“銀座”ファッションで米倉が貫禄のV4!!
米倉の衣装代は着物だけで1億2000万円と超豪華。元子の感情に合わせて着物や帯を選ぶなどのこだわりも満載だった。「総柄で赤い実がたくさん描いてある着物は派手だけど一番好きでしたね」と米倉。
米倉の衣装代は着物だけで1億2000万円と超豪華。元子の感情に合わせて着物や帯を選ぶなどのこだわりも満載だった。「総柄で赤い実がたくさん描いてある着物は派手だけど一番好きでしたね」と米倉。
シンプルなコンサバファッションから色鮮やかな民族衣装までを着こなし初受賞。ともすればやぼったくなってしまうコンサバ系の衣装を、絶妙な色使いと上下のシルエットを計算してまとめ、お手本としても楽しませた。
大人の女の上質なキャリア・ファッションをさらりと着こなすあたりはサスガ。組み合わせのバリエーションもお手本に。背の高さを強調し武器にするような、高いヒールのパンプスも役の性格を表わしてカッコよかった。
魔女というありさ(米倉)の設定に合わせ、ファッションも少しズレたキュートさで、ポップにカラフルにコーディネート。難易度の高い幅広いスタイルを着こなし、魔女っぽさを衣装でもしっかりと表現した。
黒にビビッドな色のししゅうが施されていたり、赤いバッグでアクセントをつけたりと、チャイナテーストを基調とした主張のあるファッションが、暴力団員の元愛人という、人生の修羅場を乗り越えた森乃という女性の強さや洗練をよく表現していた。
神出鬼没で行動力があるするみだけに(?)、パンツスタイルが中心。個性的な役柄に合わせ、リメークやレース使いのGパンなど、ひねりのあるスタイルで統一。露出度の高い夏らしいトップスもまぶしく、女性のあこがれ&お手本として楽しませた。
恋とオシャレにしか興味のない麗香(観月)が、弁護士事務所で働き、中身も輝いていく。脚線美を生かしたミニを基本に、鮮やかな色使いや凝ったデザインの、着る人を選ぶスタイルを披露。原色中心から、後半はベーシックな色みの上品コーディネートに移行し、役の心情の変化も表現。
ベーシックカラーのキャリアファッションを基調に、カジュアルダウンもドレスアップも着こなし、「やまとなでしこ」('00年フジ系)に続く主演部門とのW受賞を獲得。W受賞2度目というのは史上初。2期連続主演部門受賞とともに歴史を塗り替えた。
第30回「ファイティングガール」('01年フジ系)に続いて2度目の同部門受賞。セーラー服、メード姿からウエディングドレスにバスローブとさまざまな衣装に挑戦。私服でも、この役だから着たというミニスカートや人気ブランド服などで楽しませた。
主演・助演部門で入賞のオダギリが、「天体観測」のタケシのスタイルを評価されついに初受賞! なかなかマネのできない個性的なベスト+パンツスタイルでも、服に負けない存在感で、逆にそこから醸し出されるタケシのスマートさを表現。逆三角形の男らしいうしろ姿にもひたすらホレボレ。
米倉が同部門2度目の栄冠。全身整形したヒロイン・保奈美役にふさわしく、自分に自信をもった女性が思いっきりファッションを楽しむようすが衣装からも存分に伝わった。逆に、家でのラフスタイルでは、保奈美本来の素朴な姿を投影してるようで、ギャップのつけ方もうまかった。
“バツイチながら男にモテまくりのスチュワーデス”という設定にふさわしく、バッグや靴など小物にいたるまで、ファッション誌から飛び出したようなスタイリッシュさ。恵まれたスタイルでそれらを完璧に着こなした。この部門の新女王が誕生!
“検事=スーツ”という既成概念を打ち破ったカジュアルは、常に現場へ出向く久利生のやり方に説得力を与えただけでなく、表面にとらわれず本質を見つめる姿勢をも表現。法廷での黒の革ジャケットや大流行の茶のダウンなどの着こなしにほれぼれ。
スチュワーデスの制服にパーティードレス、そして合コンでの勝負服。松嶋には珍しいひざ丈のミニ、そしてロングスカート、色もピンクからモノトーンと実に多彩。プロポーションを生かした文字どおり幅広い着こなしで毎週見る者を楽しませた。
毎回の見どころでもあった一夏(藤原紀香)のファッション。流行を取り入れたカジュアルから、アクセサリーまでこだわり抜いたゴージャス・スタイルまで、まさに幅広く着こなした。スタイリッシュな役者がそろった今期でも“女王”の貫禄を示した。
毎回「今週は何色?」と思わず楽しみにしてしまった松本人志のカーディガン。服装までどこか常識ハズレなところがいかにも南波次郎らしく、このキャラクターの構築にひと役買った。また、こんなところでも笑いをとったことに拍手!
毎回、どんな服で登場するかも番組の楽しみのひとつになるほど、キッチリ、ラフ、どちらのスタイルでも魅了した。スレンダーな体型がより美しく映えるための努力や、着る者を選ぶ高級服をサラリと着こなしてしまうあたり、さすがです。
同賞常連の藤原が'99年2度目となる同賞を他の追随を許さぬダントツの勝利で獲得。女刑事らしく凛々しいパンツスーツから大胆なドレスに水着まで、衣装においてもまさに体当たり。刑事の仕事につい“女”を使ってしまう役に説得力をもたせた。
意外にも!?今回が初受賞。モノトーンを基調としたベーシックなスーツの着こなしは完璧で、ともすれば地味になる服でも洗練されたイメージを残せるのは彼女ならでは。昼と夜の服装の違いも微妙ながら絶妙で、2重生活をファッションでも表現。
「WITH LOVE」('98年 フジ系)、「あきまへんで!」(同年TBS系)に続いて3度目の受賞。今回は教師役だけにスタンダードなオフィススーツが中心だったが、スカート丈などでセクシーさをアピール。小物へのこだわりも見逃せない。
ともすれば下品になってしまう派手な衣装もサラリと着こなした榎本加奈子が2度目の受賞。今回は時代錯誤の派手なファッションで魅せてくれた。どんな衣装も嫌みなく着こなせる彼女に当時、“ベストドレッサー賞の女王”の異名も。
セクシーな衣装もさらりと着こなし、演じるモデル役に説得力をもたせた藤原紀香が快勝。自慢のスタイルを強調する衣装が連続。部屋着もバスローブ姿などで魅せてくれた。コミカルな作中で役に合わない衣装も自然に着こなせるところが強みだ。
部屋ではTシャツに中途半端な丈のパンツ、ここぞというときはセクシーに決め、仕事中はスーツも着た。“キュートなんだけど、常にどこかアンバランス”がポイントだったシゲカヨファッションで、役のキャラクターをも完璧に表現した。
セクシーボイスで人気の売れっ子DJ・佳織役の藤原紀香が、ほどよい露出度に上品さも取り入れたセクシー服で受賞。シャツやスーツでリンとした雰囲気を保ちつつ、第2ボタンはしっかり開けるセクシーさが、抜群なスタイルを際立たせて大正解。
全身人形状態の衣装で毎回見る者の度胆を抜いた榎本加奈子が受賞。すべてオリジナルでつくった入魂のコスプレ衣装は、動物やら天使やらとにかくスゴかった。「可憐の普段着もかわいいので買い取ってGパンの上に着る」とコスプレ以外にも入魂。
沙織のキッツイ性格とは対照的(!?)な、ブラウン系ベースのソフトでシックなお嬢様スタイル。さすがの気品で着こなしてました。ストールやスカーフの使い方にも高級感と流行を同居させるひと工夫が。ブランドはグッチが多かったそうです。
和服、ワンピース、上質ニットを使い分け、各場面で多彩な女らしさを表現した川島なお美がV。優しい色みの着物にまとめ髪がなんともあでやかだった。呉服屋の娘という設定のため、着物の着方は「腰ざぶとんひとつで“毎日着てる感”を出した」(川島)。
“理想の上司”ファッションを絶妙な色づかいで体現した長塚が受賞。見るからに上質の背広と、黄やピンクなどきれいな色を微妙に取り入れつつも嫌みにならないネクタイがポイント。たま~に登場したオフ・スタイルもさわやかにキマってた。
個性的なスーツの着こなしがキマっていた「恋のバカンス」のアパレルデザイナー・優紀役のりょうが受賞。優紀の衣装はスタイリスト・今村文子さんが調達。細身のシックなスーツで襟元にアクセント、で洗練された印象。りょうの個性にもバッチリハマった。
ハイセンスなスーツに足首のアンクレットで、一流の照明デザイナーのキャリアと女らしさを表現。オフの日はカジュアルなトラッド、夜なら鮮やかな色のスーツで。高そうな服やアクセサリーが嫌みなく似合うのはご本人の魅力ゆえ。
長~い手足に白衣がキマった観月。「色と色、柄と柄をあえて組み合わせた」(スタイリスト・小林朗子さん)。ノーマルなナース姿だけでなく、キャバクラ(第2話)では白衣ならぬド派手ピンクの桃衣?に身を包み大サービス。私服も元気でオシャレ!
ヘソ出し、超ミニ、ピタピタパンツ…色も素材も流行を取り入れた目にも楽しい南のファッション。どんなハデな色でも、シャツのボタン3つ開けても、爽快感があふれていたのは、南が服を“着倒し”ていたから。ファッションとは生き方だと実感!
一流モデル・ちひろを演じた鈴木京香が他を引き離しての受賞。ライバル・真美役の稲森いずみとともに、モデルの“普段着のオシャレ”を教えてくれた。カジュアルもサスガのセンスで、澄生(大沢たかお)とわかり合えてからは服も温かい感じに。
黒のナイロン・コートにスリムパンツにひっつめ髪、後半はさわやかなジャケット姿。「衣装の大迫靖秀さんと相談して、7話まではチャラチャラ衣装を替えないことに」(木村)。髪を切ってからの好青年ふうは木村本人とのギャップが魅力だった。
洗いざらしの無地のシャツをざっくりとはおり、ゆったりしたパンツ、素足にサンダルという、これ以上ないくらいのさりげなさ。豊川のプランに沿って綿密に打ち合わせを行ない、晃次が着てしかるべき服、にこだわりぬいた結果の受賞。
髪の毛を立てたパンク・スタイルからかわいいプードル姿まで、もうなんでもやった松雪が高得点を。もちろん普通のファッションもデザイナー志望の役だけあって、小物使いまでこだわっていて超キュート。衣装に“着られ”ない気迫がさすが。
スキーウェアは紺と白、オフィスでは大人っぽい茶色のコートとビシッとしたスーツにほんの少し遊び心のあるネクタイ。さらにタキシードから普段着、パジャマに至るまで、清潔感ある、ほどよいコンサバなスタイルがキマッていた本木が1位に。
味のある渋い茶の革ジャンを“着倒”し、アウトローな男の生きざまをファッション面でも感じさせた木村が審査員、TV記者票ともに集めて受賞。自前のジーンズのルーズな着くずしや、Tシャツ一枚でもキマってしまうセンスのよさが注目された。
10代の若者ファッションに強い影響を与えた、いしだ壱成が受賞。「ご本人の普段の服ほどはイッちゃってなかったから」(カトリーヌあやこ氏)という“ほどよさ感”が逆に支持層を広げたか。2位の本木雅弘、3位は山咲千里と納得のラインナップ。
毎回黒のスーツで登場した田村扮する古畑だが、シャツはすべてオーダーメードで全9色計18枚をそろえるというオシャレ派。そのシンプルさが視聴者に受けた。第2位には「上を向いて歩こう!」の舘ひろし。女優は3位の安田成美が最高位。
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