衛宮家の一家団らん（？）トークが披露された『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』ステージをリポート【マチ★アソビ vol.9】

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●徳島のシンボル・眉山に響き渡る“外道”コール！

　徳島県徳島市にて、2012年9月22日から10月8日まで開催されたエンターテインメントのイベント“マチ★アソビ vol.9”。2012年10月8日に行われた、“プレイステーション Vita版『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』トークショー”の模様をお届け。

　本ステージの司会進行を務めたのは、衛宮切嗣を演じる声優の小山力也。小山がステージに登場するなり、会場は「外道！　外道！」という大きな“外道”コールに包まれた。

▲外道コールを受け、にこやかに手を振る小山。

　「（今日は）愛する妻子とともに参りました。アイリ、そしてイリヤ！」という小山。その声に応えて登場したのは、アイリスフィール・フォン・アインツベルン役の大原さやかと、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン役の門脇舞以が登場。会場を埋め尽くすほどのファンの姿に、大原も門脇も大興奮。門脇が「イリヤスフィールのことは好きですかー！？」とファンに向かって問いかけると、ファンは大声で「大好きですー！」と返答。続いて「お母様のことは大好きですかー！？」と問うと、ファンはまたしても「大好きー！」と返答。そして「外道のことも好きなんですか！？」と聞くと、「外道ー！」という叫びが会場中に響き渡った。

　「親子3人水入らずで行くぞー！」と、ステージを進めようとする小山。ここで、「なんでさ、爺さん！」と叫び、衛宮士郎役の杉山紀彰が登場した。『フェイト/ステイナイト』の主人公であるのに、ひどい扱いをされた士郎こと杉山。小山が「僕ら（切嗣・アイリ・イリヤ）は本当の親子だけど、君はたまたま僕が拾った……」と言うと、会場は再び外道コールに包まれた。「こんなにも“外道”で盛り上がるなんて」とキャスト陣も驚くなか、いよいよトークショーがスタートした。

■衛宮家 家族トークコーナー

　最初に行われたのは、衛宮家の4人が、事前に用意された質問に答える“家族トークコーナー”。家族4人の、ユーモア溢れる回答を紹介しよう。

切嗣さんへの質問：アイリさんのイメージを教えてください。
　小山はアイリについて、「完璧すぎて、君が怖い！」と回答。また、自分が粗相をしたとき、寂しく笑って許すのではなく、「バカ！」と罵ってほしかったと語ると、大原は小山の望みどおり「このアホ！　バカ！」と罵り、願いの叶った小山は大喜びだった。

アイリさんへの質問：家族の方が外道だな、と思うところを教えてください。
　切嗣について「これは外道と呼ばれても仕方がないな」と思うところはあるか？　という問いに、大原に代わって門脇が回答。「切嗣はすぐウソをつくから、そう思われても仕方ないって思う」と答え、会場は大いに沸いた。小山が杉山にフォローを求めると、杉山は「士郎も『カーニバル・ファンタズム』のほうでいろいろあったので、あまり人のことは言えない」と回答に困っていた。それを聞き、小山は「男はしょうがない、みんな外道だ」と結論づけていた。

イリヤさんへの質問：外道が家族にいると不便なことはありますか？
　父親が外道で悪かったことは、逆によかったことは？　と問われ、門脇は戸惑いつつも、「よかったことは、お母様と会うことができて、お母様が幸せそうな顔をしていたこと」と回答。その答えに、大原は本気で感動していた。その先の答えに詰まる門脇に、小山は「イリヤは僕がいなければこの世に誕生しなかったんですよ、あなたにも外道の血が半分流れている！」と、切嗣についても何かコメントするよう求めたが、門脇が何かを言う前に時間切れとなってしまった。

士郎さんへの質問：つねにハーレム状態な方に対する印象を教えてください。
　杉山は、『カーニバル・ファンタズム』の中で、複数の女の子とのデートをブッキングしてしまう士郎を見て、「ああ、士郎は正義感溢れる子だけども、やっぱり切嗣の流れを受け継いでいるな」と感じたそうだ。ハーレム状態の人についてどう思うかと問われた門脇は、「イリヤはそういう人しか見たことがない……だから、それがふつう……」と回答。小山は「ハーレムを守るのもたいへんなんです！　守るためには戦わなければいけないんです！　アザラシは、ハーレムを守るために命がけで戦っているんですよ」と、ハーレムを持つことのたいへんさを力説した。

■アニメ『Fate/Zero』紹介コーナー
　続いては、ニュータイプ アニメアワード（リポートは→こちら）で5冠を達成したアニメ『Fate/Zero』の紹介コーナー。2012年9月19日には、 “『Fate/Zero』Blu-ray Disc Box II”が発売になった。第14話～第25話が、テレビ未放送部分を含むオリジナルエディションで完全収録されているほか、特別映像「おねがい！アインツベルン相談室」などが収録されている。大原は、この「おねがい！アインツベルン相談室」のラストで、「アイリが救われたように感じた」とのことなので、ファンはお見逃しなく。

■『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』紹介コーナー
　角川ゲームスより、2012年11月29日に発売予定のプレイステーション Vita用ソフト『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』。本作には、ufotableが新たに制作したオープニングムービーが3種類（セイバールート、凛ルート、桜ルート）収録される。会場では、セイバールートと凛ルートのムービーが公開された。とくに、初めて大画面で公開された凛ルートには、大きな感嘆の声が巻き起こっていた。

　なお、このPS Vita版『フェイト/ステイナイト[レアルタ･ヌア]』には、プレイステーション・ポータブル用ソフト『とびたて！超時空トラぶる花札大作戦』のプロダクトコードが付属する。会場ではサプライズ発表として、この『とびたて！超時空トラぶる花札大作戦』に、これまで公表されていた『Fate/Zero』6チームに加えて、『Fate/Prototype』、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』、『フェイト/エクストラ』の3チームが参戦することが、門脇の口から明かされた（詳しくは→こちら）。

■『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』アニメ告知
　花札への参戦も決まったコミック『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』が、2013年にアニメ化することが決定。ステージでは小山が「こんなに僕らに宣伝させておいて、僕らが出ないわけはないだろう！」とアニメ制作陣にプレッシャーを与える一幕も。詳細の発表を待とう。

　マチ★アソビですっかりおなじみになった『Fate』ステージ。つぎはどんなステージが行われるのか、次回のマチ★アソビからも目が離せない。