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●最新コラム
- 電車の泣き声(2007/5/22)
《まだ売店も開いていない初夏の早朝。駅のホームにはこれからやってくる各駅停車のドアの前あたりに、一人か二人が待っていた。間もなくやってきた電車・・・》
- 現金輸送体験記(2004/7/28)
《子供の頃、テレビで現金強奪事件が報道されていたとき、父親がこんな話をした。「そういえば、仕事で三百万くらいの現金を同僚と一緒に銀行まで運んだことがあったが、結構興奮した。」 それ以来、現金を運ぶというのはそういうものなんだろう、と思うようになった。・・・》
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- チャイナドレスの記憶(2004/3/18)
《その日は朝から透き通るようによく晴れ風が強かった。三時過ぎには正座をして坊さんが読む法華経を聞いていた。骨を墓に納める納骨の日に読まれたそのお経は、四十九日が過ぎているので百箇日の仏事として行いますとの挨拶に続いて読まれた。・・・》
- 背中の記憶(2003/10/24)
《帰郷して近くの町に出て道路脇で何かを待っていたある日のこと、十歳ばかり年上の女性が親しげに声をかけながら近づいてきた。こちらは、何度か会ったことがあるようなないようなそんな気がする程度の記憶しかないが、あちらはそうではないらしく、・・・》
- Jの時間(2003/5/19)
《 私がまだ中学校に通っていた頃、Jは酒の入った一升瓶を持ってやってきた。頭にははちまき、顔には笑顔。・・・》
- 我が心の鼻たれ小僧(2002/3/5)
《 君はちり紙を使おうともせず ただたれた鼻を手でふき取っては 笑顔を浮かべる 夢多き少年・・・》
- とげのある木(2001/10/9)
《登ると痛いとげのある木によじ上って得意になっているなんて、なんて馬鹿な奴なのだろうか。しかし、その馬鹿な奴が自分なのだから困る。・・・》
- 頑張り屋の君に(2001/6/5)
《 君は人前では明るくて まるで悩みがないのが悩みかも知れないと 何も知らない人は思っているかも知れない・・・》
- 寂しがりやの大事な人へ(2001/2/28)
《青く澄んだ空を見て淋しいと感じるとき 眩いばかりの日の光さえも落ち込みを誘うとき 私はそばにいて気の効いた言葉をかけてあげることができない それでもそんなあなたを思えば自分も淋しいから
元気になる言葉を探し求めて送り続けたい・・・》
- 強い心と泣かない女(2001/1/10)
《 女に泣かれたら男はどうしたらいいのか分からない。 どんなに卑怯な男でも 女を泣かせたら最低だということは知っている。・・・》
- 白い雪への淡き想い(2001/1/8)
《雨音がさらさらという音に変わるとき 視界に現れるものは白き世界へと姿を変える・・・》
- 空元気というやつ(2001/01/05)
《空元気とは元気印のマークをつけた入れ物。本人は中に何も入っていないと信じている。空元気で周囲の人はその人が元気だと騙される。本人でさえ自分が空元気だったのか本当に元気だったのかだんだん区別がつかなくなる。だから空元気はやめられない。・・・》
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