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『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』プレイリポート その7

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2012年8月2日に発売された『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』(以下、『DQX』)をプレイして、おもしろかった出来事や日々感じたことを、気ままに綴ります!

●少しやり過ぎだったかも……と反省するフリをします

 2週間ぶりにこんにちは! ゴジラ太田です。
 『DQX』サービス開始後、いろいろな職業のレベルを上げてきましたが、担当編集者から「お前、やり過ぎだろ」、「いつ寝てるんだよ」、「必死すぎるぞ」、「俺も種族をオーガにすればよかった」などなど、非常にありがたいご意見をたくさんいただきました。

 確かに、このプレイリポートを振り返ると、ほとんどレベル上げの話しかしていなかった感じがします……。そんなわけで、今回は気分を変えて、少しレベル上げの話からは離れたいと思います。


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▲と言っても、もうレベルを上げられる職業が旅芸人しかないですが……。大型アップデートまでにレベル50になるよう、ちまちまと上げていきたいと思います。

●東京ゲームショウで大型アップデートの詳細が判明!

 ついに! 『DQX』で初めてとなる大型アップデートが、10月初旬に行われると発表されました! 併せて、大型アップデートの内容もけっこう具体的に判明しましたね。今週は、発表された詳細の中から、俺がとくに関心の高かったものについて触れていきたいと思います。


●スキルポイントの振り直しが可能に!

 スキルポイントの振り直しを待ち望んでいた俺にとって、いちばん気になったのがこれ! その場の勢いでスキルポイントを振ってしまったり、複数の職業を育てた後に、「こっちの職業で、このスキルに振っておけばよかった」などと後悔している人は多いと思います。

 情報によれば、レベル40以上で受けられるクエストをクリアーして、その報酬でもらえるアイテムを使えばスキルポイントを振り直せるとか。そして、クエストクリアー後は、スキルポイントの振り直しに必要なアイテムが10000ゴールドで購入できるようです。

 つまり、ひとつのスキルを振り直すだけなら、クエストをクリアーすればオーケーで、2つ目のスキルからは10000ゴールド必要ということになります。

 この10000ゴールドという金額には賛否両論あると思いますが、俺の個人的意見では、思っていたよりは安かったかな、と感じました。あまり長時間遊べないライトユーザーや、キッズタイムで遊んでいる子どもたちにも手が届く範囲だと思います。

 『DQX』はオンラインRPGということもあって、これまでの『DQ』シリーズと比べるとキャラクターの育成に時間がかかります。それもあって、ある程度キャラクターを育てた後に、“いちから新しいデータ(キャラクター)で遊ぼう”とやり直すことも、なかなか腰が重くなるのではないでしょうか。

 金額の多寡はともあれ、「間違えて振ってしまっても振り直せるし」と思えば、精神的に楽ですよね。また、「気分転換に違う武器を使ってみたい!」なんてときにも、スキルポイントの振り直しは役立ちそうです。ゴールドをたくさん持っている長者のような人なら、パーティ編成や戦術に合わせて毎回スキル構成を変える、なんて遊びかたができるようになるかも……(俺は万年金欠なのでムリですが)。


●追加職業のパラディン、レンジャーが登場!

 きました! 新たな職業!

 大ダメージが大好きな俺は、バトルマスターを楽しみにしていたのですが、新武器のハンマー(パラディン)と弓(レンジャー)にも興味があるので、早く転職して遊んでみたい! あ、ちなみにブーメラン(レンジャー)も新武器として登場します。

 前述したように、スキルポイントの振り直しが比較的お手軽にできるので、気になる武器にスキルポイントを振りまくって、楽しみながらレベルを上げられるのがイイ! いままでは「このスキルにポイントを振っちゃって本当にいいのだろうか……」みたいに、ちょっと心配しながらレベルを上げていましたから(笑)。

 もちろん、どちらの職業のレベルも上げるつもりですが、メインとして考えているのはパラディンです。パラディンは、まだ予想ですが、よく言えば“攻守兼ね備えた万能タイプ”、悪く言えば“器用貧乏”みたいな職業かもしれません。とは言え、守りに関しては随一の職業(のはず)なので、パーティでもしっかり活躍できるかと思います。

 もともと俺は『DQII』の“サマルトリアの王子”が大好きなこともあり、もしパラディンが本当に“器用貧乏”だったとしても、きっちり楽しみながら遊べる自信があります!


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▲守りに特化した職業のパラディン。写真は特技“やいばのぼうぎょ”を使ったシーンです。そして『DQX』のハンマーは、なんと片手武器だそうです! ってことで、俺はハンマー&盾を装備して遊ぼうと思います。

 それに、『DQX』をいっしょに遊んでいるフレンドのほとんどが、魔法使いや僧侶をメインにしているので、前衛系の職業をメインにしたいな、ということは以前から考えていました(いろいろな職業へ浮気しまくっている俺が言えるセリフではないですが!)。

 レンジャーは、ひとまず弓を使ってみて、それが楽しかったらメインにするかも(笑)。


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▲レンジャーは、モンスターを魅了したり、オオカミを呼んで攻撃させる“オオカミアタック”といった、シリーズおなじみの攻撃もあるみたい。とくにオオカミアタックは、連続攻撃でどのくらいのダメージを与えられるのか気になる!

 ちなみに、追加職業へ転職するには、追加職業に関するクエストをクリアーするだけでいいそうです。ただし、パラディンの転職クエストでは戦士の特技“かばう”、レンジャーの場合は盗賊の特技“ぬすむ”が必要になるようです。

 バトルマスターになるには戦士と武闘家を育てる必要があるといった、『DQVII』システムになるかと俺は思っていたのですが、クエストクリアーのみで転職可能になる『DQIX』システムですね。

 ライトユーザーやキッズタイムだけに遊ぶ人たちのことを考えれば、『DQIX』システムのほうが、より多くのプレイヤーに追加職業を遊んでもらえるのは間違いないですよね。


●レベル上限が55まで解放される!

 現在のレベル上限は50ですが、大型アップデートでレベル上限が55になります。

 こちらも追加職業と同じく、特定のクエストをクリアーする必要があるのですが、難度は少々高めとのこと。でも、1度クリアーすれば、全職業のレベル上限が55まで解放されるようです。

 これは、戦闘や大ダメージが大好きな俺にとっては素直にうれしい内容。レベルが上がることで、これまで勝てなかったモンスターとも戦えるようになるだろうし、レベル上限解放に併せて、新たな装備品も多数追加されると思いますし。

 でも、レベル50以降は、レベルアップに必要な経験値が多くてかなり大変そうな予感もしています。そろそろ、メインにする職業を絞ってレベルを上げていかないと、本当に睡眠時間がなくなりそうだな……。


●ハウジングシステムを実装!

 簡単に言えば、“自分の家を持てる”というシステムです。

 家を建てるには土地が必要です。土地を買うと、そこに飛べるルーラストーンを1個もらえるうえ、家を建てれば多数のアイテムを収納できるようになります。たくさんの職業で遊んでいる俺にとって、装備品をしまえる収納が増えるのは非常にありがたいです! そうそう、装備品と言えば、手持ちの装備品の上限を増やせるクエストも実装されるようですね。

 ちょっと話が逸れました。家と土地の話に戻します。

 家は10000ゴールドで購入できますが、家を建てるために必要な土地の最初の値段が、なんと50万ゴールド! だけど、時間経過とともに土地の値段は下がっていき、最終的には20000ゴールドまで安くなります。つまり、家を建てる場所などを気にしなければ、じっと値下がりを待って、合計30000ゴールドでマイホームが持てるというわけです。

 俺は当然(?)、20000ゴールドで土地が購入できるまで待つと思います!


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▲憧れのマイホーム! お金はないけど、やっぱり欲しくなっちゃいそうだなぁ……。

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▲自宅では、アイテムをしまえたり、ベッドで休んでHP、MPを回復できたりなど、かなーり便利! ツボ錬金設備の横に立っているキラーマシンの飾り物が、とても気になる(笑)。

●やっぱり、どこの世も必要なのはお金なのかっ!?

 さて、気になる大型アップデートの内容について個人的な感想を書きましたが、とにもかくにも、スキルポイントの振り直しや追加職業のための装備品、ハウジングシステムなど、ゴールドがたくさん必要だということはわかりました。

 レベル上げのペースを落とした代わりに、大型アップデートまではゴールド稼ぎに勤しもうかなぁ。

 それでは今回はこのへんで。また次回!


■過去のプレイリポートはこちら

その6
その5
その4
その3
その2
その1



ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 Wii / Wii U
発売日 WiiU版:発売日未定 Wii版:2012年8月2日発売
価格 Wii U版:価格未定 Wii版:通常版は6980円[税込]、Wii USBメモリー同梱版は8980円[税込]
ジャンル RPG / 冒険・ファンタジー
備考 ネットワーク対応、USBメモリー16GB以上必須 製作・開発:スクウェア・エニックス、ゼネラルディレクター:堀井雄二、キャラクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういち、プロデューサー:齊藤陽介、ディレクター:藤澤仁

(C)2012 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
※データはすべて2012年9月28日時点のものです。

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