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生き残るのは大型店舗よりも小型店舗

2013-11-01 06:10:47 | スロキチ
遊技人口の減少、消費税アップ、電気代の高騰などパチンコ業界を取り巻く環境は厳しさを増してきています。

大型店は集客するために機械代が高騰している新台を多く購入しなければならず、広告もたくさん打たなければなりません。

しかも、新台による集客力も落ちていて、集客することが難しくなっています。

この他にも、大型店では人件費、電気代、賃貸物件なら家賃や地代、エアコンや空気清浄器などのメンテナンス費用などのランニングコストが多くかかります。

1000台の店舗と200台の店舗を比較すると、1000台の店舗のほうが経費はおおよそ5倍かかります。

右肩上がりのパチンコ業界ならば、客数の増加を見込み、大型化に舵をきるのはいいと思いますが、減少傾向にあるパチンコ業界で大型化するのは、今後どのような結末を迎えるのだろうか?

奇しくも、家電量販店トップのヤマダ電機の2013年9月中間期の業績見通しが売り上げ高9300億円から8970億円へ減額、営業利益は136億円の黒字見通しから一転、24億円の赤字に転落する見通しと発表されました。

ヤマダ電機は家電全体の売り上げが落ちていっているにも関わらず、店舗を大型化し、出店ペースを上げていきました。

その結果が赤字に転落するものになりました。

家電業界はネット販売が勢力を伸ばしたことも、ヤマダ電機が赤字に転落した原因の一つではありますが、大型化により経費がかかり過ぎていることも大きいと思います。

パチンコ業界も遊戯人口が減少しているにも関わらず、店舗が大型化し、ネットのSNSなどが普及していることなど、家電量販店業界に似ています。

いろいろな要素を考えると、今後パチンコ業界で生き残るのは、大型店ではなく、小型店かもしれません。

小さなコンビニエンスストアも大型スパーよりも利益率をあげています。

最近、中小店舗が稼働率で大型店舗よりも良いのを見かけることが増えました。単純に稼働率が利益率に比例しますので、稼働率の高い店舗が生き残る可能性が高いことになります。

200台の店舗なら、ピークでお客様が80名いれば大概の店舗で経営が成り立ちます。

80名のお客様なら、集客するための過度な新台入れ替えは必要ありませんし、無理に広告を打つ必要もありません。

実際、私の116台の小さな店舗は、新聞折り込みなどの広告は5年間で2度しか打ったことがありませんし、機械も月間平均で5台ぐらいしか購入していませんが、稼働率では地域一番店をキープしています。

小が大を食う。

小兵力士の舞の海が倍以上大きい力士に勝利したのを見て、通快な気持ちになりました。

最近、私のような小規模店舗がローコスト運営により、生き残っていくことがあるのではないかと思っています。

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