みずほ組員融資:オリコが経産省に報告 数年間も問題放置
みずほ銀行が暴力団員らへの融資を放置していた問題で、グループの信販会社オリエントコーポレーション(オリコ)でも「後手の対応」が判明した。オリコが16日、経済産業省に提出した報告書などによると、2010年の段階で経営トップが問題を把握していたにもかかわらず、抜本策はとられず、問題融資は今もグループ内に残ったまま。問題が報道された9月末以降、あわてて対応を強化した側面が強く、みずほフィナンシャルグループ(FG)全体の経営責任が改めて問われそうだ。【谷川貴史、高橋慶浩、山口知】 続きを読む