超絶景＆神秘のハワイ
ミステリーツアースペシャル

‘日立の樹’こと樹齢130年と言われるモンキーポッドの大木の前に設置された特設スタジオをすてきに飾ってくれたのがハワイの子どもたちの絵です。子どもたちと一緒に絵を描いたミステリーハンターの日記さんにお話を伺いました。

参加してくれた子どもたちについて教えてください

私が訪れたのは、オアフ島のなかでも歴史ある学校として知られているマノア小学校です。ハワイの美しい自然にマッチした趣きのある学校でした。古い机やイスなども大切に使われていて、いろいろなことをたくさん吸収できる子ども時代に、こんな学校で学べるのは幸せなことだなと思いました。校舎の外壁がカラフルな色なので、これは先生たちの趣味？と思ったら、壁を塗り替えるときに子どもたちの希望を聞いて色を決めているそうです。そんなお話もとっても微笑ましいですよね。
私と一緒に絵を描いたのは、高学年の100人の子どもたちです。特にテーマはなく、何でも好きなものを描いてもらいました。それでも結果的には、ハワイの自然を描いた子がとても多かったですね。私たちのように外国から訪れる人にとってハワイの自然は憧れですが、ハワイの子どもたちにとっても、大好きで大切なものであり誇りであるのだと感じました。

―　印象に残っている絵は？　―

やはりハワイの自然の絵ですね。「ハワイでとても大切にしている木だから」と椰子の木を描いた子、「青い空にキラキラと輝いているから好き」と太陽を描いた子、「ハワイで一番美しいし、守りたいから」と海を描いた子。絵もそうですがコメントにも自分たちが住んでいる場所への愛が溢れていました。また日本の子どもというか日本人全般に言えることですが、誰かが何かを描くと、「私もそれにしよう」ってパターンが多いじゃないですか。ハワイの子どもたちはその逆で、あなたが海を描くなら私は椰子の木という感じなので面白かったです。
ただですね〜、2時間以内に絵を完成させなくてはいけないという課題がありまして（笑）。それで私も正直ちょっと焦り気味になってしまうこともありました。開始と同時に描き始める子もいましたが、どうしようと考え込む子もいたので、「とにかく塗っちゃえ！好きな色で塗ろう！」と描くものが決まっていなくても、まず色を塗るようにアドバイスしました。白い部分がないと、絵が見栄えがしますから（笑）。でもただ色を塗るために絵筆を動かしているうちにイメージが湧いてきたという子もいましたよ。また絵は校庭で描いたのですが、気付くと何か人数が少ないのです。どうしたのかなぁと校内を探すと校舎の裏で描いている子、芝生で寝そべって描いている子がいました。南の島らしい自由さですね〜（笑）。子どもたちもハワイの自然のようにびのびとしていました。途中でスコールが降るというハプニングもありましたが、元気な子どもたちと元気いっぱいの絵が描けてとても楽しかったです！

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