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福岡市内の菓子店を緊急検査へ 船場吉兆の偽装で
このニュースのトピックス:食の偽装
船場吉兆(大阪市中央区)が福岡市の百貨店の自社店舗で消費期限のラベルを張り替えた菓子を販売していた問題で、福岡市食品安全推進課は29日、市内の菓子販売店に対し、偽装表示など食品衛生法に違反する事例がないか、一両日中に緊急立ち入り検査を始めることを決めた。
同課によると、船場吉兆のように、百貨店や大型スーパー内に菓子メーカーが設けた販売店を優先的に検査する。約50人態勢で実施し、1カ月以上かかる見込み。
消費期限などの日付の記載に問題がないか、消費期限のラベルの張り替えが行われていないかなどを調べる。
消費期限を表示するのに製造所段階で外装に日付を直接印字するよりも、張り替え可能なラベルを用いる方が偽装が容易にできることから、同課は、ラベルを使用している菓子を重点的に調べる方針。