パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫

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パチンコに嵌らなかった私と嵌った彼女の後日談

2012-03-21 06:35:24 | 名無し
後日談。

その後、それぞれの新しい道にも慣れた頃、パチンコにすっかり嵌った友人とお茶をしました。

久しぶりに見る彼女は、たった10年の間に何があったの?というくらい変貌していました。

外見も、価値観も、まるで別人です。

話の大半は、パチンコ絡みと、そこで出会った男性の話題…。

パチンコは、楽しくて買いたいものが有る時は、ちょっと寄って、お金を調達してくるのだそうです。

パチンコ店は、私の財布と豪語した彼女が、何処まで本気で言ってたのかは、解らないのですが。

スラリとしてた体型は、無残に3倍、浅黒い唇から常に吐き出されるタバコの煙は、絶えることなく。

この姿で、漫然として台を見つめる姿は、想像するとぞっとするものが有りました。しかし…

結婚し、有り余った時間を大好きなパチンコに費やし、適当に楽しむ。そんな彼女からしたら、私や彼女の旦那さんは、真面目で何が楽しいのか解らない人種なのだそうです。

話題は、理解し難いことが多く、中でも義理の娘さんが高校生で、代打ちをしていて結構、稼いでいると言う話は、親子して何かずれているし、世の中をなめてると感じました。

また別の話では、用事で役所に出かけると、インフォメーションでなにやら揉めてる男性がいた。

何気に聞いていると、生活保護を貰ったその男性が、その日のうちに、全部パチンコで使い果たしてしまったらしいのです。それで明日から生活出来ないからもう一度欲しいと詰め寄っていたのだそうです。

彼女曰く「保護費のお代わりなんて、信じられない…」。でも私からして見たら、貴方も十分、信じられませんから。

そう言いたい気持ちで思ったのは、その男性もお代わりが必要なほどせずに、楽しんでれば、後ろ指を刺される事もなかっただろうに。

彼女も、代打ちする娘を褒めてどうする? ちょっとした倫理観のズレが、積み重なって自分だけは、変じゃないと思っているのだろうなと。

結局は、パチンコに嵌ったから、変わったんじゃなく、自分が選択して今に至ってるのですよね。

彼女とは、それ以来すっかり疎遠になってしまいましたが、今でも、楽しんでるんだろうな。娘さんも一緒に行ってるのかな?

とパチンコのCMを見ると、ふと思い出します。

CMと言えば、旦那の稼ぎが帯になる〜と言うのがありますが、旦那の稼ぎが銀玉になるも、パチンコに嵌らなかった私からしたら一緒です。


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ビギナーズラックでもパチンコにはまらなかった私

2012-02-15 06:35:37 | 名無し
私のはじめてのパチンコ体験は今から15年ほど前に遡ります。

職場で3人仲のいい友達がいました。

そのうちの一人の彼氏がスロット好きで時々一緒に行っていたようです。2人はZippoの金と銀の御そろいのライターを持っていたんですが、彼氏がある日台を取るのに、金のZippoを置いていたら、なくなっていたことにスロットで負けた以上に悔しがっていた話を聞いたことがありました。

そんな強者の彼女が、私達に、昼休みに行って見ない?と誘ったことがきっかけでした。会社の隣には超〜大きなパチンコ屋さん。

それで私は1回くらいは、社会見学のために行って見ようと思い、のこのこ(笑)とついて行ったのでした。

ちなみに私の部署はお昼休みが1時間半もありました。テレビを見ながら、飲み放題の、ヤクルトやジョア、お菓子が食べられました。そういう、ゆるい時間をパチンコに当てられる環境でした。それで お昼休みに、新人女子3人で、こっそり行って見たのでした。

誘ってきた彼女はスロットコーナーへ。私たち2人はパチンココーナーへと別れました。

私は見よう見まねで玉を出して、ハンドルをグイッとひねってみました。台は確か人の名前っぽかった気がします。

で、玉を見てると、そのうち、真ん中あたりに変な風に玉が入って、他のは下の穴に落ちて行きました。

で、私の悲劇は、ここから始まったのです!

落ちる玉をボケ〜ッと見てると、いきなり、爆音がして、台が光り始めたのです!

心臓バクバクで、手を離しかけたその時でした。

隣のオジサンが「お嬢ちゃん、ダメだよ」と私の手を押さえて、ハンドルにお金?か何かを挟んでくれました。

そして、店員さんが明らかに私の座ってる台の番号を連呼して「○○番台フィーバー」とか「ジャンジャンバリバリ」とかマイクで叫び始めたんです。

それがもう恥ずかしくて。

挙げ句、店員さんが足下に箱を置いて、あろうことか私の頭上に「フィーバー中」見たいに書いてあるプレートを付けて行ったのです。

もう、この状況に耐えられず、気が動転した私は、今までにない裏返ったかん高い声で隣の親切なオジサンに「これ、あげます!」と押し付けて、ダッシュでその場を逃げ去りました。

ロビーで心臓をバクバクさせてると、一緒に行った仲間が「見てたよ〜派手に光ってたね〜」と面白がる始末。

台を放棄したので、悪い事をした気持もあり、ずっと恥ずかしくて、ドキドキしていました。

玉がどんどん出てきたら、本当にビックリで、ついて行けないです。

私は、その後は、一度も行ってないのですが、もう1人は、玉がどんどん出るのを体験したくて、1人で行くようになりました。

私は、出てビビり(笑)興味を無くし、もう1人は、興味を持った。

依存性になるか、ならないかのボーダーラインは、そんな紙一重のところに、あるのかもしれませんね。



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理不尽な業界

2011-02-18 06:47:26 | 名無し
私は現役店長です。先日掲載された「店長の悩み」という記事を読んで寄稿します。

自由闊達なコメントが入り本当に充実したエントリーになったと思います。

ただ業界人側と遊技者側の間に、大きな溝もあることも分かりました。

トイレの件です。

ホール店長の本音は、誰でも「トイレを自由に開放したい!」と思っています。

トイレの緊急事態の際に、あーだこーだと言いたく有りませんし、困っている人たちに開放をしたいのが本音です。

これに反対するホール店長はいないと思います。

これを阻害するのは何でしょうか?

これは警察との駆け引きでもあるのです。

ホール店長の多くは、雇われ店長でしょう。だから自分が不祥事を起こしたくないのが本音です。

一歩間違えれば、営業停止に追い込まれます。これは非常に重大な問題でもあるのです。

その損失は計り知れません。

だからと言って、困っている人を見捨てるわけにはいきません。

ただ警察は、法律に則り物事を言って来ます。それだけではありません。
警察関係者も人間です。こちらが納得出来ないことも、こちらが飲まされる事もあります。

多くのホール店長は、警察から目を付けられるのを避けたいので、言いなり状態になるケースも多いのです。

18歳未満禁止でも、トイレはOKだと解釈する人もいますが、この時の対応をどうするのかまで、警察は明文化していないと思います。

トイレ客が入場して退場まで、従業員が見張っていれば「18才未満入場禁止の例外になるのか?」と確約されている所轄なら、その様な方法を取れますが、全国全て決まってはいないと思います。

こんな状況では、ホール店長は対応に困る事もあるのです。だから先日の記事では「その点を再確認しましょう!」と言う啓蒙記事だったと思います。

当ホールの地域では、こんな例があります。

提携駐車場を利用しているホールの話です。

同じ提携駐車場を利用しているAホールとBホールがあります。

従来はAホールもBホールも、利用時間分の駐車サービス券をお客様にお渡ししていました。

ある日こんな指導がAホールに入ります。

「駐車サービス券は金券に相当するものであるので、特定のお客様だけに駐車サービス券を渡すのは好ましくない」

Aホールは、駐車サービス券を渡すのを中止しました。

その代わり、駐車時間分を精算できる受け付け機をホールカウンターに設置して対応しました。

つまり、お客様が提携駐車場から受け取った駐車券を、ホールカウンターで清算してしまうと言うことです。

こうすれば、お客様に駐車サービス券を渡す必要はありません。

ここで理不尽な事があります。

同じ提携駐車場を利用するBホールには、その様な指導は入らなかったのです。従って、Bホールは未だに駐車サービス券をお客様にお渡ししています。

こんなこともあります。

Aホールは、DM持参のお客様には、ジュースや日用雑貨の提供をしていました。

これも所轄から駄目出しがありましたので、即刻中止しました。

ところが、Bホールには、そんな指導は入らなかったのです。

ホール業界人なら、所轄によって方針が違うことも分かっています。所轄の中には、あるホールにだけ厳しい指導をするケースもあるのです。

これらの事情は、極一部の例で、もっと多くの事があるのです。

だからホール店長は、警察関係の事には、慎重になり、時には怯え、ある時は抗議や意見も言えないこともあるのです。

この点から、ホール店長がトイレ貸しについて慎重になるのだと思います。

最後に一言書かせてください。

ホール店長だって、困っている人を誰でも助けたいのです。

以上

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ホールはお客の声をメーカーへ届けよ

2011-02-07 06:24:41 | 名無し
昔と違い、釘を大きく曲げる事は出来なくなった。

警察の指導で概ね垂直。

昔のパチンコファンならお分かりだろうが、昔は一発台などは、釘を大きく曲げてその性能を発揮していた。

一発台だけでは無い。

セブン機だって昔は通称「おまけチャッカー」があり、釘を大きく開けて玉をベース口に入賞をさせていたものだ。

当時は、メーカーが機械を設計、製作して、ホールが釘を曲げ、二人三脚で機械の性能を引き出したものである。

これをホール側から言わせてもらうと、ホールが釘を曲げなければ、ヒットしなかった機種は多かったと言うことでもある。

この事はメーカーも承知していたから、お互い協力関係にあった。

しかしメーカーは、昔の姿勢が薄れなくなろうとしている。

その姿勢は販売方法などに現れだした。

メーカー優位の立場が鮮明になってきてそれが当たり前にもなってしまった。

メーカー側は、自分たちが業界を動かしていると勘違いする者も出てきた様だ。

それは間違いでもある。

昔は常にメーカーとホールの立場は同じだった。

その上にお客様がいた。

しかし最近は、山頂がメーカーで、山腹にホールがあり、麓にお客様がいる状況だ。

昔なら、釘を曲げる事によって、機械の性能を上げることが出来たが、今の機械は、ホールがメーカーが「与えている」機械をどのホールも金太郎飴の様な調整しかできない。

それは液晶内の演出や版権内容で勝負している機械に限界が現れてきた証拠でもある。

メーカーもそれは十分承知しているだろう。

ホール側が機械の購入数を抑え、お客様の財布の紐が硬くなり、機械の寿命が縮んだ事で、メーカーの足元に火がついた。

だからだろうとは言わないが、今月26日には、パチンコファン対象の「パチンコ・パチスロ・フェスタ」を開催する。

ファンの声を吸い上げる為のイベントだろう。

これはこれで善。

しかしこれだけでは不十分でもある。

殆どのお客様はそんなイベントには参加できないし、そんなイベントがある事も知らない。

元店長がこう言っていたのでハッとした。

「この様なイベントをどうしてホール側と全面協力してできないのだろうか?」

その通りだと思った。

全国のホール全てが参加するのは不可能だけれども、地域の代表ホールが参加して、全国的にPRをするべきでもある。

東京は大市場だけれども、東京は地方以上に「格差社会」でもある。

つまり東京の市場と、地方の市場、つまりお客様の動向が違うのである。

東京の場合、レベルの高い富裕層が多いのだか、私の感覚では、そんな人達の多くはパチンコはしない。

富裕層でパチンコをする人たちは、平気でホールへ入場できる感覚を持っているが、富裕層でパチンコをしない人々は、ホールへ入場する事に大きな抵抗を感じるものである。

私の知る富裕層の多くの人々は、競馬(馬券購入)や麻雀はするが、パチンコはやらない。

それくらい、東京は格差社会であると同時に、偏見が渦巻く社会でもある。

パチンコの参加人口の年齢分布や、所得分布の調査をして、それに合わせた戦略が業界で必要だと思うの時期が今だ。

それだけ待った無しの状況なのに、ホール側とメーカー側の協力関係は、言葉の上だけとしか思えないのは、私だけではないであろう。

東京だけでは無い、全国のファンの声を聞ける体制を敷くべきだと思う。
それには何が重要か。

ホール側の声を聞き、ホールが吸い上げたお客様の声をメーカーに届けられる体制を業界全体で構築出来ればと思う。

以上

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コメントのお礼に代えて、就職課職員より

2011-01-21 05:52:59 | 名無し
今回、寄稿した就職課職員です。

このたびは多くのコメントをお寄せ頂きました事を心から御礼申し上げます。

職員一同全文を拝読しました。全てとても参考になるご意見でした。

寄稿が掲載された後で、元店長さんに連絡を入れました。その時話した本音は「戸惑い」というものでした。

理由はコメントを拝読して、私どもが想像していた以上に、ホール企業の考え方の違いを感じたからです。

ホール企業への就職を検討していた学生が、元店長さんと会うというので、これはいい機会だと思いお会いしました。

その第一の理由は、この1〜2年で急増している学生のホール業界への熱い視線です。業界大手のマルハンさん、ダイナムさんなど多くの企業へ注目が集まっています。

就職課の私もそうですが、パチンコ業界の負の遺産を全て知りません。特に22才前後の年齢だと、今のパチンコ業界の事しか見えないのが現状です。

それに対して、親御さんたちは「送金問題」をはじめ、「在日産業」「脱税」「パチンコ依存者」などという負の遺産のイメージを多く持っています。

ここに親子間(世代間)のギャップがあります。

それに対して学生の多くは、大手ホール企業なら間違いないという意識があります。

ホール業界に限りません。就職先を選択する時、まず、大手企業に目が向き、それがダメなら段々会社規模を下げていく傾向があります。

ホール業界に限定して書くと、マルハンさんなら大丈夫だという、先入観から入る事がほとんどだと感じています。ダイナムさんやガイアさんにも同様の先入観があります。

学生には企業選択の場合の注意点を指導しますが、この会社規模からくる先入観は、固定概念化されていて、なかなか変えられないのが現状です。

地方にIターン就職する学生は、地元では大手の企業を選びます。それは、安定を求め地元では聞こえが良いからということが根底にあります。

大手イコール「将来性」「安定性」のイメージが強いのです。

安定志向が強いのは重々承知していますが、ホール企業の場合、一般の業種とは違うと感じているのです。

それは卒業生が入社した後の本音で分かります。

大手ホールの場合、同期入社が大勢います。離職を考える前に、同じ境遇の仲間がいるため、お互い励まし合える環境にある様です。

また、配属された職場にも、大学の先輩がいる事もプラスに働いています。
これは大手だからあるプラス側面です。

しかし、これらのプラス側面が充分に発揮できないホール企業もあると感じていました。

それが一部のコメントの中に「やはりそうなのか」と思う内容があります。

今回の寄稿を通じて改めて感じたことは、ホール企業の新卒採用後のフォローには、各社の方針の差が大きいということです。

例えば、小売業などと比べると、差の幅が大きいと思うのです。

これを前回の寄稿で温度差と書きました。

コメントでもそのことが読み取れます。

学生が入社後不安を感じることが増える傾向にあります。これは当然だと思うのは甘えでしょうか?

ある大手ホールに就職した卒業生から聞いた話を紹介致します。

店舗に配属されてから業務内容や人間関係に不安を感じたときに、上司に相談をしたそうです。

店長は35才。

その店長からは基本的に「頑張れ」程度のアドバイスしかなく、解決策がなかった様です。

そうなれば、相談した側は必然的に、気持ちが落ち込んでいきます。
結果、会社や職場や業務に不満を抱くようになり、離職しました。

同様のケースは、ホール業に限らないのは承知しておりますが、その割合は、他の産業とくらべて多い、と感じいます。

私が寄稿をした理由は、ホール業界に学生の熱い視線が送られているからこそ、これから先のことについてお願いをさせて頂きました。

コメントの中に「使えないなら切る」とありましたが、それだけ厳しい業界なのでしょう。

その点に不安を覚える新卒者もいることは否めません。

就職の相談を受ける側の人間として思うのは、これから数年間は、新卒者のホール業界志向が高くなると思います。

それは就職先の幅が拡がることなので、私どもは歓迎しています。

だからこそ、学生側の立場でお話しをさせていただきました。

また、寄稿させて頂きます。

今後もご指導のほど宜しくお願いします。

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就職課職員からのお願い 下

2011-01-19 06:25:48 | 名無し
本来、学生がホール企業へ就職する場合、パチンコ業界を研究する意味でもアルバイトを体験して内情を学んでおくべきだと思います。

しかし、ホール企業を第一希望としていない現状がほとんどですから、アルバイトをしている様子もありません。

新卒者の離職率が高いホール企業は、新卒者と企業側の温度差をなくす工夫ができないものでしょうか?

ホール企業の中には、学生を採用できるだけ採用して、ふるいにかけるかの様な教育をしているところもあります。

その一方で、ホール企業の規模に関係なく新卒者を大切にして頂ける会社もあります。

学生の就職後を見ていると、そんな様子が見えてくるものです。

学生が「新卒」という処女をホール企業へ捧げるということは、他の産業へ就職する時よりも、大きな意味があるのです。

それだけ学生には、ホール企業へ就職する覚悟が必要で、同時にホール企業はこの点を再認識して頂きたいと思います。

学生の中には内向的な性格な者もいます。内向的でも真面目な者も多くいます。

そんな不器用な学生を採用した場合、その者の個性を伸ばしてあげて欲しいのです。

採用側と採用される側の温度差が大きいのがホール業界だと感じています。

温度差を埋めるために努力しているホール企業があります。

そのホール企業は多角経営をしていて、パチンコ以外の分野では新卒を採用しているのに、パチンコ店は新卒採用を行っていません。

ホール業務の正社員採用は、「契約社員」「派遣社員」「アルバイト」を3年以上経験して、就業成績優秀な者だけを採用しています。

これは、採用される側と採用する側の温度差を企業が認識している証拠でしょう。

パチンコ日報は、就活中の学生も多く読んでいる様です。パチンコ業界を知る貴重な情報源だと話す学生もいます。

そんな読者のためにもホール企業は、学生との温度差をなくす努力をして欲しいと思います。



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就職課職員からのお願い 上

2011-01-18 05:59:22 | 名無し
私は、ある大学の就職課の職員です。

元店長さんのエントリーにある様に、元店長さんとお会いして、ホール業界について話しを聞くことができました。

その時、パチンコ日報への寄稿を依頼されたので、今回のエントリーとなりました。

わたしの大学ではここ数年、ホール企業さんに学生を引き受けて頂いています。

今回の不況で、学生の就職率が低下しています。

40〜60社にエントリーしても、内定を得られない学生が続出している状況です。

これは、東京6大学レベルでも同じ傾向にあります。

こんな状況ですから、次年の就職のために意図的に留年をする学生も現れたり、大学によっては、留年を認めるケースも出てきています。

大学進学率は約50%です。

今は誰でも大学へ行ける時代です。

昔は、大学の新卒者がホール企業へ入社することは特別視されていました。

しかし、大卒者が50%ともなれば人気大手企業は、一流大学の学生に的を絞ります。

長引く不況にリーマンショックのWパンチで新卒採用の門が閉ざされています。こうした状況から学生たちの一部は、ホール業界に目を向けだしています。

本音で書くと、ホール業界を第一希望とする学生は極わずかです。

しかし、背に腹は代えられない状況にある学生は、ホール業界に熱い視線を向けているのです。

就職課の一員として、私はパチンコ業界を知るために、パチンコ日報や元店長さんのブログを拝読するようになりました。

パチンコ日報にも書いてありましたが、新卒者が1年後に1人も残らないホールの話題がありました。

それは私共も感じるところがあります。

うちの大学からホール企業へ就職しても、3年以内に退職をしてしまう者が半数以上に登ります。

退職理由を調査すると、雇用側と採用される側の温度差が大きいことが分かります。

学生がホール企業を第一希望にしていない場合、ホールでの仕事内容と自分の理想が咬み合わないケースがあります。

また、ホールの規模によっては、昇進のポストが足りないため、学生が将来を展望できないケースもあります。

つまりホール企業へ入社しても、自分のモチベーションを上げる事ができないでいる者もいるのです。

多くのホール企業は、その様な学生を望んでいない様に思えます。

大量採用した新卒者をふるいにかける様なケースもあると聞き及びます。

だからパチンコ日報に書かれていた様に、新卒者が1人も残らないケースも出てくるのでしょう。

先日、ホール企業のことがテレビで放映されていました。

番組内容の一部に「どうしてGOサインを出したのか?」と疑問を感じるシーンがありました。

業界の人は何も感じないのかも知れませんが、われわれの眼からは奇異に映ったことは事実です。あのシーンを見て色々考えさせられました。

つづく

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上っ面を見るだけのストコンには意味がない

2011-01-09 06:41:08 | 名無し
元店長が自分のブログで、過去パチンコ日報に寄稿した2010年3月29日のエントリーを回想していた。

このエントリーを読みなおしてみて、感じたことがあるので寄稿したい衝動に駆られた。

あるチェーン店では、毎年入社1〜2年目の従業員を対象に、函館の「パチンコ富士」の視察旅行へ行く。

この店舗は業界人の間では有名だ。

で、元店長が本文の最後に書いている内容が気になった。

それがこれ。

「だから、今のマルハンを分析する前に、過去のマルハンも分析材料にすると成長のヒミツが分かる」

業界人がよく視察する「富士」は、新台を頻繁に入れ替えることなく、設備も古いながら集客に成功しているホールとして、視察詣でが続くのだが、業界経験の浅い従業員が視察するとある弊害が出てきたそうだ。

成功した今の姿を視察することによって、そのやり方がすべて肯定されて、そのやり方を妄信するあまり、視察した従業員から独創的な意見が出てこない傾向がある、という。

例えば、手書きのポップ一つとっても、それが全て成功の秘訣だと単純に思い込んでしまう傾向があるそうだ。

業界歴が浅い従業員に成功したホールを単純に視察させると言う事は、幅広い思考や視野がないために、全て目に映った光景に感化され、妄信するあまりに他の思考回路が働かなくなる、ということだ。

視察する上で重要なことは、今の成功した上っ面だけを見るのではなく、並みのホールがどうやって成功したのか、その過程を学ぶことが教育だと思う。

元店長が指摘していた前述の「今のマルハンを分析する前に、過去のマルハンも分析材料にすると、成長のヒミツが分かる」ということは、現状だけを視察していたのでは、それを真似るだけの従業員が出てくる、ということに警鐘を鳴らしていたのだと思う。

あるコンサル会社がパチンコ富士のストアコンパリゾンを実施していたが、内容は現状の視察だけで、過去からの成長過程の説明を加えることはない。

親切なコンサルならきっと、パチンコ富士の遍歴まで語ってくれるだろう。

しかし、そんなコンサルは数少ない。

大手コンサルが企画するストコンに参加した地方のオーナーは、都内で高稼働のホールを見物(視察)させられただけで、何も参考にならなかったそうだ。

また、あるコンサル会社では玉積み演出や煽り方のストコンを企画している。

ストコンを商売にするならば、成長過程の詳細な説明を織り交ぜなければ、視察だけでは商品価値はない。

一世を風靡したコンサルの手法も、最近では連戦連敗だという。今の時代こそ、きめ細やかな内容のコンサルが必要だ。

単なる視察旅行で満足しているホール業界人が多いのではないか、と危惧している。

ここで、パチンコ日報の読者の皆さんに質問。

貴ホールで有効な視察方法や視察先があれば、ぜひ教えて頂きたいと思う。

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無視できないマルハン三ツ星館の動向

2011-01-02 06:22:42 | 名無し
私は現在、茨城で店長をしています。HNは「イケイケ」と申します。店長歴は今年で21年目です。

今回初めて自分の意見を業界人に読んでもらいたいと思い寄稿しました。

ホール業界の今の窮状は、私が21年間業界で経験したことが無い状況だと思います。

過去のパチンコ不況と違い、とても不安になります。

正月早々こんな寄稿をして申し訳ないのですが、年末の営業成績は、昨年より20%の落ち込みで推移しました。

今年、業界がどうなってしまうのだろうか?と心配で心配でたまりません。

主要都市の優良店や地域一番店では、稼働は落ち込んでいても、まだまだ経営的には深刻な状況ではない、と聞きます。

実際、私の知人の店長は、東京都内のホール管理を任されていますが、稼働の落ち込み率は、1年前よりも10%弱だと話していました。

しかし、その店舗の競合店の遊技者数(時間単位の頭数)では、日中2〜3割のダウンだそうです。

また、別の知人のホールでは、年初は稼働4万個だったのに、12月は稼働2万5000個まで落ち込んだそうです。1万5000個(37%ダウン)もの落ち込みにただただ驚くばかりです。

さらに、四国の販社に勤務している友人の話では、12月10日のボーナス支給日に、高松の地域一番店がガラガラだったそうです。

九州にもいる元同僚も「大阪や東京のホール人は想像出来ない惨状のホールがある」といいます。

どうしてこうした惨状がホール業界で起きているのか、という評論は自由だと思います。

しかし、皆さんが論評する以上に、現場の店長は深刻な現状を肌で感じています。

この状況でマルハンが3円交換を始めたことは、衝撃的だと思います。

業界ブログの一部では、三ツ星館について「懐古的だ」と表現されているブロガーさんもいました。

この先、三ツ星館が軒数を伸ばすかどうかは別として、ホールを預かる私としては、懐古的だという感じではいられません。

バイトを含めて45名の従業員を抱え、その家族まで考えれば、私のハンマーに100人以上の生活がかかっていますから、業界1位の動きには、本当に気になります。

元店長さんの31日のブログを読んで思った事があります。

私は東京、千葉、茨城でホール店長を経験しています。21年間、関東で店長をしているので、西日本のホール状況には疎かったのが事実です。

昔はネットで業界情報が入ることもありませんでした。

16年前にマルハンが渋谷にパチンコタワーをオープンさせたことは、非常に驚きました。

マルハンの名前は聞いていたのですが、渋谷店を見て「ここまで力があるのか」と驚愕しました。

マルハンが等価交換で業界1位になりました。

マルハンが等価交換を開始したことは、当時全く情報もなく、知らないうちに時間が経過し、いつの間にか成功していた感じです。

同様な業界人は多く存在します。

これらの事を考えると、今回の三ツ星館のスタートは、どうなるのか非常に気になります。

業界1位企業の動向ですから、無視できません。

関東で長年店長をしていて思うことは、西日本のホール状況が全く分からない時代が長かったことです。

情報網がこれだけ発達している今でも、今回の三ツ星館情報は、元店長のブログを読むまで知りませんでした。

そこで、パチンコ日報の読者の皆さんに提案があります。

全国のホールの動きを、パチンコ日報に寄稿かコメントを入れて頂けませんか? 皆さんの競合店などの情報を入れて欲しいのです。

これは、中小ホールにとっては重要な情報源になると思います。

私も関東地方のホール情報が入れば必ず寄稿します。

マルハンが等価交換戦略に切り替えた時、私の周囲の業界人は誰も重要視していませんでした。

弊社に出入りしている販社の支社長でさえ「等価交換は主流になりませんよ」と太鼓判を押していたくらいです。

等価とは逆の動きにあたる三ツ星館戦略は、業界1位の企業の戦略だから、10年後にこれが主流になっている可能性もあると思いませんか?

マルハンの3円交換営業を「懐古的」と見ている業界人の感覚は危機感がない証拠ではないでしょうか。

マルハンのこの戦略が成功するかどうかは問題ではありません。業界1位の戦略を常に注視して観察する事が大切だと思います。

マルハンが等価交換を始めた時と同じ様に、三ツ星館戦略を懐疑的に見ていると足をすくわれる可能性があると思います。

どんな主流でも最初は小さな水流でしかありません。

それが大きな流れになる前に、我々も情報を得て、どんな情勢にも耐えられる備えが必要です。

もしも競合店が、ある日突然、3円交換に切り替えたら、自分のホールも何かしらの対応ができる様にするのが管理職の仕事です。

業界1位の動きを懐古的に見ている、コンサルや業界ブログが散見されますが、危機感が無いと思うのは私だけではありません。

アウト低下に悩む店長諸氏は、みんな私と同じ意見だと思います。

マルハンが等価交換戦略を始めた頃、マルハンの等価交換戦略に懐疑的だった販社責任者やコンサルの予想はすべてハズレでした。

そんな呑気な業界人が多いから、今のパチンコ不況があると思います。

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数珠さんの寄稿に期待をよせて

2010-12-27 06:46:16 | 名無し
先日、忘年会が有り、元店長など業界人が多く参加していました。
その時に話題になったのが、数珠さんの寄稿の話。

「あれはおもしろいね」

「他のブログでは掲載できない内容」と皆さん絶賛していました。

業界人でも、釘調整に熱心な人ほど、あの内容はおもしろいと感じると思います。

釘調整に対する最近の傾向は、釘はそんなに重要ではないと話す人もいます。

釘調整信者を馬鹿にする人もいるようです。

だから、釘調整談議をする人も少なくなりました。そんな時に、数珠さんの寄稿が始まり、その記事内容について、他の店長さんたちと釘調整談議が始まる事も多くなりました。

確かに、今のホール運営は、釘が上手でも、稼働が直ぐに上がる訳ではありません。

元店長がいつも話している様に、合わせ技の集合体がホール運営に必要なのは分かっています。だから昔のように、釘の重要性の割合が低下しているのも確かですね。

でも釘が上手なほうが良いに決まっていますから、私は少しでも釘が上手くなりたい。そんな私は、数珠さんの寄稿内容は、本当に勉強になります。

画像を撮影して記事を書くのは、想像以上に大変だと思います。
先日の寄稿で、液晶部分を外した画像がありましたが、どれだけ時間を要したのか、と元店長とも話題になりました。だから数珠さんには心から感謝をしたいのです。

昨今、釘調整を語れる人材が少なくなっています。

本部長クラスの人でも、部下に細かく教育が出来ない時代です。

そんな時代に数珠さんの釘寄稿は貴重です。

数珠さん、大変な作業だと思いますがこれからも宜しくお願い致します。

最近の経済状況の影響もありますが、ホール運営にある影が見えてきています。

それは従来の運営手法が崩壊の危機に瀕している事です。

大手ホールの既存店では、大幅に稼働が低下しているケースも散見されます。

元店長の記事にも書いていましたが、マルハンの一部の店舗が3円交換店に転換した事も、それらの影響があるのではないでしょうか?

マルハンさんに限らず、中堅チェーンのホールでも、同じ状況が見られます。

新台を最速で導入しても、一週間を待たずに空き台が目立ちます。

大手が推進してきた「地域最速」「最大台数」という手法が役に立たなくなって来ています。

大手コンサルが入っているホールも同様です。

そんなホールの釘を見ると、雑な調整が目立つものです。

釘が雑だから稼働が悪いとは言いませんが、その雑さが他のホール運営の項目が影響をしていると思うホールも視察をして感じることもあります。

心の乱れは生活の乱れが影響すると言いますが、釘の乱れはホール運営の乱れになると思います。

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長袖Tシャツを発売したさくらコーマス

2010-12-26 06:08:01 | 名無し
私は東京の府中市に住むパチンコファンです。

元店長さんが時々取り上げていた「I ♡ 府中」Tシャツの続報です。
元店長さんが寄稿できない様なので、私がご報告します。

先日、新しいシリーズを発売していました。今度は「長袖Tシャツ」の発売です。

客の私が心配するのも変ですが、これって、売れるの?

このホールは、チャレンジ好きなのでしょう。結構、オリジナル製品を作ってますね。

しかも地元密着型です。

府中駅周辺は、「さくらコマース系」の4店舗と「金馬車府中店」の5店舗しかありません。

以前は他社のホールもありましたが、小さいせいか閉店しています。金馬車が開店するまでは、さくらの独占状態でした。

府中駅周辺には、東京競馬場があったり、多摩川競艇場までの直通バスが出ていたり、ギャンブルの街というイメージが強いと言えます。

元店長さんが時々、さくらのことを取り上げていましたが、このチェーンの特徴は、4店舗あるホールにそれぞれ個性があると思うところでしょうか。

府中以外の店舗(小平に2店舗、亀有と横浜)もあるみたいですが、行った事はありませんので特徴は分かりません。

最近は本社ビルの中にあるホールの1パチを増台する計画の様です(この記事が掲載される頃は、増台しているかも知れません)。

その店舗の1パチはいつも大勢のお客さんがいます。しかし、4パチは平日はどの店舗もお客さんも少ないです。

平日はそんな感じなのですが、この府中4店舗の強いところは、土日のお客さんが大勢いる事です。

競馬場の関係もあるかも知れないですね。

客から見た感じは、常連の多さに強さの秘密があると思います。各店舗にヘビーな常連が本当に多いですよ。

どうしてヘビーな常連が多いのかは、お店の姿勢に現れていると感じます。

地元民向けのTシャツを作ってしまうことにもそれが見てとれます。

だって、どうみても、飛ぶように売れているようには見えないのに、長袖版のTシャツまで作ってしまうのですかね。

多分府中市民は、さくらコマースのパチンコ店を受け入れていると思います。

府中市の美化日には、必ず朝から大勢の清掃部隊を派遣していますし、大きな市内の行事にも積極的に参加をしています。

昔、府中の駅前には大きなスーパーは、さくらコマース直営の店しかない時期もありました。だから余計、市民は親しみを感じているのでしょう。

最後に一言書くと、ホールの出玉は、可もなく不可もなくです。

パチンコファンとしてはもう少し出して欲しいですね。

金馬車と出玉で争って欲しいものですが、金馬車もさくらに合わせている感じです。

この街にマルハンとかの有力店舗が進出してきて欲しいですね。

隣の駅にガイアがありますが、影響力はありません。

以上です。

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異業種参入の成功を祈る

2010-10-16 06:10:22 | 名無し
15日、異業種から業界に参入する人のエントリーがありました。

不安な内容を感じ取れました。

しかし、パチンコ業界に限らず、どの業界でも異業種へ参入する時は、違和感があるものです。

昔、NHKの番組で公共事業の縮小に伴い、売上が激減した土建業者のことを紹介していました。

減少した売上げをカバーするために、畑違いの農業や介護事業に参入するわけですが、相当苦戦していました。

今までの自分たちがいた業界のノウハウや、やり方は通用しない。すべて0からのスタートで勝手は違う。戸惑うばかりでした。

だから、ホール業界に異業種から参入すると言う事は、それらと同じだと思います。

ホール業界には、ホール業界が50年以上蓄積してきた風土があります。

その風土は異業種から見たら異様に映ると思いますが、だからと言って非難される事でもありません。

この業界の未来は、安泰ではないでしょう。だからといって、直ぐに消滅するわけでもありません。

異業種から参入する時の不安は大きいのも理解できますが、参入すると決まっているのでしたら、そんな事をくよくよ考えても仕方ありません。

30年以上前に、日本人経営者がホール業界に新規参入した時の話を聞いたことがあります。

当時は出店妨害だけでなく、組合では村八分。相当、苦労したそうです。

しかし、今では大手ホール企業の一角を占めるまでに成長をしています。

どの業界でも、異業種参入は大変なので、どっしりと腰を据える気持ちをもって欲しいと思います。

開店の成功を祈ります。

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ひねりゲージで稼働を上げるその5

2010-10-13 05:51:46 | 名無し
いくらワタリの角度を変化させても、釘1本1本がバラバラでは意味がない。

釘傘を一直線でそろえると同時に、釘の左右角をそろえることで安定して釘の箇所に玉を弾ませることができる。

そして、技術を数値化することで、誰でも作成することができ、各台ごとのバラツキが軽減できる。

図解

一つのブロックを直線として考え、その凸凹と歪をなくします。

悪い例



凸凹している

各釘が曲がっている

メンテナンス後の理想的な釘




すべての釘を揃えることで玉のバラツキを軽減して、安定した玉飛びをすべての台で提供することができる。

一見、難しそうだが、技術を数値化することで誰でも作成できるようになる。

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ひねりゲージで稼働を上げるその4

2010-10-12 06:37:38 | 名無し
ひねりゲージのことをこれまで文章で表現してきたが、分かりやすく図解にした。

通常のワタリ釘はこのように一直線で並んでいる。ここでのワタリ(道釘)とは、スタートチャッカーへ向かう数本の釘が連続しているブロックのことをいう。

そのブロックの端と端の釘を違う角度で結んで、強制的にワタリのブロック自体の角度を特殊なツールを使用して変化させることをいう。

そして、釘傘を一直線で結ぶことで、新しい傾斜の道釘を生み出すことが可能になる。

ワタリとは別名「道釘」といわれている。言葉通りスタートチャッカーへの道筋なのです。その道筋が急な坂だったどうだろう。

【ひねり前】


【ひねり後】

これをこの図のように命釘に近いほうから少しずつ角度を変えていく。

これによって玉のスピードをコントロールすることができるので、「命釘まで届かない」「命釘に絡まない」といった玉の動きを軽減することが可能になる。


【ひねり前】


【ひねり後】

このように傾斜角度が緩やかになれば、玉のスピードが殺されることはイメージできたかと思う。

つづく
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ひねりゲージで稼働を上げるその3

2010-10-11 05:36:34 | 名無し
パチンコ営業での顧客接点とはどこだろうか?

礼儀正しい従業員? 掃除の行き届いた清潔な店舗?

私が考える顧客接点とは、盤面に打ち込まれた1本1本の釘だと思う。

この顧客接点の真の解決ができて初めて、稼働が上がりお客さまを増やすことへとつながっていく。

礼儀正しい接客だけでは、売り上げは上がらない。

1発打ってみて、2発、3発と打ちたくなる。1000円使ったらもう1000円使いたくなる。お客さまが喜んで楽しんでもらえるためには、やはりスランプのない台を提供すること。

元ゲージをそのまま叩いてもダメ。それを業界全体で使っているからお客さまが減る原因だ。

何度もいうが、その解決策となるのがひねりゲージだ。

古い釘師の中には「ひねりゲージは邪道」と否定する人も少なくないが、心地いい玉の落下速度に味付けすることがひねりゲージで、お客さまは小刻みに動く玉の流れを目で見て楽しむことができる。

財務体質がしっかりして資金調達ができて、機械が買えるようになってもよそができれば、それは差とはならないが、パチンコ営業の基本である釘ができれが、会社の問題の70%は解決できる。

つまり、釘1本の顧客満足を作ることが、利益の積み重ねになる。

ここを今一番やらなければならない。

会社の理念が釘1本、1本に魂として打ち込まれているか、ということ。

これこそがコア・コンピタンス(Core Competence)。 他社に真似できない核となる能力となる。

ひねりゲージを実践しているホールが九州にあります。ここは入る前は1万3000個稼動でしたが、ひねりゲージを実践するようになって1万8000個稼働まで上がってきています。

ここでは元ゲージとひねりゲージの2つを作って試し打ちをしたところ、100人が100人ともひねりゲージの方が心地いい、と。

打つならひねりゲージ、という評価をもらっている。

ところが、ひねりゲージは「甘い」というのが大方の見方。ゲージが甘いというのは、業界では利益が取れない=使えないことを意味する。

そこでホールは利益を取るためについつい辛いゲージにしてしまうが、この行為こそが不味い料理を提供して、お客さまに「来るな!」といっているようなもの。

甘い、といわれるひねりゲージで利益が取れるようにするには、釘の技術が伴わなければできない。

つづく

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