国際今度は米軍が新兵器 無人戦闘攻撃機を開発 中国の対艦ミサイルを無力化+(2/2ページ)(2011.2.16 21:05

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今度は米軍が新兵器 無人戦闘攻撃機を開発 中国の対艦ミサイルを無力化

2011.2.16 21:05 (2/2ページ)
米カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地上空を飛行するX-47B(米海軍提供)

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米カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地上空を飛行するX-47B(米海軍提供)

 米軍は地上から遠隔操作する高々度無人偵察機「グローバルホーク」をアフガン戦争で運用中だが、X-47Bは事前に飛行方法や経路をコンピューターで入力させた後、遠隔操作をしない「自律飛行型」だ。

 X-47Bが攻撃対象として想定しているのは、中国が開発中のASBM「東風21」だ。米戦略予算評価センター(CSBA)によると、東風21は射程約2130キロ。中国沿岸部から発射した場合、沖縄を含む日本全土とグアム西方海域までを射程とし、西太平洋に展開する米第7艦隊の大きな脅威となる。

 だが、X-47Bが実戦配備されれば、米空母は東風21の射程外から中国沿岸部を攻撃できる。「接近阻止戦略」の形骸化とミサイルの無力化を図ることで、この地域における米軍優位の維持を目指す。

 また、高度1万8000メートルから560キロ先を偵察できるグローバルホークもすでにグアム基地に配備されており、無人偵察機による高々度偵察と遠距離からの対地攻撃が可能となる。

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米カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地上空を飛行するX-47B(米海軍提供)

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