パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫

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感動の記憶がリピートにつながる

2008-09-30 09:40:33 | 営業1号
話は飛び飛びになるがメモ帳から気になったことを羅列してみる。

サービスとは何か?という質問が飛んだ。

すかさず「客が喜ぶこと」と声が上がった。

それでは100点はもらえない。

「期待以上のことをして感動を与えることが真のサービス」と定義づけた。

その範でいえば、「たかだか5台の新台を入れ替えたぐらいで、チラシを打つことなんか愚の骨頂」と切り捨てる。

たかだか、5台ではその恩恵にあずかるのはたった5人。これでは期待外れになるだけで、むしろチラシなど打たない方がいい。

それよりも、従業員の接客サービスなどが明らかに変わったことに気づいて、初めて客は感動する。機械で感動を与えたいのなら全台入れ替えるぐらいのことをしろ、ということ。

次、リピート客はなぜ来るか?

これは人間の脳と大きな関わりがある。人間の脳には快感ハイウェイが走っている。人間は快感を感じたり感動するとドーバミンが分泌され、それが海馬に記憶される。これが次に行動を移す時の行動指標になる。

たとえば、芸能人イベント。

これは普段見ることがない芸能人に会えて感動したという記憶が海馬に刷り込まれて、また来たくなる。

つまり、感動や快感の記憶が多いほど、その店に来たくなる。再来店してくれたときに営業のシナリオがうまく描けていれば、客の固定化につながっていく。
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機械の大手価格はあるのか?

2008-09-29 10:48:30 | 営業1号
久しぶりにホールの2世経営者とじっくり話す機会があった。

現在4店舗を経営中。今年春には新店もオープンさせた。

「大手には最初から機械代で差をつけられている。絶対に大手価格はあるはず。自分なら大量に買うわけだから絶対に値引きを要求する。さらに資金調達でも差をつけられ、それで田舎に逃げたのに、こんな田舎にも出店してくる。大型店に勝つには街中で従業員2〜3人で100台ぐらいのコンビニパチンコで対抗するしかない」と諦め顔だ。

最近、心臓を患い入院していたことが弱気に拍車をかけた。

「パチンコ台の個性がなくなったのはCR機以降。それまでは台が選べて、店作りもできた。後はこれで勝つか負けるか。今は台が一緒なので個性が作れない。客商売として個性が作れないのは面白くない。建物のデザインは設計士の自己満足だけ」

昔はよかった、と過去を振り返るようになると人間進歩はない。

「40個交換でベースを作り、千円でいくら遊べるか。何回転するではなく、何分遊べるか。ベース営業を訴えたいがそれも警察から横やりが入る。営業方法も個性が出せない」

昔はちょっとの努力でホールの稼働が上がった、という。

「灰皿を拭いただけでお客さんから喜ばれた。昔の店長には『灰皿は掃除するな!』と怒鳴った。出ている台の目安になるから、と」

補給がいらないパチンコなら設備投資が抑えられるので、やってもいいが、今の形態で続ける意欲は確実に薄れていた。
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リコーデジカメに学ぶ本物の底力

2008-09-26 10:06:46 | 営業1号
コンパクトデジカメの売れ筋商品といえば、最近のランキングではパナソニック、フジ、キャノン、ニコンといったところだが、ここに来てリコーの健闘が光っている。

コンパクトカメラ時代からの老舗メーカーだが、リコーというブランド力がいかんせん弱かった。

リコーは他社に先駆け28mmの広角レンズや1センチ接写機能、光学高倍率ズーム搭載していた。加えてシャッターを切って記録するまでの反応の速さや、46万画素の微細・精緻な液晶搭載などで高い評価を受け、売れ筋ランキングでも3位以内に入る機種が増えてきた。

他社メーカーのようにテレビでCMを流すわけでもない。

ブランド力は弱かったが、本物のよさが分かる人が増えてきた、ということだろう。

実際、売り場で手にとってその場で比較すればその差は歴然としている。

ところがパチンコの機種選定はこうはいかない。

実際にホールに導入してみないと結果が分からない。いかに射幸心をうまくそそるかにかかっているからだ。

それはそれとして、本物を作れば大量広告宣伝をしな
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クレマンゴトリターン

2008-09-25 10:24:13 | 営業1号
2〜3カ月前からクレマンゴトが広まっている、という。狙われているのは市場に最も導入されている機械。

5号機はセキュリティー対策が施されているので、しばらく鳴りをひそめていたがやっとエラーが出ないゴト器具の開発ができた、ということか。

かつてクレマンゴトが全国的に猛威を奮ったようにまだ一般には販売されていない。

ゴトグループが車で移動しながら全国行脚しているようだ。

クレマンゴトに伴い、再び対策器が売れている。とりあえず、これを取り付けておけばクレマンゴトには反応する。

ゴトグループもホールの対策が進んで、ゴトができなくなったころを見計らって、一般に販売して行くんだろうな。
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数字の上でも下げ止まり感

2008-09-24 09:53:38 | 営業1号
「他社に持っていかれることはあっても、廃業による契約解除が下げ止まった」と語るのはカード会社の関係者。

毎月、数10軒単位で契約店舗数が下がり続けていたが、8月はとうとう契約店舗数がプラスに転じた。

5月の総会時期、下げ止まり感を口にする理事長が増えたが、数字の上でもそれを証明することとなった。これが一過性のものなのか、再びマイナスに転じるのか、世界情勢を見ても予断は許されないが、ほんの少しではあるが、明るい兆しが見えてきた。

「1円を増台するホールも増えている。今のところ4円に戻すホールはない」

麻生総理は「日本の底力」をキーワードにしているが、パチンコ業界の底力もすごい。稼働が悪いホールでも1日300〜400万円は売り上げる。

現金商売はしぶとい。
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PB機の限界

2008-09-22 11:13:22 | 営業1号
PB機は難しい。

PB機専門に立ち上げた新規メーカーも苦戦を強いられている。2年で800社を集める予定だったが、思うように賛同者を得られていない。

1地域1店舗。競合店には機械を入れない。

従って機械による出玉競争をしなくて済むので、その分機械が長く使える、というのがPB機のウリだった。

しかも、PB機の性能がよければ、これだけで集客を図ることができる。そうなれば、増台、増台。

こうした主旨のPB機でも難しいのに、価格を落とすためだけの組合主導のPB機ともなるともっと難しい。安いだけではホールは買わない。

メーカーにすれば売れる台数は限られている。

仮にPB機のパイが5000台とすれば、メーカーも自ずと力が入らない。同じ開発に精力をつぎ込むならPB機ではなく、台数が化ける可能性がある一般市場を狙いたい。

スーパーマーケットではナショナルブランドよりも値段の安いPB商品が随分増えてきた。

一般消費財と利益を生むかどうかのPBではしょせん性格が違いすぎる。

残された選択はPB専門メーカーと組合がタッグを組むことか。
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1円専用機

2008-09-19 09:32:08 | 営業1号
パチンコ機の値段が上がる中、液晶搭載で17万円、という機械もある。
キャラクターなし。複雑な液晶演出もほとんどない。

その辺を省けば機械代はいくらでも下げられるということだ。

後はハラハラドキドキ感をいかに安く作るか。

1円パチンコが過当競争を迎える地区では、1円コーナーに新台を導入せざるを得ない状況も出ているが、それでは採算が取れない。

メーカーも1円専用パチンコと謳って10万円台の機械を開発する手もある。
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電力線型モデム

2008-09-18 09:38:03 | 営業1号
写真の写りがあまりよくないが、一見、ACアダプターのコンセントのように見えるこの器具。

実は非常に画期的な商品で、これは100Vのコンセントに差し込むタイプのモデム。これにパソコンなどの機器をつなぐだけで簡単にLANが組める。

つまり、LANケーブル工事が不要。室内すっきり。

写真の製品では最大で16台。ハブを使うと128台の接続が可能になる。

正式にはPLC(高速電力線通信)モデムと呼ぶ。

今まで電気を送るだけだった屋内の電気配線(電力線)に、情報信号を乗せて送る通信技術。映像や音声などの情報データを高周波の信号(4MHz〜30MHz)に変換して電力線に乗せ、双方向の通信を行う。

オフィス内の既存のコンセントと電気配線がデータ伝送ケーブルに変わる。オフィスで快適なIPネットワーク環境が簡単に構築できる。

ホールコンの配線がなくなる時代が間もなく訪れる?
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学ぶことで人は成長する

2008-09-17 09:41:08 | 営業1号
店のマスコットだ。

このマスコットの頭をなでると「幸運の女神がほほ笑むかも」と店頭に設置されている。

けっこう金のかかっているマスコットを作った社長にひょんなことから出会った。

14年前にパチンコ業界に入った2世経営者で、現在2店舗を運営。
3年ほど前に経営者自らが学ぶことに目覚め、ただいま実践中。そんな噂を聞きつけ最近は教育問題での問い合わせが増えた、という。

「他業種は金がない中でももっともっと勉強している。店長を学ばせる前に経営者が学ぶことが先決」と言い切る。

業界のトップ企業の社長には自ら手紙を書いて会いに行った。学ぶことの貪欲さは並外れている。

参加型朝礼で有名になった社長とも親交があり、外の刺激を業界に送り込むためにこの社長を講師に短期集中型の勉強会も企画中。

「社員教育をしたからといってすぐに業績が上がるわけではない。でも、教育をやっていなかったら遠の昔に潰れていた」

自社のウィークポイントは、
「生産性が弱ければマネジメントの勉強をすればいいが、うちは社長力がウィークポイント。だから徹底的に勉強している」

中小ホールでも元気な社長はいる。
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パチンコ無料教室

2008-09-16 09:24:43 | 営業1号
きもの♪きもの♪きものが着られる♪

いま、盛んにテレビで流れている日本和装のCM。これはきものの無料着付け教室の案内だ。

きものを買わせることは遠因にはあるのだが、教室に来たからといって、そこで展示即売会をやっているわけではない。

買ったけれど一人で着られないので、たんすにしまいこんでいるきもの。自分一人で着られるようになったら、もっともっときものを着る機会が増える。そのために無料着付け教室を開いて、きもののよさを再発見してもらうことが狙いだ。

きものの無料着付け教室VSパチンコの無料やり方教室。

まったくパチンコをしたことのない人にはこんな普及方法も必要だろう。
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BにCはセット販売

2008-09-12 09:20:26 | 営業1号
貧すれば鈍する。

売るものがない、というより売れるものがなくなるとまたぞろ出てくるのが裏の世界。

売り文句は「セキュリティ機器として認められている」「ロムを触らないので安全」

メイン基盤とサブ基盤の間にかます。

後は手動で連ちゃんさせたり、止めたり、と。

1台25万円也。

「Bには必ずCがセットされている。ホールがカネを払わなかった時の保険」

麻薬と一緒で一度手を出すと内外からホールの体力が蝕まれていく。

話には絶対乗らないこと。
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業界価格の破壊

2008-09-11 09:21:48 | 営業1号
去年は過去最高益を出した会社の社長からケータイに電話が入った。

ご多分に漏れず、今年の業績の落ち込みはかなり厳しいようだ。この業界で勢いがあるのは一部のパチンコメーカーだけとなってきた。

要件はある提案だった。

価格が半分。自社の利益を乗せても35%ぐらいは安くなる、ということだった。

それとまったく同じ提案を2年ほど前にもらったことがある。

どうしてもネックになるのは納期だった。ウリの価格に関しても今後値上がりが予想されている。

パチンコ業界で売れないものは一般業界でも売れない。

それほど一般業界は値段がシビアだが、業界価格がまかり通る時代も過去のことになっている。
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電子ポップ

2008-09-10 09:49:48 | 営業1号
イーゼルにA0,B0サイズのポスターを大型プリンターで出力してそれを見栄えよく貼り付けている。

この大判ポスターは1枚出力するのに5000〜6000円はかかる。新台やイベントのたびに作り替える。ましてや、ポスターは1枚や2枚ではない。

ちりも積もれば山となるではないが、このポスター代は決してばかにならない経費になる。

そこで登場するのが電子ポップ。

液晶の値段が42インチで10万円を切るテレビも登場したように、随分値段が下がったことから改めて注目されている。

それでも現行販売されているものでこのサイズとなると120〜150万円はする。ソフト付きとはいえ高価だ。

これでは買ってくださいといえるような値段ではない。

電子ポップは画像データをスライドショーで展開できるので、変化がある。

データの差し替えだけなので、紙の出力と違ってランニングコストがほとんどかからないメリットがある。

写真の電子ポップは46インチ。

いくらならホールは買うか。

ハウマッチ。
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予約を平気で無視する人気店

2008-09-09 09:44:04 | 営業1号
おいしいチジミと焼肉が評判でテレビで何度も紹介されていた。

迷路のような商店街の角にある小汚い店だ。

予約を入れた。

1度は母親が急病だから店を閉めると断られた。

また予約を入れた。

予約時間丁度に店に着いたら、看板を店にしまいこんでいるところだった。そうか、今日は貸し切り状態にしてくれるのか、と思ったら、大女将が「すんまへんな。今日はこれで終わりですねん」。

「予約していたんだけど。わざわざ東京から来たのに」

そんな客の事情なんかお構いなし。店を閉めるいうたら〆る。有無をいわせない。お客の予約なんか関係なし。

客商売としては最悪。

「接客は悪いが味はいい」

これがこの店のモットーのようだ。

まるで一昔前のわが業界。

玉さえ出せば客は来る。接客なんかいらない。

それ以上に酷い態度だ。

店は東京の人と思っているが、本当は東京からわざわざ来たわけではない。
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季節はずれのテレビCM

2008-09-08 11:14:40 | 営業1号
営業支援のための計画通りの行動かもしれないが、季節はずれのテレビコマーシャルを一般の人が見た場合、パチンコ業界に対してどんな印象を抱くだろうか。

そんな気分にさせたのが昨日(日曜日)の朝の報道番組だった。

番組内容とCMに違和感があるのはもちろんだが、夏は終わったのに、これから夏が始まるがごとく。季節感がまるでない。

テレビCMを大量に流し、8月には新聞折り込みで専用サイトのチラシまで入れながら販売台数はさほど伸びていない。

季節感といえば、季節感がないのはこの機械に限ったことではないが、せめて、続編を作るなどして、夏が終わってもまだまだ続く夏●●というぐらいの工夫があってもいい。
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