2012.1.16
「講談社リブラリアンの書架」2月号アップしました。
今月の出演作家は山本一力さんです。
『ジョン・マン 大洋編』
著者:山本一力
定価:1,680円(税込)
大海へ! 世界へ!!
初めて挑む歴史大河小説 待望の第2弾
郷土の先達、中浜万次郎ことジョン・マンの奇跡の生涯
異人たちとの出会い、クジラとの格闘、未知の島々
新たな世界へ飛び出す決断の時!
鎖国日本から漂流し、初めてアメリカで生活を送り、初めて地球を一周し、自力で帰国した誇るべき日本人の物語!
黒船襲来の十二年前。土佐の漁師の息子・万次郎、十四歳。初めて乗った船で嵐に巻き込まれ、仲間とともに身ひとつで遭難。無人島に流され、五ヵ月後、米捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助された。まだ何者でもない少年は、初めて世界を知る。
『奇面館の殺人』
著者:綾辻行人
定価:1,344円(税込)
懐かしくも新しい――これぞ綾辻・館ミステリの神髄!!
登場人物全員の“顔”が仮面の下に……!?
前代未聞のシチュエーションで繰り広げられる驚愕の推理劇。
奇面館主人・影山逸史に招かれた六人の男たち。館に伝わる奇妙な仮面で全員が“顔”を隠すなか、妖しく揺らめく<もう一人の自分(ドッペルゲンガー)>の影……。季節外れの吹雪で館が孤立したとき、<奇面の間>に転がった凄惨な死体は何を語る?
前代未聞の異様な状況下、名探偵・鹿谷門実(ししやかどみ)が圧巻の推理を展開する!
名手・綾辻行人が技巧の限りを尽くして放つ「館」シリーズ、直球勝負の書き下ろし。