太平洋に浮かぶ珊瑚礁の島々ビキニ(bikini)で行われた原水爆実験の衝撃。当時、胸と腰をわずかに布で包んだ女性の水着もまた衝撃的で、その後この水着はビキニと呼ばれるようになったと言われています。今年の夏はビキニが流行るそうですがその魅力はどこにあるのでしょうか?
ビキニの語源にふさわしくその姿は衝撃的でなければいけません。男達の目を釘付けにして離さないその姿をさらすためにはそれなりに心と体の準備が必要になりそうです。
夏になると、生まれ持った容姿と日頃の努力によって得られた自慢の体をビキニの水着に包んで披露することができます。そしてそれは男達にとっても歓迎すべき風景です。”春に桜、夏にビキニの花が咲く。”
それ程プロポーションに自信の無い人でも夏の暑さが羞恥心を麻痺(まひ)させてくれます。プロポーションはそれ程気にする必要もありません。個性ある容姿を好む男は必ず存在するからです。
編者にとってのビキニ的(衝撃的)な経験は南の島の浜辺での出来事です。当時高校生だった編者はたまたま水着さえも身につけない女性を撮影する現場に遭遇(そうぐう)しました。その姿はあまりに衝撃的でしたが、そこで遠巻きに数人の子供たちがひざを抱えて座り、その撮影の様子を眺めていたのが印象的でした。何とも開放的であり、微笑ましくもありました。
ビキニの魅力は世間が認めるギリギリの開放感を与えてくれることでしょうか?これは夏の暑さが与えてくれる恵みかもしれません。
-2001/6/27