稟議書の書き方について
稟議書の書き方のポイント
(1)件名
「件名」には、起案内容とビジネスゴールに近い効果を明記します。
<例>
「商品Aの販売促進における検索連動型広告(スポンサードサーチ)の導入について」
「商品Aの販売促進における検索連動型広告(スポンサードサーチ)の導入について」
(2)稟議内容
「稟議内容」では、件名で掲げた起案内容を明確に伝えます。マーケティング調査やアクセス解析の結果などのデータを適宜織り込むと、より具体性がアップします。
<例>
商品Aの販売に先立ってマーケティング調査を行った結果、ターゲットとする顧客層の約7割が
Yahoo! JAPANを最も利用する検索サイトとして挙げていることが明らかになりました。
本商品の主要な販売チャネルは弊社ショッピングサイトを想定しており、効果的な集客・販売
促進を行うために検索連動型広告を導入し、Yahoo! JAPANをはじめとするサイトに広告出稿を
したいと考えております。ご決裁いただけますようお願い申し上げます。
商品Aの販売に先立ってマーケティング調査を行った結果、ターゲットとする顧客層の約7割が
Yahoo! JAPANを最も利用する検索サイトとして挙げていることが明らかになりました。
本商品の主要な販売チャネルは弊社ショッピングサイトを想定しており、効果的な集客・販売
促進を行うために検索連動型広告を導入し、Yahoo! JAPANをはじめとするサイトに広告出稿を
したいと考えております。ご決裁いただけますようお願い申し上げます。
(3)効果
「効果」は裏付けのある数値を交えながら箇条書きにします。
スポンサードサーチのアカウントをお持ちの場合、管理画面上で設定した予算に応じた1日あたりの予想広告表示回数(インプレッション数)や予想クリック数を見ることもできます。このようなデータを活用しましょう。
<例>
- 検索連動型広告の予想インプレッション数:●●/日
- 検索連動型広告の予想クリック数:●● /日
- 検索連動型広告利用者の購入(コンバージョン)数:●● /月
- 検索連動型広告による予想売上高(平均購買単価×月間コンバージョン数):●● /月
- 予想CPA(1コンバージョンあたりの獲得単価=予算÷コンバージョン数):●●円
- 予想ROI(予想売上高を基に算出した利益÷予算)=●●%
(4)予算
「予算」では、検索連動型広告の広告予算をそのまま記載します。
必要な広告予算は、商材や市場規模などにより大きく異なりますので、ご自身のサービス、商材にあった予算を設定しましょう。
(5)添付資料
販売データなど、稟議書を補足するための資料を添付します。
また、必要に応じて、検索連動型広告「スポンサードサーチ」についての説明を添付すると、より分かりやすくなります。
<例>
【検索連動型広告とは】
検索サイトでインターネットユーザーが入力した検索キーワードに連動して表示される広告のこと。
【検索連動型広告の主な特長】
【検索連動型広告とは】
検索サイトでインターネットユーザーが入力した検索キーワードに連動して表示される広告のこと。
【検索連動型広告の主な特長】
- 商品に関連するキーワードを検索した見込客に絞り込んで広告を表示するため、 高い広告効果が期待できる
-
費用対効果が明確。広告の表示回数、クリック数、購入に至った回数、
投資効果(ROI)などを数値で把握できる
- 広告は表示されただけでは課金されず、インターネットユーザーが広告をクリックすると料金が発生する
- ほぼリアルタイムで広告の掲載・停止ができ、フレキシブルなプロモーションが可能
- 広告予算の管理がしやすい