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「大きいことを」放火予告を教諭も聞き注意

 兵庫県宝塚市の住宅で一家3人が死傷した放火事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された中学3年の女子生徒(15)が事件前日の8日の授業中に「大きいことをやる」「5年後にまた会おう」と話し、女性教諭も聞いていたことが15日、市教育委員会への取材で分かった。また女子生徒が「妹が生まれた時からずっと家族に対し恨みを持っていた」と供述していることも県警への取材で判明した。

 教諭は「冗談めいていたので、家出でもするのかと思った」と説明。生徒に「そんなんしたらあかんよ」と注意した。教諭は事件後、「どうしてもっと詳しく話を聞いてあげなかったのか」と泣き崩れているという。

 同級生によると、生徒は8日午後の同じ授業中に「よく燃える油をまく」「午前2時ごろにやる」とも話していた。女性教諭は、こうした言葉は聞いていないという。

 また、市教委は、女子生徒とともに逮捕された同級生の少女(14)からも家庭の問題について学校側が相談を受けていたことを明らかにした。少女は「ことし5月のテストで成績が悪く、父親から厳しくしかられた。家族が私のことを分かってくれない」と話していたという。

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