本日たまたま午後から休みを取り、テレビをつけたところ国会中継をやっていました。参議院の連合審査会と言って今日はすべての大臣が出席していたようです。こうした国会中継は内閣(小泉内閣)に対して各党を代表する議員が質問し、その質問に対して指名された各大臣が答えるという形で行われます。その順番は与党が先で、それが終わると野党が議員が多いグループの順になります。各党の議員の数によって質問時間が決まるため、小さい党の場合は会派というグループを作って少なすぎる質問時間を多くするということをしたりします。
編者が聴いたのは後半だったため共産党、社会民主党、無所属二つからの質問に対して、総理大臣、外務大臣、国務大臣が主に答えていました。
「テロは許せない、報復は良くない」と言う点では各党とも一致しています。ただ、テロを無くそうとするときにどうやったらよいのかという方法において、各党の意見は異なっています。
そしてその方法も短期的な方法と長期的な方法の二つに分かれると思います。各党がどういう方法を考えているのか肝心なところです。
日本の動きだけに限って言えば、残念ながら相変わらず憲法の問題があって、前提の議論に時間を使っています。改めて日本国憲法を読み直したことが有るのですが、そこには戦争放棄や陸海空軍の兵力は持たないと明記してあります。「うちは餃子は出さないと明言しているラーメン屋が餃子を出しているようなもので、それは店の主人が常連に対してそっと行うことです。そんなメニュー破りのコネが好きな日本人らしい憲法です。
もしかしたら、日本人が自分たちの手で憲法を作れるくらいに成熟したら、テロを減らす方法についての議論のためにより多く時間が費やされるようになるのではないかという気がします。
この国会中継はインターネットでも観ることができます。関心のある方は下記のリンクをクリックしてみてください。
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