キラキラのポップチューン「ボク☆ロケット」で鮮やかなメジャーデビューを果たしたダイスケから、早くも2ndシングル「いつだって。」が到着!「ありのままの君でいい」というメッセージが印象的なこの曲は、彼自身のリアルな感情が反映されているという。
路上ライブを始めたきっかけは、人見知り克服のため
――メジャーデビューから1ヶ月が過ぎましたね。九州キャンペーンで、各地のラーメンを食べまくっていたみたいですが……。
【ダイスケ】 はい、毎日食べたので太ったかも知れません(笑)。路上ライブを中心にしていたころは、関東をほとんど出たことがなかったので、すごく新鮮な体験をさせてもらってますね。(FM局の)パワープレイをたくさんいただいたんですけど、なかなか実感を持てなかったんですよね。でも、実際に「ボク☆ロケット」を聴いて「サインしてください」って言ってくれる人がいたり、ちゃんと届いているって感じられるのがすごく嬉しくて。
――そうですよね。そして、早くも2枚目のシングル「いつだって。」がリリースされるという。これはいつごろ書いた曲なんですか?
【ダイスケ】 1年半から2年くらい前ですね。僕はもともと人とコミュニケーションを取るのが苦手で……。
――そうなんですか?路上ライブって見知らぬ人と触れ合うわけでしょ?
【ダイスケ】 いやでも人と触れ合いますね(笑)。路上ライブを始めたきっかけも、「ちゃんとコミュニケーションを取れるようになりたい」って思ったからなんです。最初はやっぱり大変でした。今でも覚えてるんですけど、初めて路上をやったとき、ギターを持ったまま1時間くらい立ちっぱなしだったんです。なかなか歌い出せなくて……。
――なるほど。
【ダイスケ】 もちろん、ちょっとずつ立ち止まってくれる人とも話せるようになったんですけど、今でも“怖い”って感じることはあります。「いつだって。」を書いたころも、自分の気持ちを友だちや家族にすら素直に伝えられなくて、それがものすごくもどかしかったんです。だから、「ありのままの自分を知ってほしい」っていう気持ちでこの曲を作って。「ありのままの君でいていいんだよ」って歌っているんですけど、最初は完全に自分に向けて歌っていました。
自分をさらけ出すのってやっぱり怖いけど、ガツガツ自己主張していきます
――でも、ちゃんと聴く人の背中を押す曲になっていますよね。
【ダイスケ】 ライブで歌っているなかでわかってきたんですけど、「素直に自分の気持ちを伝えられない」って感じてる人って、ホントにたくさんいるんですよね。僕もまだまだ日々、修行ですけど(笑)、経験を重ねるたびにちょっとずつ成長できてると思います。
――“アコギと歌”を中心にしたアレンジも印象的でした。
【ダイスケ】 この曲に関しては、オーソドックスでシンプルなものにしたかったんです。「ボク☆ロケット」は4つ打ちのビートだったり、ポップでカラフルな曲になっていて。今回は路上ライブの感じというか、等身大でぶつかっていくイメージだったんですよね。
――カップリングの「愛しのリリィ」も、かなり生々しいラブソングで。
【ダイスケ】 理不尽な恋愛に苦しんでいたときの曲です(笑)。できたばかりのときは、なかなか歌えなかったんですよ、あまりにも生々しくて。これはぜひ、女の子に振り回されている男の子に聴いてほしいですね(笑)。
――「ボク☆ロケット」とは違う手触りのシングルですね、ホントに。
【ダイスケ】 次回はまた違うところを出していきたいですね。まず、“ダイスケ”と自分の音楽を、たくさんの人に知ってもらえるようにがんばっていきます。自分をさらけ出すのってやっぱり怖いけど(笑)、これからはガツガツ自己主張していきます!
(文:森朋之)
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