●最強ポケットコンピュータ PC-G850(改)
このポケコンのBASICでは音階や発音の長さが自由に設定できるBEEP命令が利用出来ます(説明書には載っていません)が、コストダウンの為かスピーカが付いていません。11Pパラレルポートの2番と7番にスピーカを接続すると音を出すことが出来ますので、これを内蔵し、なおかつI/Oポートとしての使用時にスピーカを切り離すためのスイッチを設け、おまけに無意味にボリュームまで取り付けた豪華な仕様になりました。内部はデッドスペースだらけですから簡単です。ここまでは高校在学中の加工です。 Pict.1 ケースを開いたところ Pict.2、3 スピーカ/バックライトのスイッチと、ボリューム 最近になってこのポケコンを引っ張り出してきて、CTCの如き画面を表示させて鉄道模型のポイントを制御することを思いつきました。そうなるとやはり暗闇でも画面が見えるようにバックライトを仕込まねばならないと悟り、気合で改造しました。
誰も真似しないでしょうが、私は以上の手順で加工。リスクの大きい改造ですので、現役高校生の方は止めといた方がいいかも。授業が受けられなくなります。上記の通りに加工を行ってポケコンが再起不能になっても、Chihiroは責任を負いません。 Pict.4 chihirosysのロゴを表示して、バックライト点灯 とりあえず、点灯させると▲こんな感じです。光源から遠いところほど強く散光するような器用な加工はしてないので、光源付近のみやたら明るいです。しかし、まあとにかくちゃんと暗闇でも画面が見えて、Chihiroは満足しています。もうCTCのことはどうでもよくなりました。 * * * * * * * * * * * * * * おまけ メモリが32KBと少ないうえに、テストの前には初期化させられたりするので、ポケコンゲーマー(笑)にとってファイルの保護は悩みの種。SHARP謹製の通信ケーブルは高価な上にどこで買えるのか分からなかったので、レベルコンバータIC(MAX232)を使用したレベルコンバータを作成しました。回路図はGoogleで検索したら出て来ました。これでそこらにある単なるシリアルケーブルを使用して最大9600bpsの通信が出来ます。他人のポケコンを借りて一生懸命手入力していたあの頃が懐かしい… Pict.5 レベルコンバータ |