ玉が払い出されます。

遊ぶコストは、一般に1玉0.5円から 4円です。

パチスロはカジノ・スロットマシンに似ていて、リールを回し、その後、絵柄を止め、絵柄が揃えばメダルが払い出されます。遊ぶコストは、一般的にメダル1枚5円から20 円です。

顧客はゲームをするために台間から玉を借ります。また、勝ち取った玉は賞品と交換することができる他、後日、来店して遊ぶために保管することができます。

私たちは一般的な賞品を提供しています。コンビニで販売しているようなスナックや飲料、タバコなどです。これと同様に「G賞」があります。

これは小さな金あるいは銀の一片を埋め込んだ装飾のカードや金やシルバーの貨幣型のペンダントです。

プレイで勝ち取ったパチンコ玉やメダルを「G賞」の賞品を選ぶこともできます。現金と交換するために、G賞の賞品は店外にある店で売ってもよい。

ホールおよびチェーンストア管理

私たちはパチンコを賭け事よりも娯楽として促進することに着目しました。

私たちは3つのタイプのホールを運営しています。それは、パチンコとスロットの様々なゲーム性をミックスして、異なる投資額で遊べる店を提供しています。

伝統的なホールは、遊ぶコストが高いのが特徴で、店内で喫煙することはできます。2012年3月31日現在で176店舗を運営しています。

ゆったり館は、一般的に少ない金額で遊べる店です。喫煙できます。2012年3月31日現在で135店舗のゆったり館を運営しています。

信頼の森は、安く遊べることを目的に、さらにより幅広いバラエティーに富んだ遊技機を取り揃えています。喫煙コーナー以外では喫煙が禁止されています。2012年3月31日現在で、44 店舗の信頼の森を運営しています。

最初の1ページでギブアップだが、投資家のためにパチンコのリスクについても触れられている。

日本の法律では賭博が禁止しているため、現金を提供することは禁止されている。そのために開発されたのが3店方式だが、換金を認める適正な法律が必要である。ちなみに特殊景品への交換率は96.9〜97.6%であることを明らかにしている。

乱暴な訳しかただが雰囲気とニュアンスで。

時間があればさらに突っ込んだ内容に触れたいと思う。


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ベラジオ本店優勝の陰に原田メソッド

2012-07-24 06:41:45 | 営業1号
第3回ぱちんこ情熱リーグは7月18日、東京・港区のメルパルクホールで開かれ、大阪のべラジオ本店の優勝で幕を閉じた。

べラジオグループは8店舗がエントリーして、このうちべラジオ姫島店、いちえん本舗、べラジオ本店の3店舗が決勝進出という快挙を成し遂げた。

優勝のあいさつに立った店長が、最後にこうお礼を述べた。

「この会場にはいないかも知れませんが、大切な人を紹介します。それは原田隆史先生です。がむしゃらだったボクに、能力を発揮するには人格が大事で、なにより自立型人間になることを教えてくださいました。この場を借りてお礼を申し上げます。原田先生、森行先生、本当にありがとうございました」

優秀ホール賞も受賞したことで、改めてべラジオの人材教育に注目が集まろうとしている。

各種教育を実施する中で、偶然にも優勝したべラジオ本店が受講していた原田メソッドを当ブログでも追い続けていた。

優勝のあいさつで店長が名前を挙げた原田先生こそが、原田教育研究所の代表でもある。



原田メソッドではまず目的・目標を設定することから始まる。

ベラジオ本店の目標は「ぱちんこ情熱リーグで日本一」になることに決まった。目標だけでは漠然としているが、これにナゼ日本一になるのか、目的が加わることで一気にイメージが膨らんでくる。

目的は個人によって違ってくる。日本一になってサービスが向上し、稼働が上がることで給料を上げた、と思う人もいれば、リーダーシップを磨きたい、と考える人もいる。

目標を達成した後何が起きるかイメージをより鮮明にすることが大事である。

目標達成のためにはゴールのイメージを自分の頭の中に刷り込んでいく。

意識が変化すると、成功のためのアンテナが張り巡らされ、ヒントが見つけられるようになる。目標に毎日向き合い、目標達成を毎日イメージする。

目標は口に出すことが大事で、そこから気づきも生まれてくる。

ゴールを決めたら次は行動計画を立てる。

ぱちんこ情熱リーグで日本一という具体目標が決まった。日常のホール業務の中で、品質、サービス、清掃、プロモーションの4項目の行動計画をルーティーン行動に置き換える。

原田メソッドにはルーティーンチェック表が必須となる。普段の行動を振り返るために欠かせない。成功の習慣を形成するのがこのルーティーンチェック表ともいえる。

目標達成のための具体的行動を書き上げ、それが毎日実行できたかどうか○と×で振り返る。

ぱちんこ情熱リーグで日本一になるために、今回の研修では日本一になるための朝礼作りに取り組んだ。

原田式朝礼では、実施する前に確認するチェック項目がある。

1 朝礼を実施する場所がきれいに清掃されているか(場を清める)

2 朝礼に集まる際に元気なあいさつが交わされているか

3 身だしなみは基準が守られているか

4 朝礼が開始予定時刻通りにスタートできているか

朝礼実施中のチェック項目もある。

1 笑顔

2 はっきりと話す(語尾は短く切る)

3 全体に聞こえる声の大きさで話す

4 態度、姿勢(前向きな気持ちで朝礼に臨んでいるか)

朝礼プログラムは本店の社員で考えた。その結果生まれた朝礼がこれだ。

1 理念の唱和

2 きのうのよかったこと発表

3 ベラジオ体操

4 達成目標発表

5 行動宣言の発表

これを朝礼の参加者全員が発表する。

この中で達成目標とは、店舗として情熱リーグで1位になることを決めている。

その日のことをイメージして「平成24年7月18日、私は情熱リーグで1位になって、胴上げしてもらって泣いています。次の日はご褒美でディズニーランドへ行って最高の仲間作りができています」と声を出して発表する。

成果を出すためには朝礼から決して手を抜いてはいけない。

原田メソッドの目的の一つが自立型人間の養成で、仕事をしながら人格を成長させていくことにあった。

仕事をしながら他人を助け、教え、自他を愛することで人間力をアップ。その先にあるのが自立型人間の形成である。

自立型人間を育成する一環に原田メソッド朝礼があった。

この朝礼の目的は次の3つ。

・モチベーションの向上
・テンションの向上
・自尊感情の向上

ぱちんこ情熱リーグで日本一になる、という目標を設定し、この目標を忘れずに毎日朝礼に取り組む。

この目標設定を中途半端なものにすると、ずっと中途半端な目標に向かうことになるので、本気の目標を設定することが重要である。

人は行動が変わることによってこれまで壁と思われていたことを乗り越えることができる。壁を乗り越えることで新たな成果が生まれる。

それを本店のメンバー全員で乗り越えたため、目標だった日本一を掴めたのだと思う。


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広告・宣伝と射幸心

2012-07-23 06:11:32 | 営業1号
7月20日、ホール5団体が警察庁に呼び出され、広告・宣伝に適正化の徹底について通達を受けた。

その内容はすでにネット上にも流れているので、業界関係者以外にも多くの人が目を通している、と思う。

今回の通達は広告・宣伝規制のことだけなのか、はたまた一物一価の問題にまで踏み込んでくるのか、関心事はその1点だけだった。

結果的には広告・宣伝のことだけだったが、警察庁も何度同じことを通達するのか、と呆れるが、それだけ業界が規制を逃れるための努力に心血を注いでいる表れであろう。

生活安全局が手をこまねいている様子を見て、警察庁関係者はこう話す。

「役所の文章は難解な表現が多いので、警察関係者でも下っ端は理解できないことが多い。官僚は難しい文章を書くことを良しとする風潮があることも事実だが、もっと分かりやすい日本語で通達しないから、指導が守れないのだと思う。特にこの業界は日本語が通じない人が多いので、韓国語で通達した方が効果があるかも知れない」と皮肉を込める。

通達の本文は法律の文章が多数出てくるので、読む気も起こりにくいが、別添の具体事例はようやく理解できる。

ま、早い話が、風適法では、こうこうこういうことが、こういう意味で禁止されているので、射幸心を煽ってはいけませんよ、ということ。

で、具体的禁止事項が以下の別添である。

別添1
・「甘釘」
・「特選台」
・「天国調整」
・「モーニングサービス」
・「イブニングサービス」
・「赤字覚悟の熱血週間」
・「○つの誓い」、「○つの約束」、「○つの宣言」、「○つの力」等
※ ○は大当たりを象徴する数字(「7」等)又はこれを含む数字(「17」等)
・「○○○の日」、「○○○の月」、「○○○月間」、「○○○の年」、「○○○周年」
※ ○○○は営業所の名称、地名、記念的行事、特定の機種の名称等
・「○○○営業」
※ ○○○は平常の営業でないことを示唆する文言(「元気」、「全開」等)
・「徹底強化」
・「別格」
・「○○○.DAS(注:どっと出す)」、「○○○.DEL(注:どっと出る)」等
※ ○○○は営業所の名称又は特定の機種の名称

別添2
・「○○日には特選スイーツ限定提供」※ ○○はぞろ目の数字又は大当たりを象徴する数字若しくはこれらを含む数字
・「リニューアルオープンから○日目」、「グランドオープンから○日目」、「新装開店から○日目」等
・「○日・○日・○日は混雑予想日」
・「○○○○を大事にします。」、「○○○○を重視します。」
※○○○○は特定の機種の名称又は特定の日
・「○○○○には特に愛を込めて徹底清掃しました。」
※ ○○○○は特定の機種の名称又は特定の日
・特定の機種について若しくはぞろ目の日等の特定日においてライターその他の者が取材等を行う旨、又は営業所の名称、地名、記念的行事若しくは特定の機種の名称等を冠し、若しくは特定の機種の題材となっている者が来店する旨の表示

別添3
・「○月○日パチンココーナー従業員一同「揃って」お待ちしております。」
・「○○○○は、ガバッ!!」
※ ○○○○は特定の機種の名称又は特定の日
・「○○○○、大開!!」
※ ○○○○は特定の機種の名称又は特定の日


別添4
・「○大量投入」
※ ○は設定を示す数字
・「ROCK」、「LOCK」
・「朝一高確率スタート」
・「○つの誓い」、「○つの約束」、「○つの宣言」、「○つの力」等※ ○は設定を示す数字(「6」等)又はこれを含む数字(「16」等)
・「○○○の日」、「○○○の月」、「○○○月間」、「○○○の年」、「○○○周年」
※ ○○○は営業所の名称、地名、記念的行事、特定の機種の名称等
・高設定における大当たり確率のみを強調した表示
・「本日も「金」メダル」
・「○○○.DAS」、「○○○.DEL」等※ 
○○○は営業所の名称又は特定の機種の名称

別添5
・「○○日には特選スイーツ限定提供」
※ ○○はぞろ目の数字又は大当たりを象徴する数字若しくはこれらを含む数字
・「リニューアルオープンから○日目」、「グランドオープンから○日目」、「新装開店から○日目」等
・「○日・○日・○日は混雑予想日」
・「○○○○を大事にします。」、「○○○○を重視します。」
※ ○○○○は特定の機種の名称又は特定の日
・「○○○○には特に愛を込めて徹底清掃しました。」
※ ○○○○は特定の機種の名称又は特定の日
・特定の機種について若しくはぞろ目の日等の特定日においてライターその他の者が取材等を行う旨、又は営業所の名称、地名、記念的行事若しくは特定の機種の名称等を冠し、若しくは特定の機種の題材となっている者が来店する旨の表示

別添6
・大当たり時に発生する光、音等が当該営業所における遊技において頻繁に発生することを示す表示
・「○月○日パチスロコーナー従業員一同「揃って」お待ちしております。」


別添7
賞品買取所の所在地及び賞品買取所における特定の賞品の買取価格等を直接的又は間接的にうかがわせる数字、文字、記号、イラスト等(ぱちんこ営業の客一般に賞品買取所における特定の賞品の買取価格等をうかがわせるものとして通用する隠語又はこれに類する表現を含む。)の表示であって、具体的には次のようなものを含む。
・「○円交換」
・「等価交換」
・「高価交換」
・「完全交換」
・「闘火」
・「好感度MAX」

別添8
・出玉ランキング表等にそれぞれの出玉に応じた賞品買取所における買取価格等を併記した表示


別添9
・「大放出○万枚」
・「万枚オーバー」
・玉箱を重ねるなど著しく多くの遊技球等を獲得した状況を示す表示
・実際に獲得されたものではない遊技球等を収めた玉箱を客室エントランス部等に強調して積み上げる表示
・獲得された遊技球等を実際以上に見せ掛ける表示
・特定の日、週、月等(以下「特定日等」という。)に客が獲得する遊技球等の数量について、当該営業所における過去の記録若しくは他の営業所の記録と競い、若しくは何らかの誓約若しくは目標を掲げるような催物を実施し、又はこれに参加していることを示す表示(当該催物の主催者が当該ぱちんこ営業者以外の第三者である場合を含む。)
・特定日等における大当たり確率の設定変更が可能な遊技機の設定状況について、当該営業所における過去の遊技機の設定状況若しくは他の営業所における遊技機の設定状況と競い、若しくは何らかの誓約若しくは目標を掲げるような催物を実施し、又はこれに参加していることを示す表示(当該催物の主催者が当該ぱちんこ営業者以外の第三者である場合を含む。)

別添10
・「大特価賞品」
・「無料引換券」
・「50%off景品チケット」
・特別に無料で遊技球等の提供を受けることができることを示す表示
・遊技に伴って洗車、自転車修理、空気入れ等の役務の提供を受けることができることを示す表示
・「△△駅から徒歩で○秒、○歩、ダッシュで○秒」
※ ○は賞品の獲得に要する遊技球等の数量
・1万円を超える賞品の提供が受けられることを示す表示
・遊技に伴ってポイント等を付与し、当該ポイント等の蓄積数に応じて景品の提供(ポイントの提供者、ポイントの蓄積に応じた景品の提供者ともに、ぱちんこ営業者に限られない。)が受けられることを示す表示

別添11
・ハンドル固定を助長するような表示
・目押しサービスを受けられることをうかがわせる表示


ここで注目したいのはライターイベントだ。これが禁止になるのかと危惧されたが、特定の機種や特定の日にライターを呼んでチラシに載せることがNGでライターイベントそのものが禁止されるわけではない。

それよりもイベント会社の関係者が危惧するのはこうだ。

「マリンちゃんは使えなくなりますね。これこそ特定の機種だけで、海の時しか呼びませんでしたから。後、タレントの版権を使った機械。今、最も注目されているAKB48がどうなるのか。京楽なら直営店に呼ぶぐらいのことはできますからね」

別の関係者はこう見る。

「ホールのプロモーションが狭められすぎて益々顧客創造が厳しくなってしまいそうです。ユーザー側も楽しさがなくなりますね。◯◯の日とかあると少し期待して行きますが、射幸心を大幅に煽るとかはないと思うのでが…」

射幸心を煽るということで禁止されるわけだが、こんなことで射幸心がそそられるとは思えない。


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休憩から戻ると別人が自分の台を打っていた…あなたが店長ならどうする

2012-07-22 06:47:27 | 物申す
ハンドルネーム日本の農民さんから次のようなコメントが寄せられた。

客と店とのトラブルは日常茶飯事あることだが、対応を間違えれば二度とその店には行かなくなる。落ち度が店舗側にあればなおさらである。

以下本文

Yahoo!知恵袋を見ていたところ、看過できない書き込みを発見してまったので、ご報告いたします。


これは、とあるパチンコ店で発生したトラブルで、その対応に不満をもったお客様が、Yahoo!知恵袋に書き込んだものです。

ざっくり言うと、客が休憩にした台を、別人がその客に成り済まして、台を取っちゃった……ということです。


(1)お客様Aは、パチンコ店で遊技中に店員を呼んで、休憩の手続きを取って台を離れました。

(2)お客様Aは、休憩時間が終了する前に台に戻ってきました。

(3)しかし、休憩中であるはずの台では、お客様Bが遊技をしており、連チャン中でした。

(4)お客様Aが抗議したため、店側は監視カメラの映像で確認しました。

(5)すると、まったく別人のお客様Cが、お客様Aが休憩から戻ったフリをして、休憩を解除していたのです。

その後、そのお客様Cは、遊技を止めて台を離れ、空台になったところで、お客様Bが座って遊技を始めたことがわかりました。

(6)感情的に納得できない、お客様Aが抗議するも、店側からは諦めるように諭されました。

その結果、納得できないお客様Aが、ネットに書き込みをしていた……という次第です。

多くのホールは、こういったトラブルを未然に防ぐ対策をとっていると思うのですが、実際にこうしてトラブルが起こったホールもあるわけで、話を聞くだけで気が重くなります。

以上

このようなケースの場合、実際ホールはどのような対応を取っているのかコメントを寄せていただければ幸いである。

1日2万歩もスタッフが歩き回っているような店ならすぐに気付いたかも知れない。

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べラジオ式マンパワー活用術

2012-07-21 06:19:02 | 営業1号
1番店と3番店の戦い方は違う、と頭では分かっていながら同じ戦略で戦おうとするから「下りエスカレーターに乗っているようなもん」と指摘するのはシナジーアークの蔀晋輔代表。べラジオ出身でべラジオ式マンパワー戦略の伝道師でもある。

例えば同じ500台クラスの1番店と3番店があった、としよう。

1番店が初日の赤字を台当たり1万円で500万円打つとすれば、3番店は初日はせいぜい200万円で2日目は100万円、3日目にはトントン。4日目から利益を取る。

一方の1番店は半年間はマイナス戦略を打ってくる。赤字はチェーン店から補填されるので新店はどんどん歩を打つ。

1番店で勝った客は「やっぱり勝てた」と安堵し、負けたときは「たまたま負けた。負けは自分の引きが弱いから」と店を擁護する。

3番店で勝った客は「たまたま勝ってた」と運のよさに感謝し、負けると「やっぱり」となる。

つまり、出玉でははなっから勝負にならない、ということだ。

では、出玉勝負できない3番店は何で勝負すればいいのか?

「あなたがいるからこの店に打ちに来る、と思っていただけるようにすること。それにはマンパワーが必要になる。ただ、接客をマンパワーとはいわない。マンパワーとはモチベーションであり、生き甲斐のようなもの。マンパワーとはやりきりたいと思う気持ち。そう思うようになるホールの環境と人がいなければマンパワーを発揮させることはできない」

営業スキルとマンパワーを重要性を比較した場合こうなる。

営業スキルが100に対してマンパワーは0の場合と、営業スキルは0に対してマンパワーが100の場合は迷わずマンパワーを優先する。

「釘調整を一生懸命やっても、営業スキルによる稼働はちょっとずつしか上がっていかないが、無我夢中の姿はお客さんも含めて周りが応援する。マンパワーの効果はすぐに表れる」

このマンパワーを徹底的に重視して成長を続けているのがべラジオでもある。

ホールは装置産業ともいわれる。

機械や設備、釘調整→95%

マンパワー→5%

このわずか5%の部分で徹底的差別化をべラジオでは図っていった。

では、マンパワーを発揮させるために何を行ったのか?

まず、最初に行ったのがこれだ。

1.経営理念の策定

これに関しては店舗数が増え、従業員が増えて浸透しなくなった時期があった。この時選択を迫られ、一から作り直すことにした。策定する過程で社員が1人でも反対するとOKが出なかった。かなり時間をかけて作り直した。

2.行動指針

プロセスを大事にする!

結果よりもプロセスがなによりも重視された。一人一人の自主性を大事にした。仲間のやりたいことをサポートする社風を作った。やりたいことをやってみて失敗しても、仲間のやりたいことをサポートすることが評価された。

困難を楽しもう!

自己成長のためにあらゆる困難に勇気をもって挑戦することが求められた。

3.心のエネルギー

辛さと達成感のサイクル

半年に1回、社員決起大会が開かれる。この日のために改善プロジェクトチームが全社を挙げて動く。ここでは結果は求められる。昇格もあれば降格もある。刺激をし合える場が決起集会でもある。

研修と現場のサイクル

研修で学んで心に火をつけて現場に戻る。現場では常に問題点を抽出する。
普通の企業は問題点があると評価されないので、問題点を浮き彫りにしたがらないが、べラジオでは問題がないことが問題となる。常に問題に取り組んでいることが評価される。

なぜなら、問題点は成長のために必要なことだからだ。

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警察庁関係者の独り言

2012-07-20 06:46:20 | 営業1号
民間企業同士なら仕事を取るために接待は日常茶飯事行われているが、公務員は業者から接待を受けたりすると贈収賄事件に発展してしまうので、慎重になっている。

それでも、取り締まりに手心を加えてもらいたいために、昔は盆、暮には所轄にビール券などを付け届けするホールも少なくなかった。

所轄とホールの潤滑油のようなものだった。こうした古くからの慣習が所轄によって指導に温度差が生まれる一因であるとも考えられる。

潤滑油をさらに拡大したものが、それまでは取り締まる側だった警察官が定年退職後に遊技組合などへの再就職することであろう。

再就職すればホール側の立場に立つので、警察庁の指導にも耳を傾けないことも出てくる。

そもそも指導が一気に強化されることはない。

まず、指導に従っていれば、規制が強化されることはない。

規制がだんだん強化される背景には、業界の一部が指導を守っていないからだ。

それは広告宣伝規制を見れば、一番分かりやすい。

一向に指導したことが守れないことに警察庁の玉川課長補佐は痺れを切らし、一層の強化を図ろうとしている。

生活安全局ではないが警察庁関係者からこんな声が聞こえてくる。

「自分たちが蒔いてきた悪いタネの花がパチンコ業界に咲いているから、それを刈り取ろうとしているだけ。去年の石原都知事のパチンコバッシングが全てを物語っている。国の非常事態に、不要不急の産業なのに、自分さえ良ければいいという営業姿勢が国民からも非難を浴びた。そんな業界を取り締まる側が手綱を緩めるわけがない。パチンコ業界はどうして欲しいのか? まず自らが襟を正すことから始まらないと警察庁も耳を傾ける気にならない。行政の言うことをもっと聞いていたら、そこには人間関係も生まれてくる」

さらに、拉致被害者には申し訳ないが、と前置きしてこう話を続ける。

「総連の力が大きい時は警察も押さえ込むことができなかったが、金正日が拉致を認めたことで北朝鮮離れが進み、総連が弱体化した一面がある。日本人から吸い上げられたカネが北朝鮮に送金されていることは警察としても苦々しく思っていた。そんな在日社会のパチンコ業界の手綱を緩めることはない」

では、業界はどうすればいいのか?

「5年、10年先のビジョンを示すこと。その前に全国紙一面を使って去年の震災対応を業界として謝罪すること。それぐらいのことをしないと、警察の目にも国民の目にも届かない。私が生活安全局の責任者ならやりたいことは一杯ある。ネジが100個あるとすれば、今は1つずつネジを締めて行っているところ。どこのネジを締めるかは担当者のさじ加減だよ」


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一物一価の徹底前夜?

2012-07-19 06:05:41 | 営業1号
組合で交換個数を決めていた時代に話は遡る。当時は40個交換が主流で、消費税を含めて42個という時代。

この時、もっと遊ばせられるように50個交換を考えたホールがあった。等価交換とは真逆の交換率だ。

そういう営業を組合に打診したところ、返事は「NO」。保守王国でもあったので組合で決めたこと以外のことをやるのは、足並みが乱れるなどの理由から反対された。

そこで公取委に相談したところ、すぐに動いた。

交換率を組合で決めているといるということは談合であり、独禁法違反に当たるということで、公取委が組合へ実態調査に乗り出した。

「組合の規約に交換率の取り決めはないでしょうね?」

あっさり、組合はすぐに白旗を揚げた。

この県以外でも交換率を組合で決めることは、独禁法違反に抵触することから組合の規約で縛ることはできなくなり、交換率の自由化の波が全国へ波及していくわけだが、50個交換は極少数派で、等価、高価交換に流れていく。

この時、最後まで抵抗したのが大阪だった。

大阪の場合は特殊景品の交換を財団法人・大阪 障害者母子寡婦福祉事業協会が一手に引き受けているため、交換率違反ホールは特殊景品を止める、という荒業で交換率を統一して来た。自由化を求めて第二組合ができたことで、大阪も自由化の波に抗うことはできなくなった。

今にして思えば、自由化がよかったのか、悪かったのかといえば、ある程度の規制はあった方がよかった、と思っている人が多いかもしれない。

交換率がバラバラな中での一物一価の問題である。

一物一価の徹底が何を意図しているのか、ホール現場が理解できていないから混乱する。

「ホールはどちらの営業が安定しているかで、一物一価の基準をどちらに持っていくかを選択せざるを得ない。今はスロットの方がパチンコよりもいい。スロットは5枚が主流なので、しかたなくパチンコもスロットに合わせるしかない。ホールはパチンコの等価を望んでやっているわけではない。一物一価という、理に適わない営業を強制させられているから、一物一価を徹底してから毎月膨大な損害が出ている。ホールはお客様のニーズに合わせた営業を模索してきたのに、なぜ、行政が営業方法まで口を挟むのか。貯玉再プレイの手数料も、手数料を取らないことが逆にお客様を痛めつけることになることを行政はまったく分かっていない」とは中小ホールオーナーの弁。

パチンコ営業には、交換率の差益と釘調整による利益の2つの収益構造から成り立っていた。

それが、等価や高価交換が主流になるに従い、交換益が薄くなり、釘調整による収益に比重が高まっていった。

それがスタートが回らない、というユーザーが最もストレスに感じることに帰結していった。

「再プレイの手数料も低価交換営業と理屈は一緒。低価交換だからスタートもブン回しできる。再プレイの手数料を取らないということは釘が絞まっていくことになる。年収200万円の一般大衆が増える中、最近の警察行政の指導は大衆娯楽とは真逆の方向にミスリードしていっている。大手だけが生き残ればいい指導としか思えない」

警察の指導強化の内容は20日に明らかになる。


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集客につなげる女子力研修

2012-07-18 06:28:19 | 営業1号
「あのホール企業に勤めていてよかったといわれるようにしたい」と語るのはLEOの高橋正人社長。

LEOと聞いてもまだピンとくることはない。それもそのはず。できてホヤホヤの会社だからだ。

この高橋社長はトータル・ノウ・コネクションズも経営しており、ゲージ表サービスのTKCといえば、釘を叩いているホール関係者で知らないものはいないほどだ。

新会社はゲージのコンサルティングと人材教育を2本柱としているのだが、特に高橋社長が力を入れているのが人材教育の方で、女子力を引き出す教育に特化する。

「最終的には女子力でリピーターを増やし、売り上げを上げることです。それを具現化するためのプログラムを数多く取り入れています。ただ、教育するだけでなく、売り上げアップにつながらなければこのご時世ですからオーナーも納得しません」

プログラムの中には、化粧、ヘアメイクからお客から愛される笑顔の作り方なども含まれているが、特筆すべきはウォーキングの方法まである。

「ホールは立ちっ放しの仕事なんですが、歩き方にも美しく、かっこよく、それでいて疲れない歩き方があります。そのウォーキングをマスターすれば、ヒールを履いて仕事しても疲れません。ヒールはそもそも女性の足を美しく見せる道具ですから、それを使わない手はありません」

しかし、男性社員と違って女性社員は結婚などを理由にいつかは退社するものだが、その辺は織り込み済み。

「ホール企業で教わったことが、生涯の自分の財産になるようなことを身につけてもらいたい、と考えています。だからあのホール企業に勤めていてよかった、といわれるようにしたい」

パチンコ人口が減少する中で、のびしろがあるのは女性客であろう。ざっくりした数字だが、男性客と女性客の比率は8:2といったところだろう。

女子力によって女性客を増やすことも不可能ではない。女子力を身につけたスタッフ自身が集客ツールとなるようなイメージだ。

「店によってユニフォームが違うように、化粧方法もその店独自のものがあってもいいはずです。そこまで拘って女子力を引き出していきます」

人材教育だけでなく、ゲージコンサルによって利益損失を招かないようにすることも忘れていない。


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4円の稼働を上げる方法

2012-07-17 06:32:47 | 営業1号
4円パチンコの稼働低下は、もはや誰にも止められない。

客がストレスを感じる不満を一つ一つ取り除くこともその一つの方法であるが、そんなことではどうにもならないところまで来ている。

そもそもは一向に先が見えない景気回復に原因がある。可処分所得は上がらないどころか、消費税増税が決定的になったことで、ますます遊興費に使えるおカネは少なくなる。

サラリーマンの小遣い切り詰められばかりで、業界人ですら4円パチンコが打てなくなり、1円で細々と打つのがやっと。これで「4円を打ってください」というところに無理がある。

4円の先行きに不安を感じたホールオーナーが、主任以上の役職者22名に4円の稼働を上げる方法についてレポートを書かせた。

「芸能人イベントに代わるようなイベントで集客する」
「適正比率の新台入れ替えをする」
「スロットの利益をパチンコに還元する」
「親切な接客で集客する」
「新台の費用をお客に還元する」
「投資に見合う射幸性の高い機械を導入する」

結果はオーナーを喜ばせるような妙案は何もなかった。むしろ、普段から何も考えていないことが分かり、オーナーをがっかりさせた。

店長に至っては5年後のパチンコ業界について何一つ語れなかった。

4円パチンコが復活するには、何よりも景気回復が必要ということで、景気頼みだった。

デフレ時代、定価販売の百貨店は富裕層を抱える首都圏を除いて、どんどん閉店に追い込まれている。

これが4円パチンコの姿とオーバーラップする。

このオーナーは消費税アップを見込んでこんな考えを持っている。

「福岡はいち早く一物一価を徹底した結果、パチンコも25玉の等価が主流になり、4円パチンコだけでなく、1円まで減らすような結果になっている。全国チェーンが4円等価を捨てる日がいつかは来ることになるかも知れない。こうなると貸玉料金は法律で3円に下げてしまう。そうやって全国で足並みを揃えるしかない」

全日遊連は長野県の青松英和氏が新理事長に就任すると共に、副理事長も全員が刷新され執行部が若返った。

ここは一つ4円パチンコの稼働を上げる方法を全国の組合員から募集してみてはどうか。

業界全体が抱えている問題であるわけだから、これはやってみて損はない。それでいいことは取り上げて、業界全体の増客に結び付けなければならない。


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