●あ行
- 愛は恋より出でて恋より深し
肉親以外の人に対して、恋愛を経ずして愛情を抱くことは神様でなければ難しい。 -2001/2/12 (タイトル作GAIA)
- ありがたい迷惑
迷惑かもしれないと思って頼みごとをする。頼まれた方は嬉々としてそれを行う。それはありがたい迷惑。
-2000/12/5
- アルコール消毒
酒を愛してやまない人々が好んで使う言葉。消毒と思う気持ちが美味くする。
-2000/11/29
- 石橋四兄弟
長男は石橋を叩いて渡る。次男は石橋を叩いても渡らない。三男は石橋を叩いて壊す。四男は石橋をもう叩かない。
-2000/12/17
- 意地の上にも3年
意地から生まれる膨大なエネルギーを使って何かを得るか、それとも失うか。それはあなた次第。
-2000/11/25
- 馬の前に人参
やる気を出す時に利用する手法の一つ。希望が無ければやる気もでない。 -2000/11/24
- おせっかいは成功のもと
要らぬお節介だと言う人ほどお節介を必要としている。ただそのお節介はその人が作っている壁を越えるくらいお節介でなければならない。
-2000/12/1
- おたまが悪い
味噌汁やカレーを注ぐ手際の悪さを怒って”頭が悪い”と言ってはいけない。それはきっと”おたまが悪い”。物が無くなった時、人を疑ってはいけない。それはきっと飼ってもいない猫の”(お)たまが悪い”。 -2001/1/10
●か行
- 我製英語(がせいえいご)
バックミラーは英語のようで英語でない。通じないから英語ではない。そんな和製英語より難解なのが我製英語。日本人でさえ解らないその我製英語には苦し紛れに考えるから思わずぽろりと本音が出る。恥ずかしければ忘れるも良い。”我”が出るから貴重でもある。(タイトル、意味作GAIA) -2001/6/17
- 風邪引き会社
目の前に風邪を引きマスクをした人がいた。”風邪を引くと大変だよな・・・”と思いながら、かかってきた電話に出た。「もしもし、風邪引き会社○○のXXと申します」。”会社ごと風邪を引いているとはお気の毒”と一瞬思ったがそんなはずがない。カブシキガイシャ○○だった。-2005/3/11
- カタメツムリ
食用カタツムリならぬ、別名ウィンクと呼ばれる技。にこやかに片目をつぶると効果絶大。引きつりながら片目をつぶると虫が目に入ったのかと誤解される。手軽に出来る相手へのご褒美。
-2000/12/31
- 近距離恋愛
距離に負けないように想いを膨らませて遠くへ届くように投げる遠距離恋愛。近すぎるがゆえに届きすぎると思わせながら実はちっとも届いてくれない近距離恋愛。
-2001/01/08(titled by GAIA)
- ケムタク
毛虫がたくさんの略。一字違いでこの違い。天国と地獄、天使と悪魔。人が天使から悪魔に態度を変えるときも気持ちの違いはほんの少し。
-2000/12/9
- 継続は疲れ
継続を取り去りたい気持ちが疲れを招き、疲れだけを取り去りたい気持ちは継続を招く?
-2000/12/13
- 恋のぼり
恋という熱い風に胸を膨らませる。吹く方ばかりを向きたがり、風が止むと天を仰ぐ。風は止みつづけることはなく、いつかまたどこからともなく吹いてくる。風が吹くから恋のぼり。
-2000/12/17
- 抗ウィルス剤ニコチン
セキをしながらも煙草を吸い続け、ニコチンが風邪に効くと何の根拠も無い事をつぶやく。抗ウィルス剤はニコチンではなく、それを信じようとする気力だ。-2000/11/29
- 後悔役にたたず
過ぎ去りし過去を悔やんでもやりなおすことはできない。この厳しい現実。だから役には立たない。しかし前向きな思いが徐々に希望を呼び起こすように、後悔は同じ過ちを犯すことの愚かさを教えてくれる。過去を変えることはできないが未来を変えることはできる。 -2001/2/15(タイトル作GAIA)
- 好奇心は失敗の元
好ましいエネルギーを与えてくれるはずの、そして人類の進歩さえも支えてきてくれたはずの好奇心を攻めたくはないし、それが失敗の元だなんて考えたくもない。ところがウィルスはメールに紛らわしくも怪しげなファイルとして添付されて送られてくる。その忍び寄る不幸に好奇心は禁物。「限りある好奇心を大切に!」 -2001/12/17
- 小金持ち(こがねもち)
財布の中にいつもよりちょっと多めにお金が入っている状態。単純な自分はこれだけでも気持ちが大きく、暖かくなる。大金持にはなれなくても小金持ちにはすぐなれる。
-2000/12/14
- 護美山賛歌
すべる袋で頭打つ痛さ。痛さが夢を覚まさせる。もう観念するよと片付ける。
-2000/12/17
- 転ばぬ人の見栄
転んではまた起き、また転んではまた起き上がる。人生七転び八転び。 -2000/11/24
●さ行
●た行
- 棚から景気
世間がどんなに景気が良くなっても、棚から景気は落ちてこない。-2004/6/6
- 食べ残し
人生の美味しいところに一気にジャンプする手法が玉の輿と言われます。 でもそれは美味しいところを食べ尽くした後の食べ残しかもしれません。しかし、それに気がついたとしても残りを美味しく頂くのがマナーです。
-2000/11/26
- 罪を憎まず人を憎む
それは不幸へ向かう超特急。憎しみを心の中に増殖する。それに快感を覚える人はいない。
-2000/12/22
- 手後味噌
我が家自慢の自家製の味噌。自慢のつもりが相手が上手。くやしさ隠せぬ手後味噌。-2001/1/25(タイトル作GAIA)
●な行
- 泣きっ面に柿
新たな不幸を招かないための予防策の一つ。柿がなければお菓子でもケーキでもOK。涙が乾けば先の事も少しは見える。
-2000/12/18
- 21世紀のかたい
各界の論客を集めて行う討論会は硬い。硬過ぎてこころの奥の本音が出てこない。硬い殻を破れないから課題がまた残る。
-2000/12/31
- 能ある鷹は爪を切る
A:爪を切ってしまっては獲物を掴めないではないか?という疑問を持つのは凡人。きっと能ある鷹はその方法さえぬかりないに違いない。
B:ところで鷹はどうやって爪を切るんだ?
A:能ある鷹のことだ、きっと鷹特製の爪切りを持っているに違いない。
B:ところでそもそも何のために爪を切るんだ?
A:きっと爪を隠す必要がないからというより、獲物に痛い思いをさせないようにと考える優しさに違いない。
B:でも最後は食ってしまうんだからなあ。それがよく分からない。
A:その鷹はきっと釈迦の弟子だったんだろう。 -2001/3/27
●は行
- 走りながら考えない
走る前に考えると走れない。走りはじめると考えられない。走った後でよく分かる。それでも走る人生のほうが楽しい。
-2000/12/4
- 微分積分イ〜気分
微分は変化を意味し積分は蓄積を意味する。人はせつなき今に変化を求めそれが行き詰まると過去の自分の蓄積を振り返る。変化も続けば変化では無くなり、変化もその方向によっては蓄積さえもなくなってしまう。でもそうやって右往左往している自分の中にイ〜気分を探したい。 -2001/11/13(タイトル提供nobuさん)
- 貧乏丸出し
貧乏を丸出しに出来る人がうらやましい。普通の人は貧乏になることを恐れて、やりたいことをやれないでいる。
-2000/12/6
- フライド・キッチン
それは恐怖の館。油断がフライドチキンをフライドキッチンに変える。油に包まれるのはチキンならぬ、キッチン。食うものが食われるものに姿を変えてしまいかねない危うさがある。たとえ二度揚げしてカラっと揚がっても食えない、いや食ってはいけない。 -2001/1/27
- プラトニック平和主義
戦争をするくらいならやられる方を選ぶ、という立場をとるのが本来の平和主義。戦争反対を叫んでいても、やられそうになった途端に態度を変えるのがプラトニック平和主義。平和ボケによく似ている。-2003/11/29
-
この言葉が不思議な響きを持っているのは奇想天外な冒険談を語るミュンヒハウゼン男爵こと”ほらふき男爵”が柔らかくゆでたダイコンに練り味噌をつけた”ふろふき大根”をフーフー言いながら食べている姿を想像するせいかもしれない。 -2001/3/9(タイトル作GAIA+)
- 暴飲暴食少なし仁
食い放題、飲み放題。この心地よい言葉の響きに隠された罠。-2000/11/24
- 仏の耳も三度まで
一度言われて目が覚めて、四度目からは耳にタコ。聞く耳持たぬとタコが言う。起きた後ゆえ目覚し要らぬとタコが言う。 -2001/1/25(タイトル作GAIA)
●ま行
- モーニング息子
息子もやはり朝から威勢が良い。声には出さないが力に満ちている。そしてちょっと緊張気味だ。でもそれは若さの象徴。同じくモームスと呼ばれ、同じように希望を与えながら何を考えているか分からない。しかし、大事な息子であることに違いは無い。 -2001/2/6
- もう太りやがって!
「私はそんなに急に太ったりしない。」と気を悪くして怒り出す前に、落ち着いて自分が何をしているのか早く気づいたが良い。もしかしたら、相手の毛布を取っているかも知れない。「毛布取りやがって!」相手はきっとこう言いたかったに違いない。
-2001/6/23
●や行
●ら行
●わ行
- 笑い下戸
下戸(げこ)とは酒の飲めない人のこと。飲み会は飲兵衛(のんべえ)だけのもんじゃない。ちょっとしか飲めない人だって、ちっとも飲めない人だって、その場の雰囲気やちょっとの酒でいよいよ盛り上がって笑いながらパワーアップ。飲まないようにあるいは飲み過ぎないように、注いで笑ってごまかすのが秘訣。-2001/11/13(タイトル作GAIA)
初版作成 2000年(平成12年)11月24日
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