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<火と氷の島 アイスランド>
ヨハン・ヨハンソンの世界


■ 日時 : 7月10(火)、11日(水)19:00
■ 会場 : 日本科学未来館 シンボルゾーン (→地図)
■ チケット : 全席自由:¥5,000



アイスランドのアート・シーンを牽引する鬼才ヨハン・ヨハンソン。
クールで熱い音楽と映像が織り成す独自の世界

<火山と氷の島 アイスランド>
ヨーロッパ最西、一部が北極圏にかかるアイスランドは、103平方キロメートルの面積をもつEUで2番目に大きな島国。9世紀にノルウェーを中心とした植民者により建国され、930年には世界最古の民主議会アルシンギが開催された。植民者はアイルランドやスコットランドに立ち寄り、ケルト系の住民を連れて来たことにより、アイスランドの言語や文化は北欧だけでなくケルト文化の影響も受けおりアイスランド人の名前やその外見にも表れている。日本同様漁業が盛んで、地震と火山があることから各地に温泉がある一方で、氷河、大地の割れ目、オーロラ、白夜などの自然環境を併せ持つ。

<アイスランドの音楽界の鬼才>
ビョーク、シガー・ロスなど世界的なミュージシャンが次々と生まれるアイスランド。その中で最も注目されるアーティスト、ヨハン・ヨハンソンは、90年代より、映画や演劇やダンスやメディア・アートとのコラボレーションを積極的に行いながら、ジャンル横断的な作曲・演奏活動を繰り広げている。これまであまり知られることのなかったアイスランドの音楽シーンを描くドキュメンタリーも最近話題になっている。
マーク・アーモンド(ソフト・セル)、ヤキ・リーヴェツァイト(カン)、レティシア・サディエール(ステレオラブ)、パン・ソニック、ハフラー・トリオなど、ジャンルを問わず多くの音楽家と共作・共演を行っている他、世界的に名高い振付家/ダンサーのエルナ・オウマルスドッティルとのコラボレーション(『IBM 1401, a user's manual』等)。シンクタンク、アート・オーガニゼーション、レコード・レーベルと様々な機能を持つキッチン・モーターズの創設メンバーであり、4人のオルガン奏者とドラマー1人というユニークな編成の「マシーン・ロックンロール」バンド、アパラット・オルガン・カルテットの一員でもある。
池田亮司やフェネスなどのリリースでも知られるイギリスのレーベル、Touch からリリースされた2枚のソロ・アルバム『Englaborn(天使の子供)』(2002)と『Virhulegu Forsetar(立派な大統領たち)』(2004)はどちらも世界中の音楽メディアから絶賛される。
ここ数年は、ストリング・カルテットとパーカッショニストを含むアンサンブルでソロ作品の演奏ツアーを行っている。
本年2月には札幌市のモエレ沼公園で「雪に囲まれた人の営み」をテーマにした作品を書下ろし初演した。現在日本で行われているグレゴリー・コルベールのアート・プロジェクト「Ashes and Snow」に曲を提供している。

<“霧の彫刻家”とのコラボレーション>
本公演では、ヨハン・ヨハンソンの音楽とともに、アーティスト中谷芙二子による“霧環境”が観客を包み込む。気象や環境の条件によって刻々と変化する霧を人工的に発生させ、コントロールし、目に見えない空気のゆらぎに形を与える。
地球環境へのまなざしが問われる現代、人工の島お台場であえて最も身近な自然の佇まいを感じ、そこに多様な物語があることを発見する機会となるだろう。



昭和記念公園・霧の森 立川市 / ドキュメンタリー東京 1992
Photo: Sigeo Ozawa ©SHINKENCHIKU



ヨハン・ヨハンソン (キーボード・ピアノ)
マティアス・ヘムストンク (パーカッション・プログラミング)
ヒルドゥール・グドナドッティル (チェロ)
マグヌス・ヘルガソン (ヴィジュアル・アーティスト)
ゲストアーティスト
中谷芙二子 (霧の彫刻家)





全席自由:¥5,000



- アリオンチケットセンター   TEL: 03-5301-0950
  営業時間: 土・日・祝日を除く10:00a.m.〜6:00p.m.

- チケットぴあ   TEL: 0570-02-9999 一部携帯電話と全社PHSのご利用不可
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【中谷芙二子】
札幌市生まれ。霧の彫刻家。雪の結晶の研究で世界的に有名な物理学者である父親・中谷宇吉郎の影響の下、現象を丹念に観察し、自然と呼応することで独自の世界をつくりだす。
1970年の大阪万博「ペプシ館」で“霧の彫刻”を世界で初めて制作して以降、トリシャ・ブラウン・カンパニー公演「OPAL LOOP」(1980)や、昭和記念公園「霧の森」(1992〜)など、人工霧を使った環境、公園、モニュメント、インスタレーション作品などを世界各地で発表している。2005年にはラトビアで「雪と氷との対話」展を開催。なおパフォーマンスと人工霧の共演は、ツトム・ヤマシタ、タージ・マハル旅行団との後楽園コンサート以来36年振りとなる。



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『スクリーミング・マスターピース』

アイスランドには、音楽の遺伝子が息づいている。
これまであまり知られることのなかった、多種多様なアイスランドの音楽シーンを描き出すドキュメンタリーが誕生した。アイスランドの首都レイキャヴィークを中心に、ビョークやシガー・ロスといった世界的アーティストから、日本では紹介されることのないインディーズミュージシャンまで、生のアイスランドの音楽が絶え間なく流れ、私たちを魅了する。北極圏に近い小国から、これほどまでに多様なミュージシャンが生まれるに至った背景には何があるのか。そして、何が彼らを音楽に向かわせているのか———。

監督: アリ・アレクサンダー&イルギス・マグヌッソン
出演: ビョーク、シガー・ロス、ムーム、カラシ、フーファイターズほか

www.screamingmasterpiece.jp

2005 / アイスランド / 87分 / アメリカンビスタ / ドルビーデジタル
英題: SCREAMING MASTERPIECE
サントラ: エイベックス・エンタテインメント(7/4発売)
配給: エイベックス・エンタテインメント

7月7日(土)より
シネクイントほか
全国順次ロードショー






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