ここのところ寒い日が続き、過去最高の光熱費を記録した家も多いと思います。しかし日本の寒さは序の口。ロシアでは大寒波が全土を襲い、猛烈に寒いようです。ロシアの厳しい寒さを思えば、日本は春のように暖かい。このコラムの狙いはここにあります。
大寒波と言っても、どのくらい寒いのでしょうか?
報道を拾ってみると、モスクワ近郊ではマイナス30度から36度。この寒さで、シベリアでは非常事態を宣言、石油も減産。人々は凍傷になり、飛行機も遅れ、路面が凍結し交通事故も急増。観光客も減り商売にならない。この冬のモスクワでの死者は116人に。
そこで対策として、電力を暖房に回すため広告やライトアップを停止。一部工場への電力供給も停止。さらにロシア国内の消費に回すため天然ガスなどの欧州への輸出を制限。
この寒波の原因はシベリア上空の寒気団にあるようです。日本に大雪を降らせたあの寒気団です。あれから風向きが変わったということでしょうか?日本へくることきは日本海の暖かい海水の上を通るため、湿った空気が雲をつくり大雪になるわけですが、ロシアの場合はそんな海は無く、寒波が直接押し寄せてしまうようです。
寒いロシアの話をすると、日本はまだマシ、という気がしてきます。寒い冬を少しでも暖かくすごすため、マスキング効果を応用してみました。
-2006/1/20
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