Vol.2 日本滞在中は料理・洗濯も自分で!意外と上手い……!?
――日本での活動中は、ひとり暮らしをしていたと思うんですけど、実際に日本で暮らしてみていかがでしたか?
【V.I】 毎日いろいろ大変でしたけど、楽しかったですね。
――家事はご自分でされていたんですか?
【V.I】 はい。
――正直、V.Iさんが家事をしている姿が、あまり想像できないんですけど。
【V.I】 そうですか?意外と僕、うまいですよ〜。洗濯も自分でしてました。あっドライクリーニングはマンションに頼んでましたけどね、戻ってくるまでに3日間かかったけど……それはしょうがない(苦笑)。
――料理は?
【V.I】 自分で結構作ってましたよ!
――得意料理はなんですか?
【V.I】 もちろん韓国料理ですね!
――もともと韓国でもよく料理をしていたんですか?
【V.I】 いや、全然。直接自分で作るようになったのは日本に来てからですね。毎日どこかに行って食べるのは限界があるから、必然的に自分で作らなくちゃいけない状況といいますか。
――確かに。とくにV.Iさんお手製の料理の中でおススメメニューといえば?
【V.I】 豚キムチですね。あと、味噌チゲとか。
――すごいですね〜。
【V.I】 全然すごくないじゃないですよ。超簡単〜!誰でもすぐに作れますから!
――そうなんですか?
【V.I】 逆に日本食は自分で作れないから、お寿司とかは食べに行くしかないですし。
――顔なじみのお寿司屋さんがあるそうですね。だけど、スーツでピシッと決めているときは「BIGBANGのV.Iさんですね」と話しかけられるのに、普段着で行ったときにはまったく気づかれなかったという(笑)。
【V.I】 あっ『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)観ましたか?
――はい。そのエピソードは本当なんですか?
【V.I】 ネタじゃないですから(笑)。いつも行っているお寿司屋さんで、店員さんとも仲良しなのに、友達と普通の格好で一緒に行ったとき、入口で「すみません、どちらの方ですか?」って止められて。「僕、予約したんですけど」「お名前は?」「ミスターリーです」「ミスターリー?ミスターリー様??」「僕のこと知ってるでしょ?」「えっ?まさかBIGBANGのV.Iさんですか?」「そうなんですよ〜」
――あはは(笑)。完全にコントじゃないですか?
【V.I】 コントじゃなくて、事実ですから(笑)。そもそもそのお寿司屋さんは高級なお寿司屋さんで、僕みたいに若い人はあんまり来ないから、不思議に思ったみたいで。BIGBANGのV.Iは、いかにも芸能人みたいな感じで、サングラスをかけてオシャレをしているイメージがあったらしくて。あと、髪の毛(前髪)をおろしているときもBIGBANGに見えないみたい。
――確かにイメージ、思い込みってありますからね。
【V.I】 そんなに変わるんだ〜ってちょっと悲しくなっちゃいましたね(苦笑)。
――それだけBIGBANGのときのインパクト、ステージやテレビの印象が強いんでしょうね。
【V.I】 うれしいような、寂しいような……でも、それだけたくさんの人たちに浸透しているってことだと思うんで、これからもっともっと僕の存在をたくさんの人たちに知ってもらえるように、日本での活動を積極的に取り組んでいきたいです。
(文:星野彩乃/撮り下ろし写真:草刈雅之)