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AQUOS PHONE IS14SH 発表、スライド式 Android に発信・終話キーも搭載


KDDI が au のシャープ製スマートフォン AQUOS PHONE IS14SH を発表しました。IS11SH に続きスライド式テンキーを搭載した端末で、新たに発信キー、終話キー、メールキー、ブラウザーキーを備え、まさに時代は巡るという感じです。ただし中身は最上位とは言えずとも十分にハイエンドと呼べるもので、ディスプレイは3.7型・960x540解像度のNewモバイルASV液晶。カメラは804万画素・オートフォーカスつき。チップセットは 1.4GHz 動作の MSM8655。さらに災害用伝言板や緊急速報メールなどをまとめた「au災害対策」アプリがプリインストールされています。おまけに電池残量に応じて省エネモードへ切り替わる「エコ技」を備えていますが、これは 1030mAh のバッテリ容量を拡大してくれたほうが嬉しかったかもしれません。

ほかにも microSDHC スロットや Bluetooth 3.0、三点セットのワンセグ、おサイフ、赤外線、それからカラーベールビューなど、見事な和洋折衷ぶり。ただし防水や WiMAX、テザリングには対応していません。プラットフォームは Android 2.3。カラーはシャンパンピンク、シャイニーホワイト、ナイトブラック。12月23日の発売予定。苦戦が伝えられる国産スマートフォンですが、スライドや折りたたみなど、ある意味でスマートフォンの従来概念を破壊し、拡大するスマートフォンユーザ層のニーズを捉えたシャープは見事です。

Android 4.0.3 リリース、最適化・バグ修正とAPI追加


Google が Android プラットフォームの最新バージョン Android 4.0.3をリリースしました。 内容は携帯電話向け・タブレット向けの双方にさまざまな最適化やバグフィックスを施した「Android 4.x (Ice Cream Sandwich) プラットフォームファミリーのインクリメンタルリリース」。バージョンナンバーはひとつ前の4.0.2 から0.0.1 しか上がっていませんが、内部的にはいくつかAPIの追加・変更があり、APIレベルは Android 4.0 ~ 4.0.2 までの14ではなく15になっています。VERSION_CODEも ICE_CREAM_SANDWICH ではなく ICE_CREAM_SANDWICH_MR1。

開発者からみれば、APIの追加・変更は Social stream API からスペルチェック、ウィジェット、Bluetooth、グラフィックまで10数項目ほど。コンタクトごとのSocial stream や カメラの手ブレ補正にアプリからアクセスできるようになった、写真・動画の位置情報メタデータを読めるようになったなど、ICSのプラットフォーム新機能にアクセスできる範囲が広がっています。

ユーザー目線では、4.0.2までと使用上に大差は (小差も) なし。なによりAndroid 4.0 ICS を載せている端末がGalaxy Nexus くらいしかないため、プリインストール&アップグレードともに、ほとんどのユーザーにとっては 4.0.3 からが Android 4.0 ということになります。Nexus S に提供された 初のAndroid 4.0 も中身は4.0.3。これから4.0向けにアプリを最適化するという開発者の方はリンク先のSDK解説へ。

RIM の次期 OS "BlackBerry 10" は来年末まで遅れ


スマートフォンの雄だったはずの RIM(Research In Motion)が苦しんでいます。15日に発表された四半期決算(9-11月期)によると、売上が前年同期から6%減の51億7000万ドル、純利益に至っては71%減の2億6500万ドルどまり。減収減益です。主力の BlackBerryiPhone / Android 人気に押されているのはもちろん問題ですが、たびたび通信サービスで障害を起こしたり、タブレット PlayBook が四半期で15万台の販売に留まったりと、失策も続いています。(ちなみに PlayBook は前四半期が25万台、その前が50万台なので、累計90万台となります)

さらに困ったことに、RIM は期待の次期 OS である BlackBerry 10 を、来年末まで投入できない見通しを明らかにしました。現在 RIM は、スマートフォン用の BlackBerry OS 7 のほか、買収した QNX 社の OS を保有しており、PlayBook には後者を採用しています。iOS 5 や Android 4.0 "Ice Cream Sandwich"、Windows Phone 7.5 "Mango" など、競争と進化の続くモバイル OS 市場において、RIM は QNX ベースの OS を バージョン 10 とすることで再び前線へと飛び出す計画でしたが、来年末となれば他社はまたさらなる先へ行ってしまいそうです。

ちなみに RIM は当初 BlackBerry 10 を BBX とも称する予定だったようですが、これは「BBX」の商標を保有するソフトウェア企業、BASISインターナショナルに差し止められています。どうもうまく行かないこと続きの共同 CEO、Jim Balsillies 氏と Mike Lazaridis 氏は、年俸を1ドルにする意向を発表。OS X と 1ドルCEO......どこかで聞いたことのあるような話ですが、はたして RIM の復活はあるでしょうか。

Google Nexus S に公式Android 4.0.3 アップデート、Galaxy Nexus にも


Google が Nexus S に Android 4.0.3 システムアップデートの提供を開始しました。4.0をプリインストールで搭載する Galaxy Nexus に続いて、先代フラッグシップ Google携帯こと Nexus S でも 最新の Ice Cream Sandwich が使えるようになります。今回提供が始まったのは、いわゆる "GSM / UMTS 版 (あるいは W-CDMA) 版のNexus S。ダウンロードサイズは130MB - 160MB程度。

Googleの表現では「今後数か月」をかけて順次展開とされていますが、OTAで通知が届かない / 待てない場合は直接落として手動で適用する方法もあります。CDMA版 (CDMA2000) は遅れて提供される予定。Honeycomb の新要素に慣れていないICSデビューのかたは、2.3ユーザー向けの変更点ガイドが役に立ちます。

PlayStation Vita 本日発売、v 01.500 アップデート開始


" NGP " としての予告から約10か月、正式名 " PlayStation Vita "の発表から半年。PS Vita がついに発売を迎えました。お兄さんにあたる(ですよね?) PSP go は海外先行でしたが、ヴィータは数日の差で日本先行。
国内のユーザーが世界で初めてソニーの次世代ポータブルを楽しめることになります。

新プラットフォームの登場とあって、都内の大型ゲーム店や家電量販店ではお約束の行列が見られました。各店舗とも予約分だけでなく当日販売分をかなり用意しており、特に3G対応版はまだ多くの店舗で在庫があるようです。執筆時点では、アマゾンなどのオンラインストアでも WiFi / 3G 版ともに購入可能。ただし専用のメモリーカードは容量の大きい順に手に入らなくなっており、予約の段階でなくなった32GB版だけでなく16GBも入手困難になっています。

新プラットフォームといえば、最近は恒例となりつつある発売当日のソフトウェアアップデートも提供が始まりました。バージョンは1.50 (本体側の表記では 01.500)。発売同時なので「更新される主な新機能」の告知はなし。ただしPSNへの接続時にアップデートを求められ、適用しなければストアやメッセージング、位置情報アプリ Near などは利用できません。アップデートはWiFi接続またはPC/PS3経由。買ってすぐに活用したい場合には注意が必要です。

ルーブル美術館、ガイド端末に 3DS を 5000 台採用


年間850万人が訪れるルーブル美術館のガイド端末に、ニンテンドー 3DS が採用されました。ルーブル監修のもと、任天堂がコンテンツと端末5000台を用意します。利用者は 3DS を巨大美術館をめぐるコースガイドとして利用できるほか、もちろん7言語での音声ガイドとしても使えるとのこと。DS をガイド端末に利用するという試みは、お膝元の時雨殿(休館中)をはじめ、国立西洋美術館などでの実績がありますが、せっかくの 3DS なので、飛び出すコンテンツ、AR、すれ違い通信などの活用にも期待したいところ。最終的には「タッチで楽しむ西洋美術:3DSルーブル美術館」の完成に繋がって欲しいものです。ちなみにルーブル美術館とデジタルという観点では、よく出来た iPhone アプリがすでにあり、こちらは有料の追加コンテンツなどが今後展開される予定です。

[Image courtesy of TrendHunter]

ヨーヨーワイヤレスマウス(※コンセプト作品)

Yo-Yo Mouse

パソコン操作の息抜きはいつだってヨーヨーだ、という多くのヨーヨー愛好家の声に耳を傾ければ、「ヨーヨーとして遊ぶと充電してくれるワイヤレスマウス」というアイデアはごく自然に浮かんでくるはずです。デザイナーは Shih-Chan Chiu さん。あくまでコンセプト作品であるため、満充電のために犬の散歩を何度繰り返さなければいけないのかははっきりしませんが、どうしようもない時はきっと USB でも充電できるのだろうと思います。次に来るものは、上下に動かすとマウスカーソルが動き、トリックによって様々なマクロを実行するハイパーマウスヨーヨーでしょうか。それともジャグリングで発電するマウスでしょうか。

Windows Live メッセンジャーの仕様がオープンに、対応アプリ開発を推奨


マイクロソフトが Windows Live メッセンジャーの仕様をオープン化しました。インスタントメッセンジャー(IM)用のオープン・プロトコル XMPP(昔のJabber)を利用すれば、そのまま Windows Live メッセンジャーとやりとりが可能になります。

ユーザの実用面から考えれば、ゲートウェイを利用して勝手に繋がるマルチプロトコル対応 IM が昔からあるため、なにが新しいのかしらと思われるかもしれません。しかし、たとえばサードパーティが斬新な Live メッセンジャーアプリを開発するとか、純正アプリのないプラットフォーム(Androidとか)でも対応が容易になるとか、ほかの IM に組み込むとか、まあ出てくるアプリ次第では公称3億のアクティブユーザーを生かす、面白そうな展開も考えられそう。互換ソフトの排除に勤めていた頃から考えれば隔世の感がありますが、Skype を手に入れたから出来る棲み分けかもしれません。

あわせて、認証用でやはりオープンプロトコルである OAuth 対応も発表されました。これにより、外部アプリからメッセンジャーのフレンドリストを読み込むといったことが容易に実現できます。Facebook が取り組むなど、一周して IM の時代が訪れそうな今日このごろ。開発者向け情報はリンク先にありますので、いいアイデアが浮かんだという方はどうぞ。

Sony Tablet S がアップデートで PS3 コントローラに対応


Sony Tablet S / P にアップデートが配信され、二つ折りじゃないほうの S が PlayStation 3 用のワイヤレスコントローラに対応しました。最初に USB で接続し、Bluetooth のペアリングを行わなければいけませんが、タブレット側の端子は microUSB ですので、接続には USB アダプタケーブル SGPUC1 が必要になります。ちなみにケーブルは別売1380円。まあ、オスmicroUSB=メスUSBのケーブルを他にお持ちなら話は別です。アップデート後の新バージョンは 3.2.1(release2)。なんであれ、せっかくの PlayStation ゲームにはコントーラを用意したいという方には朗報です。

同時に、二つ折りの P にもアップデートが提供されています。こちらは、これまで Android マーケットで提供されていた二画面チャットアプリ「ビデオチャット plugged into Skype」が追加された、というだけ。アップデートは「設定」あるいは通知の「システムアップデート」から実行できます。

Android 4.0 対応 Adobe Flash Player 11 リリース


予告どおりAndroid 4.0 "Ice Cream Sandwich" に対応した Adobe Flash Player の新バージョン 11.1 が発表されました。すでに国内 Android マーケットでも公開中です。ご存知のとおり、モバイル向け Flash は開発の終了が発表されており、本リリースは「フルウェブ」体験を Android にもたらす、最後のバージョンアップとなる見込みです。Adobe が Flash そのものの開発をやめるわけではなく(デスクトップは継続)、モバイル向けの取り組みをやめるわけでもない(Flash コンテンツのアプリパッケージ化や Edge など HTML5 ツール提供)ということは、改めて記しておきます。

けっきょく終始 Flash が使えなかったプラットフォームと、近い将来 Flash が使えなくなるプラットフォームの、どちらが勝者で、またどちらが正しかったのかはなかなか判断の難しいところです。また、これからやって来るのが HTML5 の時代なのか、アプリの時代なのか、また別のものなのかも予測は難しいかもしれません。しかし、とりあえず使えるものは使えるうちにどうぞ。

PS3 torne にv3.51 アップデート、再生できない不具合を修正


ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンが、PS3 地デジレコーダ torne の v3.51 ソフトウェアアップデートを実施しました。内容は昨日配布されたばかりの v3.50 において、「VIDEO」で操作できなくなる不具合が発生したため。

「一部のお客様の環境において」と表現されているものの、発生する場合はビデオ一覧で確実に固まるという、これまで録り溜めてきた動画があるユーザーには心臓に悪い症状でした。ともあれ一日で用意された修正アップデートは、PS3をネット接続して torne を起動することで適用できます。待望のクイック書き出しや Vita 転送、Vita リモートプレイといった v3.50の内容はひとつ前の記事ををどうぞ。

東芝からUSB3.0フラッシュメモリ TransMemory-EX、RW 220MB・94MB/秒


東芝がUSB3.0に対応した高速USBフラッシュメモリ TransMemory-EX を発表しました。売りはリード最大220MB/秒・ライト最大94MB/秒の高速性。かつ、動作時300mA以下という「業界最小クラス」の低消費電力。転送速度については、「当社従来機種の約22倍の読み出し速度と約18倍の書き込み速度を実現」とものすごい表現になっています。

要は比較対象の「当社従来機種」がUSB2.0メモリとしても遅い部類の10MB/秒・5MB/秒だから出てくる倍率ではあるものの、RW 220MB・94MBは各社のUSB3.0メモリのなかでもたしかに最速クラスです。またUSB2.0接続時でも、最大リード34MB/秒・ライト30MB/秒と非常に高速。

低消費電力は、フラッシュメモリの積層や専用の低消費電力ASICコントローラといった東芝独自の技術で実現したもの。USBメモリを消費電力で選ぶ発想はこれまであまりなかった気がしますが、モバイルで使うには速くて低いにこしたことはありません。当初の容量ラインナップは64GBと32GB、発売は来年2月以降順次。

マイクロソフトBluetooth Mobile Keyboard 5000本日発売、4935円

マイクロソフトがコンパクトキーボードの新モデル Bluetooth Mobile keyboard 5000 を発売しました。既存のBluetooth Mobile Keyboard 6000 から分離テンキーを除いたキーボード単品の製品で、フルサイズキーながら幅355mm ・重さ約434g (電池込み)の小型軽量が売りです。キーはパンタグラフ式、レイアウトはぐにゃりとV字型に曲がって手に優しいコンフォートカーブデザイン。最厚部が13mmと薄く優れた収納性・携帯性もうたっています。

バッテリーは単4乾電池 x2本で約5か月駆動。OS要件は Windows XP (32bitのみ)、Windows 7、Vista に加えて Mac OS X 10.4.x -10.7.x。またおそらくキー配列のみが違う同一型番の海外版では、Windows / Mac OS に加えて iOS と Android (Froyo以降、Honeycomb) でも使えることをアピールしています。国内での発売は12月16日、価格は税別4700円。

マイクロソフト " So.cl " 公開、検索と共有を統合するソーシャル実験プロジェクト

So.co

マイクロソフトの研究機関 Microsoft Research が、ウェブを使った実験プロジェクト " So.cl " を一般公開しました。読みは「ソーシャル」。半年ほど前に " Tulalip "のコードネームで存在が知られるようになり、マイクロソフトがソーシャルメディアの分野でまた何か企んでいるらしい、との推測を生んだアレの正体です。

開発するマイクロソフト FUSE Labs によれば、So.cl は「学習のためのソーシャル検索の可能性を探る実験プロジェクト」。Twitter や Facebook などのソーシャルメディアで共有されたリンクや話題がバイラルに伝播・発展してゆく現象に着目して、学習のために検索する過程そのものを共有する仕組みを作ることで、グループでの研究や協業に役立てることを狙います。(一般向けのサービスや製品ではない実験プロジェクトに興味があるかたは続きもどうぞ。)



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サムスン、Galaxy Tabを「アップルが止めようとしたあのタブレット」と宣伝


日米欧アジア豪州と世界中で同時展開するアップル vs サムスン訴訟大戦の話題。サムスンがAndroidタブレットGalaxy Tab 10.1の広告に、「アップルが差し止めようとしたあのタブレット」なる文句を採用しています。これはアップルが求めていた Galaxy Tab 販売差し止めの仮処分 (の再開) を、オーストラリアの連邦裁判所が退けたことを受けたもの。

アップルは Galaxy Tab 10.1 が iPadのコピー商品であると主張し特許訴訟を起こしており、10月には現地で一時的な販売差し止め請求を認めさせていました。その後は11月にサムスンの反論が通って再び販売が認められ、そこにまたアップルが反論し、と文字どおりの一進一退でしたが、今月に入って上級審がアップルの差し止め請求を却下したため、ようやく各キャリアからの販売が始まろうとしています。

一連の騒ぎは現地のメディアでも多く採りあげられたため、話題になった「あの」タブレットが解禁されましたよ、と地元紙に掲載したのが上記の広告です。地元紙 Sydney Morning Herald のインタビューに答えて豪州サムスンの通信担当VP Tyler McGee 氏が語ったのは、「結局、メディアで扱われたおかげで、Galaxy Tab 10.1 が一般に知られた名前になったことは確かです。われわれがマーケティングに投資するはずだった金額から想定していたよりも」。

インタビューではさらに、オーストラリア向けにはできるだけの数を用意しているがおそらく需要に追いつかないだろう、と語られるものの、具体的な出荷台数や、仮処分で販売できなかったあいだの損害については明確な数字を明らかにしていません。「アップルが(恐れて) 差し止めようとした」ほどのキラー製品と解釈してもらえるか、「テレビでやってた iPadみたいなやつ」と取られるかは分かりませんが、サムスンにとっては思わぬ露出の機会になったようです。なお却下されたのはあくまで仮処分であって、特許訴訟そのものはこれからが本番です。

ロジクールから通話対応の小型Bluetoothスピーカー Mini Boombox、10時間駆動バッテリー


ロジクールが小型のBluetoothスピーカー Logicool Mini Boombox TS500 を国内向けに発表しました。TS500 は幅12cmと小型ながら内蔵のバッテリーで約10時間駆動でき、さらにマイクを内蔵してハンズフリー通話にも使える製品。Bluetoothのプロファイルは音楽用のA2DP、リモコンのAVRCP、通話用のHSP / HFP に対応し、また3.5mm音声入力端子で優先のポータブルスピーカーとしても利用可能です。対応機器として挙げられているのは iPhone, iPad, iPod touch および各社 Bluetooth 搭載スマートフォン、PCなど。

スピーカー部は35mm径の3W出力フルレンジドライバ x2の計6W出力 + 40mm パッシブラジエーター x1 のステレオ構成。本体側にバックライト付きのタッチパネルを搭載しており、「通話」ボタンで着信を受ける、Bluetooth接続機器の楽曲を再生 / 一時停止、次のトラック / 前のトラック、音量調節、マイクのミュートなどをスピーカー側からも操作できます。

内蔵のリチウムイオン充電池はミニUSBケーブルで充電でき、最大で約10時間駆動が可能です。本体サイズは115.5 x 71.2 x 57.5mm、重さ 230g。据え置きで使うためのACアダプタも付属します。国内での発売は12月23日、ロジクールオンラインストア価格 7980円。写真のブラックのほか、レッドとホワイトの本体色が用意されているのも持ち歩きパーソナル機器らしいところです。 ギャラリーはカラーバリエーション3色 & iPhone と並んだ公式写真、ブラックの実機。


ニンテンドー3DS「アンバサダー」向けGBAタイトル提供開始、非売品全10本


ニンテンドー3DSを一万円戦略値下げの前に購入した「アンバサダー」向け特典の残り10本、ゲームボーイアドバンス作品の提供が始まりました。9月1日から提供されているファミコン作品10本に続き、ニンテンドー eショップのメニューから「購入済みソフト」を選べば無料でダウンロードできます。タイトルは:
  • スーパーマリオアドバンス3
  • マリオカートアドバンス
  • メトロイドフュージョン
  • メイド イン ワリオ
  • マリオvs.ドンキーコング
  • F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE
  • ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝
  • 星のカービィ 鏡の大迷宮
  • ファイアーエムブレム 聖魔の光石
  • ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
ファミコンの10作品は eショップで一般向けにも販売されるタイトルの先行無料配信という位置づけでしたが、ゲームボーイアドバンスの10作品はアンバサダー・プログラム参加者のみの限定配信。3DS向けには将来も販売の予定はない非売品とされています。

なお3DS向け旧作エミュレーションタイトル「バーチャルコンソール」の一般販売版とは仕様が異なり、ゲーム中にホームメニューに戻れず簡易メニューが表示される、閉じてもスリープにならない、「まるごとセーブ」(ステートセーブ)や中断に対応しない、さらに「いつの間に通信」や「すれちがい通信」が発生しないといった制限があります。特に「すれちがい」は、他の3DSゲームで設定していても、特典GBAを遊んでいるあいだは網にかからないことに注意。3DSを初期に購入したようなユーザーはこの年末「マリオカートアドバンスとマリオカート7でカートがダブってしまった」「ふしぎのぼうしとスカイウォードソードでゼルダが(略」状態になりそうです。

JVC から F1.2 レンズ搭載ビデオカメラ、エブリオ GZ-V590/V570


JVCケンウッドが「ハイビジョンメモリームービー」 Everio の新ラインナップを一挙に発表しました。上位にあたる V シリーズ GZ-V590 / V570 では、幅36mm、重さ230g(バッテリー込み)とコンパクトでありながら、F1.2 と家庭用ビデオカメラ業界最高の明るいレンズを搭載しています。このレンズと裏面照射CMOSセンサーの組み合わせにより、1ルクスでの高感度撮影も可能とのこと。昨今の高感度ブームも、だいぶ行き着くところまで来ました。

そのほかの特長を並べると、光学式手ブレ補正、光学10倍ズーム、ワイド3.0型・23万画素のフルフラットタッチパネル液晶「クリアブライトII」など。犬・猫の顔まで検出する「ペット検出」、液晶の明るさと動作音を抑える「マナーモード」、カメラ本体に表示される QR コードを読みとることで、スマートフォンで取扱説明書を確認できる「スマートユーザーガイド」と、なかなか特徴的な機能も搭載されています。

有効画素数は動画時で最大303万画素、静止画時は最大298万画素。動画形式はAVCHD。本体メモリーは V590 が64GB、V570が32GB。SDXC / SDHC / SD カードにも対応します。カラーは V590 がプレシャスシルバーかクリアブラック、V570 はプレシャスシルバー、ピンクゴールド、アーバンブラウン。発売は12月下旬。同時に、F1.2レンズがないかわり光学40倍ズームを備えた GZ-E265 / E225 / E220 も発表されています。

Google がリコメンドアプリ企業の Clever Sense を買収


今週の「Google 買収紹介」のコーナーは、モバイルアプリ企業 Clever Sense です。Clever Sense は、これまで iOS / Android 向けに、レストラン等のリコメンドアプリ Alfred を提供していたベンチャー企業。セレンディピティ・エンジンなるものを有する Alfred は、ユーザの趣味や嗜好を聞いて学習し、時間や現在位置を利用しつつ、さらに意図や状況などを推察することで、レストラン、バー、クラブなどから最適なものを紹介すると謳っています。

Clever Sense 自身の発表によれば、Google にとって同社の買収は「ローカル情報の発見」という重要テーマの貢献に繋がるだろう、とのこと。買収額などは不明です。同じようにモバイルエージェントの開発企業を買収して本体に組み込んだライバルにあやかったのかどうかは分かりませんが、いずれにせよ、もはやスマートフォンは「検索なんて面倒」という人が中心層になっているのかもしれません。

続きには Alfred の紹介ムービーを掲載。5か月ほど前に公開されたものですが、どう見ても iPhone なのが微笑ましいです。
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Asusから27型オールインワンPC ET2700、サブウーファー付属


Asus が27インチ液晶ディスプレイ搭載のオールインワンデスクトップ All-in-One PC ET2700INKS を国内向けに発表しました。Asusいわく、27型ディスプレイを採用したWindowsオールインワンPCは日本で初めて。大画面にふさわしく、PCとしての仕様も4コア Core i7プロセッサにNVIDIA GeForce GT540Mグラフィック、1TB HDD に BDドライブなど充実しています。また専用のサブウーファーが付属し、DTSの高音質化技術 DTS Surround Sensation UltraPC 2 を採用するなど音にも気を配ったマルチメディア機です。

主な仕様は 27インチ1920x1080 LEDバックライト液晶、Core i7-2600S (2.8GHz, TB時最大3.8GHz)、8GB DDR3メモリ (SO-DIMM x2、空きなし)、グラフィックはCPU統合のインテルHD Graphics 2000 と NVIDIA GeForce GT 540M (1GB、NVIDIA Optimus対応)、1TB HDD、Blu-rayドライブ。インターフェース類はUSB 3.0 x2、USB 2.0 x2、eSATA/USB 2.0コンボ x1、SDHCスロット、アナログ音声出力、2MPウェブカメラなど。無線は802.11b/g/n。OSはWindows 7 Home Premium 64bit。

またHDMI入力端子とD-sub 15ピンアナログRGB端子を備え、外部機器のモニタとしても利用できます。国内での発売は12月17日、メーカー希望価格は14万9800円。iF design award 2011を受賞したというAsus渾身のデザインはギャラリーをどうぞ。



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