業界関係者とのトークセッションで“『PSO』の進化と未来“が見えた！？　『ファンタシースターオンライン2』のステージリポート【TGS2012】

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●業界関係者が鋭く突っ込む『PSO2』トークセッション

　2012年9月20日～23日にかけて開催されている東京ゲームショウ2012。3日目となる本日（9月22日）のセガブースでは、オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』のステージイベントが行われた。

▲ゲームメディアの『PSO2』担当者によるトークセッションを開催。	▲右から、酒井智史氏（『PSO2』プロデューサー）、木村裕也氏（PC版ディレクター）。

　この日、ステージに登壇したのは、酒井智史プロデューサーとPC版のディレクターを務める木村裕也氏。冒頭で予期せぬムービーが流れてしまい、生のイベントらしいハプニングからスタートした（このムービーの詳細はイベントの最後で明らかになる）。
　まず酒井プロデューサーは、昨日のステージイベント（記事はこちら）で紹介したスマートフォン版『ファンタシースターオンライン2es』について触れ、『PSO』のエッセンシャル（essential）となる作品、つまり原点を目指したと語り、タイトルの由来を明らかにした。

　その後は、“業界関係者が大胆予想　PSOの進化と未来”と題したトークセッションへ。ゲームメディア三社の『PSO2』担当者が登場し、各々が今後の展開について気になる点を開発陣にぶつけていく。

▲弊社ファミ通コネクト！オンから、担当編集・小山（右）が出席。

　このトークセッションの中で、「PS Vita版の容量は？」という質問に対し、「PC版のだいたい半分くらいの容量になります」（酒井氏）と回答。また、スマホ版と他機種版との連携については、「ユーザーがほしいとと思うことは、できる限りむちゃをしてでも実現したい」（木村氏）と話してくれた。

　その後、話題はPS Vita版の3G通信プレイに移り、現在検証中とのことで「思ったより動く」（酒井氏）と好感触を得ていることを明かした。ただし、まだ慎重に検証を進めている段階で、基本的にはWi-Fiを利用してほしいとのこと。

　先日のセガブースステージが公開された“大型アップデート第1弾・後編「必滅の呼び声」”の目玉、サブクラスについても解説があり、メインのクラスとは別のクラスをサブクラスに設定すると、その特徴を引き継ぐことが可能に。さらに20％のステータス補正があり、サブクラスのフォトンアーツとテクニックも使えるとのこと。武器はメインクラスが装備可能なものに限られるが、全クラスが装備できる武器があるので工夫次第で戦いかたの幅が大きく広がるようだ。
　ちなみに、おすすめのクラスの組み合わせを質問されたときの回答は、木村氏は「よく使っているのはファイター＋ガンナー」、ガンガンいく派という酒井氏は「ハンター＋ファイター」とのことだ。

　ステージの最後には、今後のアップデート情報のヒントがあるというムービーを公開（これが冒頭にちょっとだけ流れたムービーだった）。ハロウィーンのかぼちゃをモチーフとしたコスチュームや新しいエネミーを確認することができたが、ムービー終了後には、酒井氏が「まだアレが出てきてないじゃないですか」と発言。今後のさらなる仕掛けに含みを持たせた。