スピードワゴンも駆け付けた! 『ディーエムシー デビル メイ クライ』の完成発表会が開催【豪華プレゼント追加】
ゲーム プレイステーション3 Xbox 360 PC ニュース●PC版の発売は2013年2月28日に決定
カプコンは、2013年1月9日、都内中央区銀座にあるパセラリゾーツ銀座店にて、2013年1月17日発売予定のプレイステーション3、Xbox 360用ソフト『ディーエムシー デビル メイ クライ』(PC版の2月28日と発表)の完成発表会(プレス向け)を開催した。
▲『ハギとこ!』のハギーさんでおなじみのCS事業統括 CS営業推進部 パブリシティ企画推進室室長 兼 キャラクター・コンテンツ事業統括 出版編集室長 兼 編集・企画チーム長の萩原良輔氏。 |
まず、登壇したカプコン CS事業統括 CS営業推進部 パブリシティ企画推進室室長 兼 キャラクター・コンテンツ事業統括 出版編集室長 兼 編集・企画チーム長の萩原良輔氏は、年始早々に発売される『ディーエムシー デビル メイ クライ』はもちろん、「これからもワクワクするような宣伝をやっていきたいと思います。カプコン作品を今年もよろしくお願いします」と挨拶。続いて、江城元秀プロデューサーが登壇し、カラオケパセラ各店やカプコンバーで2013年1月17日から期間限定で展開されるコラボメニューなどを紹介した。
▲江城元秀プロデューサー。 |
▲伊津野英昭スーパーバイジングディレクター |
しばしの時間をおいて、あらためて江城プロデューサー、そしてスーパーバイジングディレクターの伊津野英昭氏も登壇し、『ディーエムシー デビル メイ クライ』が紹介。そこで、先着特典となりダウンロードコンテンツ“バージル ダウンフォール”のプレイデモも行われた。本DLCは、ダンテの兄であるバージルが操作キャラクターとなるコンテンツ。基本的な操作はダンテと同じだが、瞬間移動する能力など、ダンテとは異なるスタイリッシュアクションが楽しめるのがポイントだ。ステージは幻想的なものになっており、「なぜバージルがここにいるのかも物語の謎のひとつ」(江城)とのことだ。
▲デモプレイは、スタイリッシュ応援隊の動画などでおなじみのDOYA!内田こと内田洋平アシスタントプロデューサー。 |
また、ONE OK ROCKによるイメージソング『Nothing Helps』を使ったPVも公開。さらに、ONE OK ROCKのメンバーからは、「実際にプレイさせてもらて疾走感のある曲ができた」や「シリーズをプレイしていたが、(本作は)すごく進化しています。たくさんの人にプレイしたもらいたい」、「(本作は)爽快で気持ちよかった。練習したらスゴイ技が出せそう」、「自分たちも刺激を受けた作品。いい形で曲が乗っている。新しい『ディーエムシー デビル メイ クライ』を楽しんでもらえたら」などといったメッセージが寄せられた。ちなみに、同楽曲が収録されたONE OK ROCKの8th Singleは本日発売!
▲『Nothing Helps』について江城プロデューサーは、「実際に本作をプレイしてもらったおかげで、ゲームのテンポと非常に合った楽曲になっていると思います」と手応えを感じている様子。 |
さらにテレビCMも公開。
『ディーエムシー デビル メイ クライ』のコラボ展開もあらためて紹介。下記リンクをチェックしてほしい。
[関連記事]『ディーエムシー デビル メイ クライ』と東芝〈レグザ〉、ONE OK ROCK、カラオケパセラ&カプコンバーとのコラボ情報が到着
[関連記事]『DmC Devil May Cry(ディーエムシー デビル メイ クライ)』コラボTシャツが続々登場
■スペシャルゲストにスピードワゴンが登場
完成発表会も後半に差し掛かったところで、スタイリッシュ応援隊の動画に出演しているスピードワゴン(井戸田潤、小沢一敬)のふたりが登場。小沢さんは、撮影当初、『ディーエムシー デビル メイ クライ』の腕前はイマイチだったとのことだが、「本作は操作性が優れているから」(小沢)メキメキと上達していったという。その操作性のよさのおかげで「ふだんはアブラギッシュなんですけど、スタイリッシュになれました」(小沢)と述べ、会場を笑わせた。井戸田さんはDOYA!内田氏をイジり「(DOYAとプリントされた)Tシャツは内田さんの自腹なんですよ」(井戸田)と、あまりスタイリッシュじゃないエピソードも暴露。スタイリッシュ応援隊の動画では、そんなおもしろおかしいやり取りが収録されているので、ぜひチェックしよう。
■プレス対抗ゲーム大会では週刊ファミ通の北口徒歩2分が優勝
発表会の最後には、“プレス対抗スタイリッシュプレイ決定戦”と銘打たれたゲーム大会が開催。参加人数12人で、ステージは“ネフィリムの血統”、制限時間は15分、順位はクリアー後の総合ポイントで争われた。このゲーム大会に参加した週刊ファミ通編集部の北口徒歩2分が、まさかの優勝! 優勝賞品はファミ通.com読者にプレゼント!
ちなみに、北口徒歩2分によると、ステージでポイントを稼ぐコツは、
・短時間でクリアーする
・収集できる要素をできるだけ集める(ロストソウル、シークレットドア、キーなどといった、ステージの収集要素をたくさん集める)
・死なない、アイテムを使わない
・スタイリッシュに立ちまわる
コンボをつなげていくと、スタイリッシュランクが上がっていきます。スタイリッシュランクを上げるためには、異なる攻撃をくり出し続けることが必要です。また、ダメージを受けるとスタイリッシュランクが下がってしまうので、なるべくダメージを受けないことも重要です。空中コンボを決めると、地上からの敵を受けにくいので、空中コンボをいかに決めていくかが重要になります。
とのこと。実際に『ディーエムシー デビル メイ クライ』をプレイする際は、上記を意識するといいだろう。
プレゼントの賞品は、
・『ディーエムシー デビル メイ クライ』×新日本プロレス”コラボTシャツ
・『ディーエムシー デビル メイ クライ』×Bizarre”コラボアクセサリー“ダブルトリガーペンダント”
・『ディーエムシー デビル メイ クライ LIMITED EDITION』(イーカプコン限定数量限定商品)
の3つ。これらをそれぞれ抽選で1名様にプレゼント。欲しい人は下記の応募フォームに必要事項を明記のうえ、送信ボタンを押してください。応募の締切は2013年1月20日(日)の23時59分まで。当選者の発表は、発送をもって代えさせていただきます。賞品の発送は1月下旬を予定しています。
最後に、発売に向けた各氏のメッセージを紹介しよう。
本作は相当の時間をかけて、ここに立っている3人がこだわりをぶつてけ作ったくれた『ディーエムシー デビル メイ クライ』。2013年のカプコン作品のトップバッターの応援をよろしくお願いします。(萩原氏)
これからもTwitterなどで情報を発信していきます。また、いいプレイをお見せして、『ディーエムシー デビル メイ クライ』(の魅力)を広めてげていければと思っています。(DOYA!内田氏)
日本と欧州のデベロッパーといっしょに開発しました。欧州の洗練されたビジュアルと、日本の丁寧なゲーム作りが融合した、ありそうでなかった作品です。(プレス大会では、初プレイの取材者が2位になるなど)間口が広く、しかも奥が深い、理想のゲームができたと思います(伊津野氏)
大きなチャレンジとして3年前から開発がスタートしましたが、いかに新しいゲームを産み出すか、という部分はブレずに開発を進めることができました。発売まであと1週間ですが、本作の魅力をさらに伝えていきたいと思います(江城氏)
以下、22時40分追記。
ここからは、プレス向け発表会のあとに実施された一般向け発表会での、来場者と江城氏、伊津野氏、内田氏によるQ&Aセッションの模様を抜粋してお届け。
■制作中の苦労
本作の開発を担当したのは、イギリスにあるデベロッパーNinja Theory(ニンジャセオリー)。日本と海外の開発会社では、アクションゲームの文化、考えの違いから、さまざまなギャップ、アプローチの違いがあったという。たとえば、キャラクターが走る、止まるといった基本的な行動ひとつをとっても、Ninja Theory側ではリアルさを追求するため、徐々にスピードアップし、止まるときも慣性を考慮して、2~3歩進んで止まるといったモーションを作成。すると、(『スーパーマリオ』などの操作性に慣れた日本のプレイヤーにとっては)動きにメリハリがなく、さらに狭い足場に飛び移るといったアクションゲームなどでは基本的なプレイも、着地点から少しキャラが進んでしまうため、すぐにキャラクターが落下してしまうなど、難度が非常に高く、爽快感もないものになっていたという。また、ボス戦などでも、海外ゲームのボスは、極端に言うと“体力が多くただ巨大なだけ”にしがちで、「ボスはザコ戦とは違い、別の遊びとして考える我々とは大きな違いがありました」(伊津野)。そこで、“ゲーム論”を交わすこともしばしばあり、カプコンが考えるアクションゲームとNinja Theoryのそれとの溝を埋めるのに、約1年は要したとのことだ。だが、その甲斐あって、開発後半は「こちらが説明しなくても、気持ちいいアクションを作ってくれるようになった」(江城)という。ちなみに、DOYA!内田氏は、海外に行くと携帯電話をなくしたり、ホテルの部屋から荷物が消えていたり、絶えずハプニングがあった(そもそもの原因のほとんどは内田氏によるものだが)、とゲーム開発とは別の側面での苦労を語った。
■アクションが苦手な人でもスタイリッシュにプレイできるか
本作は、画面外の敵は攻撃をしてこないという。よって、敵とは1対1で対峙すると余裕をもってスタイリッシュなアクションをキメやすい。「慣れてくれば2対を同時に相手にしたりするといいと思います」(内田)
■想定されるプレイ時間
初プレイ時、カットシーンなどすべて飛ばさず、ストーリーだけをクリアーするだけなら13~14時間だろう、とのこと。ただ、クリアー後のシークレットミッションなどを含めると、かなりのボリュームになるという。
■『マーヴル VS. カプコン』の次回作があれば、そこにダンテは登場するか
『マーヴル VS. カプコン』の次回作自体、発表されていない(開発しているかどうかも不明)が、「もしあれば提案したいですね」(伊津野)。ちなみに、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンから2013年1月31日に発売予定のプレイステーション3、およびプレイステーション Vita用ソフト『プレイステーション オールスター・バトルロイヤル』には、ダンテが登場する。「ジャンプなど、ちゃんと監修しています」(伊津野)
■トロフィー取得の難易度
コンプリートにはいろいろなモードをクリアーする必要があり、手応えが感じられる内容になっているとのこと。ちなみに、トロフィーの名称は、シリーズのファンがニヤリとできる名称になっているという。
■DLCは?
数量限定特典として2種類のダウンロードコートが添付されることは明らかになっているが、ダウンロードコンテンツは、今後もいろいろと予定されているようだ。1月10日発売の週刊ファミ通にも、新DLC情報が掲載されているので、そちらをチェックしてほしい。
■Wii U版の発売は?
いまのところ予定はないとのこと。ちなみに、プレイステーション Vita向けも同様。
■発売に向けて
発売へ向けての意気込みを聞かれ、伊津野氏は「売れて欲しいですね(笑)」と冗談めかしたが、これはシリーズをもっと続けていきたいという希望のあらわれ。江城氏は、期待と不安が半々としながらも、「納得できるクオリティーになりました。ゲームファンの方々には、ゲームに触っていただき、それを感じてもらえたらうれしいですね」と自信も見せた。
▲ファンを集めて行われた発表会では、開発者とのQ&A;セッションのほか、試遊台が設置され、そして軽食なども提供された。 |
▲この距離感でファンと開発陣がQ&A。 |
(C)CAPCOM CO., LTD. 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
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