価格：6,090円

'89に発売された当時は、画面の手前、キャラ、遠景、近景が別々に動く多重スクロールが話題となった

　株式会社タイトーは、プレイステーション 2用アクションRPG「イースIII〜ワンダラーズ フロム イース〜」を3月24日に発売する。価格は6,090円。

　「イース」シリーズは主人公アドル・クリスティンの冒険を描いたアクションRPG。'87年にPC版として1作目が登場し、雄大な世界観と個性溢れるキャラクタたちが織り成す冒険の世界は、幅広いファン層から支持されシリーズは現在6作目まで発売されているほどの人気タイトル。どの作品にも共通している、遊びやすいゲーム性はRPGの発展に大きな影響を与え、国内外で発売されたシリーズ累計は280万本以上にも及ぶ。

　シリーズ3作目となる「イースIII〜ワンダラーズ フロム イース〜」は横スクロールでゲームが展開する。「ジャンプ切り」、「下突き」といった従来のシリーズには無かった新要素を導入しており、非常にアクション性が高い作品となっているが、操作は簡単でアクションが苦手な人でも楽しくプレイできるという。

　これらの新要素に加え、PS2版ではストーリーのアレンジや攻撃アクションの追加などオリジナル要素も加わっているので、過去にプレイ経験のある人でも十分に楽しめる作りとなっている。

【スクリーンショット】
PS2となったことでグラフィックも綺麗になり、ゲーム画面も見やすくなった

【ストーリー】
美しい大自然と様々な動物、剣と魔法、魔物が存在する世界。物語の舞台はその世界の北西にそびえたつエルダーム山脈地帯にあるフェルガナ地方 　イースを魔の手から救ったあの冒険から3年近くが過ぎた。アドルは親友のドギとともに各地を旅していた。 　ある日、ドギの故郷フェルガナの不吉な噂を耳にした2人は、フェルガナの地へと向かう。そこで彼らが目にしたのは、モンスターが徘徊し、すっかり荒れ果ててしまったフェルガナの姿であった。 　2人がレドモントの街を訪れたとき、街の入り口で騒ぎが巻き起こる。 　ティグレー採掘場で落盤事故が起こり、その責任者である街の長エドガーが逃げ遅れたのだ。アドルはエドガーを救出するため採掘場へと向かう。 　採掘場の中には、この場所にはいるはずがないモンスターが大量に出現していた。これがたんなる落盤事故でないことを悟ったアドルは、新たな冒険へと立ち向かっていく。

【主な登場人物】
【アドル=クリスティン】	【ドギ】	【エレナ】
19歳の冒険家で「赤毛のアドル」の異名で知られる本作の主人公。 エウロペ地方の名も無き小村に生まれ、16歳で冒険を始める。現在は、以前の冒険で親友となったドギと旅をしている	心優しい元盗賊でアドルの親友。「壁壊しのドギ」の異名を持ち、自慢の腕力で度々アドルのピンチを救う。冒険の舞台であるフェルガナ地方は彼の出身地である	レドモントの街に住むドギの幼馴染。外見に似合わず、気丈な一面を持っている。バレスタイン城の城主マクガイアに、生まれ故郷を滅ぼされたという辛い過去を持つ

【スクリーンショット】

(C)2004 Taito corporation
(C)1989,2004 Nihon Falcom Corporation

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□「イースIII 〜ワンダラーズ フロム イース〜」のページ
http://www.taito.co.jp/d3/cp/ys3/
□関連情報
【2月15日】タイトー、PS2「イースIII」初回限定版
「コレクションスリーブBOXセット」を発売
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050215/ys3.htm
【2004年5月28日】タイトー、PS2「イースIII」初回限定版
「コレクションスリーブBOXセット」を発売
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040528/taito.htm

(2005年3月11日)

[Reported by 志賀康紀]

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