色彩心理学による実験から好きな色と性格には関係があることが実証されているようです。ここではそれに編者自身の独自の解説を加えました。当たるも八卦当たらぬも八卦。
- 赤が好きな人は行動的。
まるで消防車のように走り回る。火のように情熱に燃える。恋をすると燃え上がり、裏切られたら最後。相手は火あぶりの刑に。危険なほどに行動的な人の色。
- だいだい色が好きな人は明るくて目立ちたがりや。
全ての色のなかで最も目だつのが実はこのだいだい色。そして実りの秋の色。苦労して育てた果物や作物が実るときの色。だからだれもが収穫を喜ぶ。苦労も忘れて喜び、おすそ分けまでしてしまう明るい人の色。
- 黄色が好きな人は子供っぽい目立ちたがりや。
それはひよこの色。ひまわりの色。交通標識の色。交通安全の色。まだ赤赤と燃える前の火の色。黄色いバラは嫉妬の色。素直であり過ぎるかもしれない人の色。
- 緑が好きな人はしっかりした人。
ミス・グリーンは花や草木が好き。自然が好き。だからこれを壊すものを嫌う。連綿と続いてきた人の歴史に泥を塗るようなことを嫌う。穏やかでありながら、静かな闘志に燃える人の色。
- 青が好きな人はクールな人。
好きな青い空を眺めながら、なぜ空は青いのかを考え、奇麗だと感じながら雲の無いことに寂しさも感じる。自分の愚かさまで知っているため控えめ。ときにそれは人からクール(冷たい)と受けとられがちな人の色。
- 紫が好きな人は高貴なお方。
すみれが好き。尊い人に憧れそれが叶わぬとムチをもって女王様になる。尊き過ぎるがために、人と同じ事を嫌うため孤独との闘いもある。強いかも知れない人の色。
- ピンクが好きな人は明るいロマンチスト。
疑うことを知らず恋に落ち実ることを夢見る。赤くなりきらぬから燃え上がる前の色。純愛が似合い、裏切ることを知らない。ただ知らずとも裏切ることがあるやも知れぬ人の色。
- 白が好きな人はすっきりした人。
余計なものを取去りたがる。新しいノートが好き。洗濯が好き。掃除が好き。新しいことを始めることが好き。もしかしたら潔癖症でありながら三日坊主かもしれない人の色。
- 黒の好きな人はこだわりを持つ人。
黒が他の色を奇麗に見せることを知っている人の色。子供ではない自分を表現したい人の色。玄人はだしの腕を持つことを誇りに思う人の色。
-2001/1/22