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ハドソン、「天外魔境III NAMIDA」4月14日発売
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タイトー、PS2「エレメンタル ジェレイド -纏え、翠風の剣-」
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週刊オンラインRPGアップデートレポート
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アイディアファクトリー、あの人気コミックがゲームに!
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コーエー、「大航海時代 Online」登録ユーザー10万人突破
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テクモ、PS2「影牢II -Dark illusion-」を6月30日に発売

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ウェーブマスター、「シャイニング」シリーズ
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アイレム、PS2「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット」
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カプコン、PS2「DEMENTO」
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【3月10日】
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ニンテンドーDSゲームレビュー
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使って試してみました! ゲームグッズ研究所
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気になるe-Toy遊んでレポート
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システムソフト・アルファー、憧れのパイロットを目指せ!
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セガ、WIN「PSO BB エピソード4」
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IRI、恋愛SLG「卒業 Next Graduation」
制作発表会&作品発表イベントを開催

3月6日 開催

会場:星陵会館

 株式会社IRIコマース&テクノロジーは、Windows用育成シミュレーション「卒業 Next Graduation」発売記念制作発表会と、制作発表イベント「卒業 Next Graduation 〜私立清華女子中学校 入学式〜」を、3月6日に東京都千代田区の星陵会館にて開催した。

 「卒業 Next Graduation」は、'92年6月に発売されたPC-9801シリーズ用「卒業〜Graduation〜」から始まる「卒業」シリーズの最新作。同シリーズは現在までにさまざまなプラットフォームで20タイトルがリリースされ、累計40万本以上が出荷されている人気シリーズ。最新作となる本作では、初代「卒業」に登場した5人の教え子たちの娘が、再び主人公の教え子として登場する。

 当日は、制作発表イベントに先駆けて、プレス向けに制作発表会が行われたので、その模様をお伝えしよう。なお、制作発表イベント「卒業 Next Graduation 〜私立清華女子中学校 入学式〜」の様子は、同作の初回限定パッケージに同梱されるDVDに収録される予定。


左から櫻井真一氏、六月十三氏、工木大造氏、佐々木伸氏。佐々木氏はこの後の制作発表イベントでも司会を務めていた
 「おたっきぃ佐々木」こと佐々木伸氏の司会で始まった発表会。まず壇上に上ったのは、プロデューサーの工木大造氏、原作者の六月十三氏、音楽を担当した櫻井真一氏。

 まずは、工木氏から同作の発売日が6月10日で、制作発表イベントを収録したDVDが特典として同梱される初回限定パッケージが発売されることが発表された。続いて六月氏は同作について、「『卒業』の新作を考えたときに、『卒業4』ではつまらないなということで、今回は新たに“次の卒業”とした。「卒業1」の5人の問題児たちが時を経て母親となり娘ができて、その娘たちを2代にわたってプレーヤーが育成をし、はたまたお母さんたちとの思い出のことや、お母さんとのラブロマンスがあり、教え子がもしかしたら娘になってしまうといったドキドキなど、シリーズとしてはちょっと異色な存在になる」と語った。

 櫻井氏は、「ゲームの舞台が女学校ということで、清らか、楽しく、明るいをコンセプトに作曲しました。音楽を通して学校生活の楽しさ、躍動感、恋するせつなさ、ときめきなどを感じて欲しい。歴史のあるタイトルなのでプレッシャーを感じつつも、参加できたことを嬉しく思っています」とコメント。

 そして、原作者の六月氏からゲームの紹介が行なわれた。ゲームシステムについて、「いままでは主人公が教師ということもあって、学校内、それも授業がメインとなっていたが、今回は土日には家庭訪問などができるようになっている。母親とのイベントもそこで発生し、もしかすると恋愛に発展することも。また、難易度も高めになっているので、復刻版の『卒業1』と『同2』である程度熟練した人に合わせたゲームバランスになっている」という。

 そして、出演している10人の声優さんが登場し、キャラクタの紹介と抱負、演じての感想などについてコメントしてくれた。

吉原ナツキさん(新井勝美役):勝美ちゃんというのは、私とは正反対のとっても元気いっぱいでエネルギッシュな女の子なので、おいしいものでもいっぱい食べてがんばらねばと思いました。歴史ある「卒業」シリーズに出演するということでプレッシャーもありますが、私も勝美ちゃんと一緒に成長していきたいと思います。
鶴ひろみさん(新井聖美役):久々に新井聖美をやることになり、少しは成長して女性らしくなっているかなと思ったが、まったく変わらなくてホッとしています。大好きなキャラクタなので今後もがんばりたいと思います。

鹿野優以さん(加藤結夏役):結夏ちゃんは泣き虫で引っ込み思案ですが、初めて台本を読んで絵を見たときに、なんてかわいいんでしょうと。自分は前へ前へと行きたいタイプなのですが、おっとりしているのもかわいい。自分にないところを結夏ちゃんから学んでいきたいと思います。
嶋方淳子さん(加藤美夏役):久しぶりに美夏に会えてとても嬉しいです。プレーヤーの皆さんの感想も楽しみにしています。結夏ちゃんは美夏の血を半分受け継いでいるだけあって、100%引っ込み思案というわけではないところが逆にいいなと思いました。

こやまきみこさん(志村もこ役):もこちゃんはメガネっ娘で、おっとりしてるかと思ったんですが、ものすごくしっかりしていて家の家計まで切り盛りするすごい中学生。自分ももっともっとがんばってしっかりして、自分の出せるものを全部出したいと思います。
芳野日向子さん(志村まみ役):まみちゃんを久しぶりにやることになって、当時から10年以上経っていて、同じ声が出るのかなと不安だったけど、ちゃんと出てよかった。もこちゃんは、とってもかわいくラブリーで、持ってかえって食べてしまいたいくらいです(笑)。

植田佳奈さん(高城レイカ役):レイカは、フランス生まれのアメリカ育ちで、7カ国語を話す帰国子女。セリフの中にたくさん英語の単語が出てきたりしたので、辞書を片手にアクセントなどを調べながらアフレコしていました。「卒業」は身内がプレイしていたことから、私自身もCDドラマなどを聴いたりしたこともあり、その作品に出演できることが嬉しいです。
冬馬由美さん(高城麗子役):収録するときにスタッフに注意事項などを尋ねたところ、「いえ、そのままで」と言われて「もうちょっと何か言ってー(笑)」と思ったんですが、無事に収録が終わりました。久しぶりに5人で会えて懐かしいと同時に、娘たちから若さをもらってがんばっていきたいなと思います。

鎌田梢さん(中本梓役):梓ちゃんは、頭脳明晰でとても冷静だけど、虚言壁のある、大人を信用しない問題児です。こんなにかわいげのない女の子で大丈夫なのかなと思って、収録のときに聞いたんですが、そのままでいいのでと言われました。ちょっと変わった女の子になると思いますが楽しみにしていてください。
久川綾さん(中本静役):親の私たちは「卒業」関連でやってきて、5人で会うと懐かしいねと話していたんですが、思い出話をして「私これ覚えてる」と言っても他のみんなは忘れたりしているようなバラバラな5人が、「卒業」を通してひとつひとつのことをみんなで取り組んでやっていたことを思い出しながら、またそれを子供たちにも引き継いでがんばってもらいたいなと思います。


 「卒業」の新作を作ることになったいきさつについての質問には、六月氏が「『卒業4』とかではつまらないし、振り返ると『自分もいい歳だな、もう娘がいてもいい頃だよな』ということで娘という設定を考えました。制作スタッフは、当時プレイしていた人たち、またはアシスタントだった人たちで、開発者がプレーヤーであることから、おもしろいゲームになるでしょう。そもそも『自分自身が老いたな。娘が欲しかった』というところが出発点になっている」と答えると、プレスからも笑いが沸き起こっていた。

 工木氏は「卒業」の今後の展開について、「まだ発売されていませんが、今後も展開する予定であり、第2弾も検討している」という。主題歌については櫻井氏から「声優の皆さんがそれぞれソロパートを歌ったりして、楽しいつくりになっているので、その辺を聴いて欲しい」とコメント。

 そして、工木氏は「卒業」シリーズについて、「最初の『卒業』の頃は13年続くとはまったく考えておらず、気がついたら『卒業』だけで2、3年経っていて、鶴さんから『いつ卒業できるの?』と聞かれたこともありました(笑)。また、キャストの5人によってキャラクタもアレンジされていき、作り手もそれに合わせていったりしながら、メディア展開していくうちに、どんどんと濃いキャラクタになっていった。われわれは“生みの親”と言われますが、役者の5人の方々に育てていただいて、今もなお“母”というキャラクタまで持ってきていただいて、育ての親から母親にという感じです」と振り返ってくれた。

娘役5人の集合写真 母親役5人の集合写真


 引き続き開催された制作発表イベントは、公式サイトで募集した一般参加者300人を招待して行なわれた。娘役5人が「母」をテーマにした作文を朗読する「国語」や、「母親参観日」、「卒業」シリーズを振り返る「歴史」など、おたっきぃ佐々木氏が先生役として学校の授業風に進行。随所に(かなり?)マニアックなネタなどの爆笑トークを挟みながら、母娘での生アテレコや、娘役5人が歌う「卒業攻略法」なども行なわれ、非常に楽しいイベントとなった。

 このイベントの模様は、初回限定パッケージに特典として同梱されるDVDに収録される予定。気になる人は、ぜひそちらを購入して楽しんでいただきたい。

1時間目は「歴史」。「卒業」シリーズの歴史を振り返る 2時間目は「国語」。「母」をテーマにした作文を朗読 3時間目は「音楽」。娘役5人による「卒業攻略法」を披露
4時間目は「母親参観日」。母娘の紹介の後、母親は娘の後ろに立ち、爆笑トークを展開 5時間目は「ゲームの授業」。「卒業」のトリビアネタや生アテレコなどを披露 6時間目は「校歌斉唱」。ファン全員が起立する中、母娘10人全員で校歌を斉唱した


(C)ワンダーファーム・IRI Commerce and Technology

□IRIコマース&テクノロジーのホームページ
http://www.iri-ct.co.jp/
□「卒業 Next Graduation」のページ
http://graduation.jp/
□関連情報
【1月24日】IRIコマース&テクノロジー、WIN「卒業 Next Graduation」
作品発表イベントの参加応募受付を開始
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050124/sotu.htm

(2005年3月11日)

[Reported by 滝沢修]


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