ミュージック インタビュー&コメント

ミュージックライブレポート
2012年6月12日
LIVE REPORT
DaizyStripper
結成5周年、渋公のステージで見せた決意

次へ
   
DaizyStripperらしい“温かさ”が包むステージ
 DaizyStripperの5th Anniversaryワンマンツアー“DREAMER”が6月3日、東京・渋谷公会堂でファイナルを迎えた。

 単独では、初の渋谷公会堂公演となった今回。会場には今ツアー中、各会場で持ちまわったファンからのメッセージがぎっしりと書き込まれたメッセージボードや、大きな花が飾られた。

 暗転しステージから照明が縦横無尽に会場内を照らしだすと、ボーカル・夕霧を除くメンバー4人がステージに現れた。そして、デビューシングル「ダンデライオン」を歌う夕霧の声が響きはじめ、曲がアップテンポに切り替わる間奏部分で、ステージ中央から夕霧が登場。「ありがとう、渋公!」と叫ぶと、観客は一斉にこぶしを突き上げた。

 2曲目は2ndシングルの「ジュリエットのナイフ」。これまでの彼らの軌跡を思わせるかのような力強いリズム1つひとつが、会場の熱を上げていく。この2曲で、いかにDaizyStripperがデビュー時から完成されたバンドだったかに気付く。

 「渋公とかツアーファイナルだとか、俺たちも特別な気持ちがあるけど、気張らず緊張しないで、いつも通り楽しんでほしい」と夕霧。おなじみのナンバーから、8月1日にリリースされるミニアルバム『HUMALOID』に収録される新曲「彼女はエメラルド」まで全23曲を披露した。

 夕霧がギターを手に歌ったりと、新しい一面を見せる場面もありながら、終始会場の空気を包んだのはいつものDaizyStripperらしい温かさ。ハードな曲も切ない曲も、彼らの奏でる音には温かさがあった。

 結成から5年という月日を経て、1つの節目となった渋公ライブ。アンコールの「decade」では「絶対10周年まで連れていくからな!絶対についてこいよ!」とファンに誓い、「これから何年先もずっと俺たちがDREAMERだ!」と締めくくった。

 なお、今冬12月28日に東京・Zepp Tokyoでワンマンライブ。そして、来年1月公開予定の映画『東京てやんでい』の映画主題歌を手がけること、夕霧が役者として映画出演することも発表され、彼らの今後の活躍に一層期待が高まる一夜となった。

DaizyStripper プロフィール
コミュニティ
オフィシャルサイト
ライブレポート一覧へ
P R

オススメ リンク

インタレストマッチ -広告の掲載について
イープラス