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所在地

  財団法人 アリオン音楽財団
〒151-0063
渋谷区富ヶ谷1-46-9 オーティビル2F
TEL:03-5465-0755 FAX:03-5465-0766
e-mail:info@arion-edo.org


設立

  1985年9月


設立の目的

  日本の音楽芸術の普及と向上を図るため、若手音楽家に対する顕彰および助成金の授与を行うとともに、質の高い聴衆を育成するため各種音楽会の開催を行い、もって我国の芸術文化の振興に寄与することを目的とする。


事業内容

  1. 若手音楽家の顕彰及び助成
2. 音楽芸術祭の開催
3. 音楽会、音楽芸術に関する講演会等の開催
4. 海外との文化交流等の活動を通じて、音楽芸術の普及と向上を図る


理事長プロフィール

 

江戸京子 (ピアニスト・アリオン音楽財団理事長)
<東京の夏>音楽祭芸術監督

1937年東京生まれ。55年桐朋学園ピアノ科卒業後、フランス政府より後援学生として渡仏、パリ国立音楽院入学。60年同音学院卒業後、渡米し、シカゴ交響楽団と共演、以後アメリカやヨーロッパ、日本の各地で演奏活動を行う。

79年、「演奏家と聴衆の心が通いあう音楽会」を目指し、室内楽鑑賞会の「ムジカ・クラブ」を主宰。85年より毎年<東京の夏>音楽祭を企画、構成。同年、財団法人アリオン音楽財団を設立し、理事長に就任。<東京の夏>音楽祭のほか、作家や学者のレクチャーを組み合わせたコンサート、夜の外出が難しい人のための昼間のコンサートの企画、若手音楽家育成のためのアリオン賞の制定と受賞者の長期的な支援、地方ホールの自主事業のサポート、海外の文化支援など多方面に渡って活動を続けている。

各国の音楽コンクールにも数多く招かれており、86年のチャイコフスキー・ピアノ・コンクールをはじめ、91年ジョージ・エネスコ国際音楽コンクール(ルーマニア)、92年ロン・ティボー国際コンクール(フランス)、95年日本国際音楽コンクール、2001年ジュネーブ国際コンクール(スイス)等多くの国際コンクールの審査員を務める。

文化庁「文化政策推進会議」委員、三井住友海上文化財団理事、朝日新聞文化財団評議員等多くの文化活動団体の役員を務める。

93年京都音楽賞特別賞受賞。
96年ザ・フェニックスホール(大阪)の音楽監督となる。
98年フランス政府から「芸術文化勲章オフィシェ」を授与される。
99年「平成10年都民文化栄誉章」受章。
99年久慈市アンバーホールの館長(芸術監督)となる。
2006年「第56回芸術選奨文部科学大臣賞」受賞。


役員一覧

 
理事長   江戸京子
 
理事   海老澤敏   音楽学者/新国立劇場 副理事長
小林陽太郎 富士ゼロックス株式会社 相談役最高顧問
篠沢恭助 国際協力銀行 総裁
霜山純夫 株式会社アクセル 社外取締役
竹内靖浩 日本証券テクノロジー株式会社 顧問
田中順一郎 三井不動産株式会社 代表取締役会長
福地茂雄 アサヒビール株式会社 相談役
三善 晃 作曲家
 
評議員   上野隆三   上野製薬株式会社 取締役会長
岡崎真雄 ニッセイ同和損害保険株式会社 名誉会長
小澤征爾 指揮者
箱島信一 朝日新聞社 相談役
舩山 隆 東京藝術大学教授
宮内義彦 オリックス株式会社 代表取締役会長
山海 保 株式会社蔵 顧問
 
監事   安 欣治   富士ランド株式会社 代表取締役社長
飯塚十四正 税理士
 
相談役   牛尾治朗   ウシオ電機株式会社 代表取締役会長



財団設立の趣旨

  わが国に西洋音楽が輸入されてすでに1世紀以上、現在日本の主要都市はおろか、人口数千人の小さな村に至るまで、設備の整った立派なコンサート・ホールが建ち、世界中の著名なオーケストラやオペラ、ソリスト達の来日がひきもきらず、一見、ヨーロッパやアメリカ並みの文化国家になったかのように見受けられます。

しかしその実態はというと、真の芸術的水準が問われることは少なく、宣伝効果や、動員力が優先される商業ベースが主流で、これだけ情報網が豊富になった現在もなお、世界的に著名な演奏家であれば内容は問わず、破格の出演料で海外から招き、国際市場を乱して顰蹙を買う例も珍しくありません。

また、どんなに才能に溢れた、将来性のある音楽家であっても、コンクール優勝という肩書がないと、世にでることは難しいのが現状です。

地方自治体のホールに関しては、箱は出来ても、当然事前に準備すべき内容も、運営方針も定かでなく、巨額の税金の投資が、あるべき姿で国民に還元されていないこともしばしばです。

こうした現象は、戦後、日本で開花した才能教育が、世界で活躍する大勢の優れた音楽家を生み出したにも関わらず、同時に行われるべきであった受容側の啓蒙が疎かにされたために生じたギャップを示すものです。

アリオン音楽財団は、この日本独特の状況を踏まえつつ、音楽専門家の耳と知識を存分に生かし、常に国際的な音楽情報を取り込んで、商業主義とは一線を画した、公益法人ならではの事業を展開していきたいと思っております。音楽と、それを支える世界との架け橋となって、受容側の土壌を耕すことに寄与し、多少とも音楽文化の発展にお役に立てればこれ以上の歓びはありません。
理事長 江戸京子


財団名"アリオン"の由来

  "アリオン"は紀元前6世紀頃のギリシャの詩人です。レスボス島の出身でコリントの僭主ペリアンドロスに仕え、ディオニュソス頌歌のディテュランボスを合唱隊歌の形式として完成させたことでも知られています。

南イタリアとシシリアにアリオンは旅行しましたが、伝説(ギリシャ神話)ではシシリアで開催された音楽競技に出場、見事優勝し、コリントへ戻る途中、乗っていた船の水夫達がアリオンの得た賞品や賞金を狙って陰謀を図りアリオンを襲いました。アリオンは最後に歌をうたわせて欲しいと水夫達に懇願します。竪琴を弾きながら唱うとイルカ達が集まって聴き入り、唱い終わったアリオンが無情にも海へ投げ込まれますと、感動したイルカ達が背に乗せて岬まで送りとどけてくれたため、生命を長らえたとのことです。


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