ダイエット関連コラム 《本文を含め関連コラムを集めたトピックスページです。更新は不定期です》 |
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朝食を抜いたのになぜ太ってしまうのか? 「朝食はきちんと取りましょう。」などという呼びかけがよくありますが、うさんくさく感じることがあります。なぜ有り難いはずのこうした呼びかけが、怪しげで油断ならない、と感じるのかと言えば、 健康のためと言いながら、米や麦などの消費を増やすための呼びかけだったりすることがあるからです。たしかに朝食を摂らないと力が出ないため困ることもありますが、それほど力を必要としなければ特に困ることもありません。 面倒くささと午前中のだるさを秤に掛けて、朝食を抜くわけですが、なかにはダイエットになるからと朝食を抜いている人もいるかもしれません。朝食を抜けばダイエットになるもんでしょうか? 三食より二食の方が摂取カロリーが少ないからダイエットになるはず、と計算ができる人ほどこう考えるはずです。しかし朝食を抜くと基礎代謝が減るため、3引く1が2にはならず、ダイエットにもつながりにくいらしいのです。これはどういうことなんでしょうか? この基礎代謝なるものは一体何なのでしょうか? 世の中は不公平なもので、同じ量を食べ運動量が同じでも太る人と太らない人がいます。両者の違いは基礎代謝の違いにあると説明されているようです。つまり息をするだけでも消費するカロリーが人によって違うらしいのです。 人間はしずかにしているときでも、一人100W、運動すれば200W程度の電球に相当する熱量を発していると言われることがあります。それだけ体内で代謝が行われ、カロリーを消費し熱に変えているわけです。 つまり、基礎代謝が少ない太った人の方が発する熱量も少ない、ということになります。暑い夏に部屋に一緒にいるだけで暑苦しく感じるのは実は見かけだけのことで、やせで大食いの人の方が基礎代謝が多く発する熱量も多く、部屋の中の温度もより高く上昇させ暑苦しくることになります。 これはつまり、夏の暑さに弱い人は発する熱量が少ない太った人を、冬の寒さに弱い人は発する熱量が多いやせた人を、それぞれパートナーに選ぶべきである、ということをも意味しています。 さて話をダイエットに戻します。自分は基礎代謝が多いから大丈夫という人でも油断しているととんでもないしっぺ返しを食らいます。そのままの生活習慣を続けたまま四十を過ぎるとやがて基礎代謝も下がり、太る体質に変貌してしまうからです。 基礎代謝は動かずにじっとしているときに起こる体内の変化で、食べたもの消化することもこれに含まれるため、朝食を食べると体内の働きが活発になり基礎代謝が増える、という理屈になるようです。つまり基礎代謝は意識せずとも自動的に体内で行われる運動、と考えることが出来ます。さらに朝食を摂れば午前中に感じるだるさが減るため動きやすくなり動くようになり、意識的な運動も増えて全体の代謝量が増えて、太りにくい体質に変化する、というわけです。 朝食を抜いても太ってしまうのは、太りやすい体質に変わってしまうから、という結論になりそうです。 -2004/11/19 お腹を凹ますためのトレーニング ”最近腹が引き締まってきたような気がする。”そう思って最近やり始めたことを思い起こしてみると、二つのことを同時に始めたことに気がつきました。よく知られた二つの手法を組み合わせた歩き方を実践していたのです。あなたも騙されたと思ってぜひ試してみてください。 この方法なら費用は一切かかりません。しかも余分な時間もかかりません。いやそれどころか、忙しい朝に貴重な五分を作り出してしまうかも知れない優れものです。 しかし、この方法は誰にでもやれるわけではありません。実践の前に頭脳トレーニングが必要です。余分な費用も時間もかからない代わりに、頭を余分に使う必要があります。と言うのも、この方法に意味があることを理解しなければならないからです。まずは、納得できるまで繰り返しこのコラムを読んでみることをお薦めします。 脳が納得すれば、意識は無意識を動かし体は黙っていても動き出します。理解し納得するということは、素直に脳が体に指令を与えるようにするための準備運動です。この方法に納得し、うまくゆくかも知れないと静かな期待を抱き、しかも自分の歩く姿が好ましくイメージできるようにするためのトレーニングです。さてそれでは具体的なその方法の説明に入りましょう。 第一の手法は歩幅を大きくして歩くことです。それなら知っている、という人も多いに違いありません。しかし、大股で歩くだけでは不十分です。なぜなら、これだけでは効果はあっても長続きしない、と思うからです。なぜ長続きしないのでしょうか? 大股で歩く目的は日常の歩き方より筋肉に負荷をかけ蓄積した脂肪を燃焼させることにあります。10分も歩けば汗ばむことに気がつくはずです。しかしこれだけでは長続きしないでしょう。なぜかと言うと、近い将来にやってくるであろう好ましい自分のイメージがまだ弱いのです。第二の手法を併用し、好ましい自分のイメージを強化する必要があります。 この第二の手法とは何でしょうか?それは胸板を静止させながら歩くことです。この方法そのものも知られている歩き方、あるいは走り方です。金メダルを取った著名なアスリートらが行っている走法です。これを歩行に応用すれば、着物を着て歩いても着物が解れない歩き方になります。 いつもより歩幅を大きくして、意識して大地を蹴りながら前に進みます。このとき、無常の世を、それでも着物に身を包み闊歩する竜馬をイメージしながら、あるいは次から次に記録を塗り替え声援を浴びるアスリートらを、イメージしながら歩きます。 歩く道はいつもの通勤・通学・買い物などの歩きなれた道が利用できます。この歩き方なら、嫌でも歩行速度が上がり、目的地に早く着いてしまうでしょう。早歩きになるため、人混みでは難しいですが、空いた道ならいつでも実践可能です。実際この方法で歩いてみると、腹筋を使っていることに気がつくはずです。歩くことに夢中になると、いつの間にか目的地を通り過ぎてしまうので気を付けましょう。 こうやって歩いていると、腹が凹んでゆくような気がするだけではなく、原始の自分を取り戻していることにも気がつくはずです。人類の進化は二足歩行から始まりました。しっかりした家が、しっかりした基礎の上に建っているように、自分の肉体と精神もまた、原始の歩みから組み立て直すべきなのです。 -2004/4/20 ダイエットはなぜ永遠の課題なのか? おそらく賢明な人たちの殆どは健康的に痩せる方法を知っているのだと思います。ところがそれをやろうとはしません。いや正確に言うとやることができなくなっているのだと思います。それはどうしてでしょうか? それは失敗したからに違いありません。失敗体験は嫌な思い出です。そんな嫌なことを連想させるダイエット方法を進んでやれる人は人間的ではないとも言えます。 それでも奇麗になりたい、カッコ良くなりたい、という願望だけは消えることはありません。またあらたにダイエットに挑戦できるのは、さまざまなダイエット方法が開発され、そこに希望を見出せるからでしょう。希望がなければやる気もでません。 でもダイエットに成功し過ぎてやせ細っている人よりはるかに健康的です。ダイエットに成功した人よりあらたなダイエット方法を探している人に対して人間的な魅力を感じるのは編者だけでしょうか? -2001/7/12 ビキニの魅力はどこにあるのか? 太平洋に浮かぶ珊瑚礁の島々ビキニ(bikini)で行われた原水爆実験の衝撃。当時、胸と腰をわずかに布で包んだ女性の水着もまた衝撃的で、その後この水着はビキニと呼ばれるようになったと言われています。今年の夏はビキニが流行るそうですがその魅力はどこにあるのでしょうか?
ビキニの語源にふさわしくその姿は衝撃的でなければいけません。男達の目を釘付けにして離さないその姿をさらすためにはそれなりに心と体の準備が必要になりそうです。 夏になると、生まれ持った容姿と日頃の努力によって得られた自慢の体をビキニの水着に包んで披露することができます。そしてそれは男達にとっても歓迎すべき風景です。”春に桜、夏にビキニの花が咲く。” それ程プロポーションに自信の無い人でも夏の暑さが羞恥心を麻痺(まひ)させてくれます。プロポーションはそれ程気にする必要もありません。個性ある容姿を好む男は必ず存在するからです。 編者にとってのビキニ的(衝撃的)な経験は南の島の浜辺での出来事です。当時高校生だった編者はたまたま水着さえも身につけない女性を撮影する現場に遭遇(そうぐう)しました。その姿はあまりに衝撃的でしたが、そこで遠巻きに数人の子供たちがひざを抱えて座り、その撮影の様子を眺めていたのが印象的でした。何とも開放的であり、微笑ましくもありました。 ビキニの魅力は世間が認めるギリギリの開放感を与えてくれることでしょうか?これは夏の暑さが与えてくれる恵みかもしれません。 -2001/6/27 セロトニンと食欲の関係 人は不安を無くそうとするときも、より楽しいことをしようとするときも同じようにそのために行動しようとするようです。お腹が空いた状態というのはひもじいもので、気持ちが良いといえる状態ではありません。なぜなら空腹は栄養失調になってやせ細り、死んでしまうのではないかという古来からの経験からそれを防ぐために与えられる不安というマイナスの感情だからです。そんな時に口喧嘩になってらそれはだれのせいかといえばきっと古来からの遠い先祖のせいなのでしょう。勘違いして相手を責めてしまうことがよくあります。
その不安を取り除くために何かを食べることになります。まずいものを食べても空腹は満たせますが、欲張りな人間がそれで満足するはずがありません。より美味しいものを食べて安心感だけではなく幸福感まで味わおうとします。食欲を満たすためにしてはあまりにも美味しいものが多すぎるといえます。
ところが脳も黙ってはいません。神経を伝わってやってくる満腹だという信号を受け取るともう食べる必要が無いよということを伝えるために海馬と呼ばれる感情をつかさどる脳の一部分にせっせとそれを伝えようとします。ところが神経は全身に張り巡らされているようでいて実は途中で幾つも切れていて繋がってはいません。繋がっていない神経細胞と別の神経細胞との間でその受け渡しのために活躍するのが神経伝達物質と呼ばれるものです。
とくに満腹感を伝えるためにセロトニンという伝達物質が使われている言われています。セロトニンの量を増やすことで満足感を感じるようにしていると言われています。満足すればもう人はそれ以上動こう(食べよう)とはしなくなります。
ところが脳はこれで自分の役目は終わったと思ってもそれではすまない場合があります。空腹以外の不安が大きい場合はそれでも満足できなかったり、別の理由でセロトニンの量が足りない場合は食べ続けることになることもあります。そうするとどうなるかと言えば体質にもよりますがたいていは太りすぎてしまいます。
太り過ぎを防ぐには元々の原因を取り除くのが一番ですが、どうしても上手く行かない人のためにこのセロトニンの働きを長続きするように働く物質が新しい薬を認可するアメリカの米食品薬品局という役所で使い方を限定したうえで肥満治療薬として認可されています。
こうした薬は本来は体の中で自然に働くべきメカニズムに手を加えることになるためその使い方には注意が必要です。効果を上げようとしてついつい薬を飲み過ぎて副作用を招くため、どうしても医師の指導が必要だと思います。残念ながら一番安心できるダイエットの方法は皆がよく知っている適度なカロリー摂取と無理のない運動という地道な方法なのだと思います。
-2001/3/31
70キロ減量のダイエットに成功した人の話 以下はさらにあれから4ヶ月後の彼のその後を追ったレポートです。
何をどれだけたべればいいのか?) 食えなかった時代を経験した人は「きちんと食べないと元気がでない。」と教えてくれます。栄養素が不足がちだからと栄養補助食品を薦める人もいます。その製造販売に従事する人は特に熱心で、「ビタミンが足りない。足りなければこんな病気になる。」と説きます。それでも何とか栄養不足にならないように気を使っているのに病気がちであったり、アレルギーを持っていたり、まだどの栄養が足りないのだろうとあれこれ探し回ります。病院に行ってもなかなか治りません。
水の製造販売に従事する人や健康法を説く人は粗食を薦め、アルカリイオン水、酸性水、深層水、天然塩水、そしておしっこまでをもその有効性を主張します。
また一方では断食療法を薦めるお医者さんもいます。ここでもやはり水の重要性が説かれます。空腹を味わうことが現代の栄養過多の時代には必要であり、これによってアレルギーが治ったという話も聞きます。
朝ご飯の重要性を説く人は米やパンやシリアルの食品を提供する人だけではなく、健康に関わる仕事に従事する人たちの言葉と共通しています。たしかに朝ご飯はその日に使うカロリーを供給するから有用だということは体験的に理解はできるがなかなか食欲も時間もありません。
美味なる料理への誘惑も絶ちがたく断食や粗食がその効果はともかく現実的かどうかは疑問が残るところです。そこで編者は最近、素材そのものの味をじっくり味わうことにしました。大根や人参やキャベツを生のままで食すとそれぞれに味わいがあることが分かり、それならちょっと味をつけるだけでも美味いと感じます。そして舌の感度を上げるため出来るだけ味の無い水を飲みます。とりあえずはこのへんから始めるのが良いのかもしれないと思い始めました。
-2001/2/27 |
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