高知の路面電車が開通100周年
高知市などを走る土佐電気鉄道の路面電車が2日、開通100周年を迎え、同市で記念イベントが開かれた。乗車料を全区間一律100円にし、復元した明治時代の車両やドイツ、オーストリアなどの路面電車も走らせた。
土佐電鉄の路面電車は1904年5月2日、全国で10番目に開通。それ以前に開通した路線は廃線になり、今では18都市にある路面電車の中で歴史の古さ、軌道の総延長(25・3キロ)とも日本一。
イベントは、午前5時55分の始発に合わせ、同市桟橋通5丁目の車庫で出発式。鉄道ファンら約70人が集まり、101枚限定の乗車証明書が配られた。
[2004/5/2/12:41]
写真=開通記念式典を終え、出発する土佐電気鉄道の路面電車(共同)
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