家出中2児「殺した」と自首の父逮捕
群馬県警伊勢崎署は2日、殺人と死体遺棄容疑で、「子どもを殺した」と1日夜に友人に付き添われて自首した同県太田市のアルバイト店員鬼頭厚容疑者(29)を逮捕した。
同署の調べで、伊勢崎市連取町の病院駐車場の軽乗用車から長男大輝ちゃん(1)と長女真由ちゃん(4)の2人の遺体が見つかった。死後数日が経過していた。
鬼頭容疑者は妻(22)とけんかになり、4月21日ごろ、子ども2人を連れて家を出たまま行方が分からなくなっていた。「子どもを道連れに死のうとしていた。ビルや飛び込む川を探し転々としていた」と供述しているという。
調べでは、鬼頭容疑者は4月下旬の深夜、病院駐車場の車内で、大輝ちゃんの口と鼻をラップで覆い窒息死させるなどした疑い。同容疑者は、大輝ちゃんを殺害する前に真由ちゃんを殺害したことも認めている。死因は首を絞められたことによる窒息死だった。遺体はビニール袋に包まれた状態だった。
[2004/5/2/20:11]
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