家族同士なら24時間話し放題、というサービスがソフトバンクモバイルで始まるそうです。このニュースでいちばん気になったのは、ここで言うところの家族とはどこまでを指すのか、ということでした。
家族というと、たいてい血がつながっていて、同じ家に住んでいたりします。しかしこれだと、24時間話し放題のメリットはあまりありません。”そんなに話したければ、家で話せばいいじゃないか”と思うからです。気になるのは離れて暮らしている場合です。大学や専門学校に通うために離れて暮らしている場合とか、父親や母親が単身赴任している場合などいろいろ考えられます。実際はそれほど話さないのかもしれませんが、「話し放題」には安心感があります。
ソフトバンクモバイルのプレスリリースをよく読んでみると、家族割引を受けるためには、住所が同じか、違う場合は家族であるこを確認できる書類が必要になる、と書いてあります。その書類とは、「住民票記載事項証明書(原本)、健康保険証、登録原票記載事項証明書(原本)など」です。
これはつまり、同居している場合は住民票で、離れて暮らしている場合は健康保険の被扶養者であることを証明できれば申し込みができることを意味しています。ただし、適用は国内通話だけなので、海外に留学している場合は適用されません。
ここで言う家族の定義は、同居または生計を一つにしている人たち、つまり経済的な依存が条件ということになりそうです。
また日本国籍のない外国人でも、「登録原票記載事項証明書」で同一住所であることが証明できれば、家族割引の申し込みができるようです。
これはつまり、たとえ法律的には夫婦であっても、別居していてそれぞれが働いて経済的に独立していれば、もはや家族であることを証明できない、こということになりそうです。
-20007/5/9
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