AQUOS PHONE IS14SH 発表、スライド式 Android に発信・終話キーも搭載
KDDI が au のシャープ製スマートフォン AQUOS PHONE IS14SH を発表しました。IS11SH に続きスライド式テンキーを搭載した端末で、新たに発信キー、終話キー、メールキー、ブラウザーキーを備え、まさに時代は巡るという感じです。ただし中身は最上位とは言えずとも十分にハイエンドと呼べるもので、ディスプレイは3.7型・960x540解像度のNewモバイルASV液晶。カメラは804万画素・オートフォーカスつき。チップセットは 1.4GHz 動作の MSM8655。さらに災害用伝言板や緊急速報メールなどをまとめた「au災害対策」アプリがプリインストールされています。おまけに電池残量に応じて省エネモードへ切り替わる「エコ技」を備えていますが、これは 1030mAh のバッテリ容量を拡大してくれたほうが嬉しかったかもしれません。
ほかにも microSDHC スロットや Bluetooth 3.0、三点セットのワンセグ、おサイフ、赤外線、それからカラーベールビューなど、見事な和洋折衷ぶり。ただし防水や WiMAX、テザリングには対応していません。プラットフォームは Android 2.3。カラーはシャンパンピンク、シャイニーホワイト、ナイトブラック。12月23日の発売予定。苦戦が伝えられる国産スマートフォンですが、スライドや折りたたみなど、ある意味でスマートフォンの従来概念を破壊し、拡大するスマートフォンユーザ層のニーズを捉えたシャープは見事です。