『武装中学生』Web連載ノベルの書籍化に合わせてショートアニメ第五弾も公開！

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●少年少女たちの決起から決戦まで――小説の象徴的なシーンを映像化

　2012年12月20日に予約開始となった、小説『武装中学生 バスケットアーミー』。野島一成氏が執筆するこの作品は、公式サイト（→こちら）で無料連載されていたもので、数ある『武装中学生』関連作品の中心となるもの。

　書籍として発売されるこの『武装中学生 バスケットアーミー』だが、世界観や物語について「よくわからない」という人も多いはず。そんな世界観や物語を分かりやすく伝えるために作られたのが、今回紹介するショートアニメ。

　主人公は、2011年、日本が大きく揺れ動いた年に生まれた少年少女たち。それから15年後――経済大国の座から滑り落ち、技術立国の名誉も失って久しい日本にあって、自ら兵士になるための教育を受けることを選んだ中学生たちの姿を描く。

　ショートアニメの中では、日本が変わっていく様子から、主人公たちが事件に巻き込まれ、そして「敵」と対決するまで、物語のなかでも特に象徴的なシーンを抜き出して映像化している。

　群像劇と銘打たれた本作。主人公である中学生たちには、戦うための十分な力も、問題を解決する判断力も、状況を打破する決断力も、そして自他を鼓舞するような決めゼリフも――友情もない。それでも、死から逃れ、絆を育み、しなやかに生きていく。

　『武装中学生 バスケットアーミー』を知らないという人は、まずショートアニメを見て、それで興味を持ったなら、ぜひ本を手にとってみてはいかが？

※ショートアニメ#05は→こちら

■オーディオドラマ第7弾は、松浦アンのトラウマ、妄想、恋を描く

　小説『武装中学生 バスケットアーミー』の主人公である中学生「個人」にスポットを当て、彼・彼女たちの過去を描くオーディオドラマ。これまで、名取トウコ（CV:小清水亜美）、黒部カズキ（CV：梶裕貴）、瀬波ヒカリ（CV；東山奈央）、狩野ナナミ（CV：三森すずこ）などが登場。

　7人目のオーディオドラマとなる今回は、松浦アン（CV：平田真菜）にフォーカス。すでに、2012年12月13日に第一話が公開されており、12月27日に第二話が公開される予定となっている。

　松浦アンは、小説の中では大人びた女子中学生として描かれているが、そんな彼女がなぜ兵士になるための教育を受けようと決心したのか。両親の離婚、父親の家庭内暴力、女児を性の対象にする大人たち――苦しく、切ないアンの過去が、オーディオドラマの中で明かされている。

　キャストと配信予定は以下のとおり。『武装中学生』公式サイト（→こちら）にて公開している。


【配信スケジュールとキャスト】

・第一話　少女の白日夢
※配信中→こちら

松浦アン／平田真菜
松浦志織／根谷美智子
高津ヨウジ／室 元気
ナレーション／宮林 康

・第二話　少女の最低の父親
※12月27日（木）配信

松浦アン／平田真菜
松浦祐太朗／三木眞一郎
松浦志織／根谷美智子
ナレーション／宮林 康

・第三話　少女の味方
※2013年1月10日（木） 配信

松浦アン／平田真菜
ミリ／斉藤貴美子
松浦祐太朗／三木眞一郎
ナレーション／宮林 康

・第四話　少女と少年
※2013年1月24日（木） 配信

松浦アン／平田真菜
高津ヨウジ／室 元気
松浦祐太朗／三木眞一郎
ナレーション／宮林 康

【スタッフ】
脚本／野島一成
音楽／川井憲次、カワイヒデヒロ
効果／中野勝博
調整／内田 誠
演出／亀山俊樹

【武装中学生 バスケットアーミー ストーリーイントロダクション】

2026年8月、富士演習場――
名取トウコが所属する
私立東都防衛学院中等部三年二組は、
担当教官である神谷指導のもと、
夏季総合演習の最中にあった。

その過酷な訓練も、いよいよ最終日。
トウコたちを労う神谷は、
「最新兵器研究」と題した“課外授業”を提案する。

そして……事件は起こる。

何者かによる突然の襲撃。
響き渡る銃声、怒号、断末魔、
血の海に崩れ落ちる――。

前代未聞の事件をきっかけに
世間から「武装中学生」と揶揄される
15歳の少年少女たち。

そんな少年少女たちの未来を奪い去ろうと、
襲撃者たちの影が忍び寄る……。

(C)2011 Kazushige Nojima
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